
【対談リレー#1】金理事長×重城先生(プロジェクト発案者)
皆様こんにちは。西新井病院クラウドファンディング事務局です。温かいご支援、心強い応援のコメントを、ありがとうございます。
皆様からの大きなご支援のおかげで、85%に到達することができました。
引き続き、第一目標の200万円の達成、第二目標の1,000万円の達成に向け、頑張ってまいりますので、温かいご支援をお願いいたします。
さて、本日から、対談リレーをご紹介していこうと思います。
第一弾の本日は、今回のプロジェクトを発案された重城先生と、二つ返事で認可をした金理事長の対談です。
▼ 目次
|"患者さんはご家族"。その真意は
|コロナとの闘いの中での葛藤
|クラウドファンディング挑戦の決断
|温かいご支援を受けたその先とは
|"患者さんはご家族"。その真意は
重城先生:それでは先生、よろしくお願いいたします。
金理事長:よろしくお願いいたします。
重城先生:今日はまず、西新井病院がこれまで67年間、地域医療に密着してやってこられて、先生が「患者さんはご家族」をキャッチコピーとして挙げられていますが、その意味を噛み砕いて教えていただいてもいいですか?
金理事長:地域医療の原点は、生まれ育って死ぬまでその地元と繋がっていることですよね。家族を血縁とするのであれば地域は地縁になります。地縁と血縁は人生の中では重なり合っていると思います。
血縁だから大事、地縁だから大事というものでもない。地縁と血縁は地域医療の現場では同じ意味をさすと思います。患者さんを見たときに、「自分の家族だと思ったらどうする」と常に問うていますし、職員にもその気持ちを持ってもらっています。
|コロナとの闘いの中での葛藤
重城先生:私は、お隣の循環器のハートセンターで働かせていただいているのですが、西新井病院でしっかりコロナの疑いの患者さんを検査していただける体制があるということで、とても安心して診療に当たれるし、患者さんも安心して治療を受けていただけているかなと思っています。
一時期は、足立区の30%もの患者さんのPCR検査を担ってらっしゃったということですけれども、大変だったこと、スタッフから悲鳴が上がったことなどはありましたか?
金理事長:人は皆怖いものは怖いんですね。私自身もそうですし、特別な人はいません。みんな怖いものは怖いんです。でも、恐怖心に打ち勝つというものではなく、やらなければいけないという義務感というか使命というか、そんな感情の元、頑張ってきました。
うちの職員もそうですが、医療従事者はドゥーティーとして、自分たちの職務をやっていくと、大抵のことはできちゃうんですね。ただ、恐ろしいのは、テレビでも言われているように風評被害。PCR検査を行なっているがために、いじめだったり嫌がらせだったり。
うちの病院では、あまり今回はそのようなダメージは少ないですけれど、うちの職員が、心無い方からの被害に合わないようなことを大事にしていました。
|クラウドファンディング挑戦の決断
重城先生:そのような中、大量の離職者が出ることもなく、地域の患者さんの安心安全に今でも貢献できていると思うのですが、この状態をさらに維持する、広めるために、今回私が、クラウドファンディングで皆様からご支援をいただいて、リモート外来、換気システムを拡充することをご提案させていただいたときに、二つ返事で、「やっていいよ」とおっしゃっていただきましたが、先生の中でご不安やご懸念点はございましたか?
金理事長:Withコロナの時代ですから、リモートに関しても、オンライン診療に関しても、将来的には絶対に必要なアイテムだと思います。患者さんにも、我々にとっても、リーズナブルに、使いやすい方法だと思います。
そのため、大賛成でした。ただし、この「(タブレットという)不完全なツールが全て」と勘違いしたら、患者さんにも我々にとっても不幸になってしまう。そのため、いいものをいい形で、その特性を生かして使うということを大事にしたいと思っています。
間違って使用してしまうと、悲しい結果になってしまいます。患者様の命に関わる問題において、不幸が起きては取り返しがつかないことになります。その点においては、慎重にしなくてはいけないと思います。
|温かいご支援を受けたその先とは
重城先生:私たちにとっても、クラウドファンディングへの挑戦は初めてだったのですが、ご支援いただいた方の大部分も、ご支援が初めてということでした。しかし、ありがたいことに、すでに1週間で、100人を超える方に温かいご支援をいただいております。
ご支援をいただいている方への想い、ご支援を受けての意気込みをお願いいたします。
金理事長:ご協力、ご賛同いただいている方々に感謝を申し上げます。本当に、ありがとうございます。日々の医療の現場は、ドラマで見るような、綺麗で、かっこよくて、素晴らしいということはほとんどありません。実際には、少し言い方が悪いのですが、3K、4K、5Kと揶揄されるように、「汚い、きつい」ということは避けて通れません。
うちの病院では、地域の中で、そんな厳しい現実を見て見ぬ振りをせず、「できること」を続けてやっていく努力をしています。しかし、そためには、通常の医療保険システムではなかなか難しい状況にあるんです。
通常の医療保険システムではない部分では、自費診療システムが考えられますが、足立区は生活保護を受けられている方も大勢いらっしゃいますし、自費診療システムが成り立つようなエリアではありません。
こういったエリアで、地域の方達に、良い医療などをできるだけ提供していこうとする、医療だけでなく生活の相談にも乗らせていただくようにすると、医療保険の枠組みの中だけではなかなかできない。
そういった面も踏まえて、今回のクラウドファンディングは非常に良い試みだと感じています。
ご支援者様からのお気持ちを大切に、少しでも困っている人たちにお力を添えて行けるように、努力していきたいと思います。
重城先生:12月の11日まで、期間はありますが、引き続き金理事長先生と一緒に、皆様のご支援をいただきながら、地域の患者さんにより良いシステム、新しい時代のシステムを使いながら次のステージに進んでいければと思いますので、ぜひ引き続きよろしくお願いします。
金理事長:よろしくお願いします。
リターン
10,000円
10,000円のご支援
・お礼のメール
・活動報告書
- 支援者
- 131人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
30,000円
30,000円のご支援
・お礼のメール
・活動報告書
・HPにお名前記載(ご希望者のみ)
- 支援者
- 32人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
50,000円
50,000円のご支援
・お礼のメール
・活動報告書
・HPにお名前記載(ご希望者のみ)
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
100,000円
100,000円のご支援
・お礼のメール
・活動報告書
・HPにお名前記載(ご希望者のみ)
・院内ポスターにお名前記載(ご希望者のみ)
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
300,000円
300,000円のご支援
・お礼のメール
・活動報告書
・HPにお名前記載(ご希望者のみ)
・院内ポスターにお名前記載(ご希望者のみ)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
500,000円
500,000円のご支援
・お礼のメール
・活動報告書
・HPにお名前記載(ご希望者のみ)
・院内ポスターにお名前記載(ご希望者のみ)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
1,000,000円
1,000,000円のご支援
・お礼のメール
・活動報告書
・HPにお名前記載(ご希望者のみ)
・院内ポスターにお名前記載(ご希望者のみ)
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
3,000円
3,000円のご支援
・お礼のメール
- 支援者
- 53人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月