プロジェクトの報告と今後の活動について
「ストリートチルドレンが自立できるよう、学校を卒業させたい」にご支援いただいたみなさまへ
こんにちは、佐藤陽介です。
この度はみなさまから多くのご支援をいただき、クラウドファンディングを成功させることができました。本当にありがとうございました。
ウガンダのスタッフや子どもたちも、たいへん喜んでおり、みなさまに感謝の気持ちを申しております。彼らに代わりまして、私からお礼をさせていただきます。ありがとうございます。
■プロジェクト報告
今回のクラウドファンディングで、目標金額を超えるお金をご支援をいただきましたので、ウガンダのSAVOホームで暮らす5人の子どもたちーアブドゥ・ファハッド・ジョナサン・イブラ・ケビンーが中学校を卒業するまでにかかる学費の目途がつきました。
今後は彼・彼女らが中学校を卒業できるよう、責任をもって、経済面はもちろんのこと、彼・彼女らの生活支援をしていきます。
左からアブドゥ、ジョナサン、ファハッド、ケビン、イブラ
お金はすべてSAVO日本で管理し、毎学期(年に3回)の学費納入時に、必要金額をウガンダに送金します。学費や為替の変動、予期せぬ出費により、資金が不足する場合は、SAVOの自己資金によりお金を補填します。また資金が余剰する場合は、SAVOの他の子どもの学費として使わせていただきます。
■子どもからの手紙
以下に、子どもの1人であるケビンからの手紙を掲載させていただきます。
学校に行けることの喜びや感謝の気持ち、将来について書かれています。
〔日本語訳〕
支援者のみなさま
みなさまに心よりご挨拶をさせていただきます。
私の名前はナシワ・ケビン、SAVOホームに暮らしています。今17歳で中学校3年生です。
この場を借りて、私の学費に対するご支援に、感謝の意を表します。
私を学校に行けるようにしてくださったこと、たいへんありがたく思っています。アフリカでは多くの子どもがこのような機会を得ることができません。私はウガンダのこうした子どもたちの中に自分がいないことを、とても嬉しく思います。これはすべてみなさまのご支援と働きによるものです。
大人になったら、私はソーシャルワーカーなりたいです。私は一生懸命勉強することを約束します。そしてみなさまに満足いただける人になります。
ご支援ありがとうございました。みなさまの働きに全能の神のお恵みを。
■収支報告
プロジェクトの収支は以下の通りです。
子どもたちの中学校卒業まで確実に資金を管理し、使用させていただきます。また資金が不足する場合はSAVOの自己資金を使用し、余剰する場合はSAVOの他の子どもの学費として使用させていただきます。
収入:1,689,000円
・Readyforクラウドファンディング:1,689,000円
支出:1,689,000円
・学費:1,410,000円
(内訳)
イブラ(中4) 90,000円/年×1年分=90,000円
ケビン(中3) 90,000円/年×2年分=180,000円
アブドゥ(中1) 90,000円/年×4年分=360,000円
ジョナサン(中1) 90,000円/年×4年分=360,000円
ファハッド(小7) 60,000円/年×1年分+90,000円/年×4年分=420,000円
SAVOの他の子ども 56,052円
・Readyfor手数料:222,948円
※学費は中学校1年分が約90,000円、小学校1年分は約60,000円です。金額の端数や今後の変動につきましては、SAVOの自己資金で負担いたします。
■リターンについて
ご支援いただいたみなさまには7月中にメールにてリターンを送付させていただきます。また3万円以上のご支援をいただいた方には、メールに加えて郵送でリターンを送付させていただきます。今しばらくお待ちください。
SAVOの手作りクラフトがウガンダから届きました。該当するみなさまには郵送でお送りいたします。
■今後の活動について
SAVOの活動の目標は、子どもたちを自立した大人に育て、SAVOホームから巣立たせることです。ですので、子どもたちの中学校卒業はその通過点でしかありません。中学校卒業後は、それぞれの子どもの関心や個性・技能に応じて、将来の自立に向けて職業教育や高等教育を受けさせる必要があります。それには当然お金がかかります。
またSAVOには今回の5人の子ども以外にもスポンサーのいない子どもがおりますし、地域に目を向けると、まだまだ悲惨な環境に置かれた子どもたちはたくさんいます。私たちはそうした子どもたちにも、可能な範囲で支援をし、ウガンダの子どもたちが生きる環境を少しでもよくしていきたいと考えています。
ですので、私たちはこれからも継続して資金集めをしていく必要があります。みなさまからは今回たいへんあたたかいご支援を頂戴しましたが、今後も引き続きご支援をいただければ幸いです。
SAVOの活動は随時ホームページに掲載しております。お時間のある時にご確認いただければと思います。
今後、再びクラウドファンディングを行う際には、メールやReadyforの新着情報で発信させていただくかもしれません。その際はよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
SAVOのウガンダ人スタッフであるエバリン(右)とジョセフ(左)及び子どもたち(中)
SAVO 佐藤陽介