戦没学生の音楽作品よ、甦れ！いま戦争の記憶を語り継ぐ

ご支援者の皆さまへ

　本日5月7日(木)、クラウドファンディングの支援金額が100万円を突破しました。今、新型コロナウイルスとの闘いが続く中、私たちにとって思いがけなく早いスピードです。これもひとえに皆さまの「戦没学生のメッセージ」プロジェクトへの熱いご期待の表れであり、私たちもより一層気持ちを引き締めて、コンサートの実現に向けて準備を進めていく所存です。

　ただ、新型コロナウイルスによる感染症の広がりは予断を許しません。隣国の韓国などではロックダウンが終了し、経済・社会活動が再開されましたが、それは強い制限のかかったものです。日本でもPCR検査の数が絶対的に足りないという問題点はあるものの、感染者は減少傾向にあるように見えます。東京でも、6月には「緊急事態宣言」が解除され、一部経済活動が再開される可能性はあります。

　しかしだからといって、すぐに感染拡大前の日常生活に戻れないのは自明のことです。私たちにとって初めての体験であり、どうやって日常を取り戻していくか、まさに手探り状態と言えます。コンサートにしても、仮に開催できたとしても、たとえば極端に入場制限をしなければならないといったようなことも考えられなくはありません。

　いずれにしろさまざまな状況をよく検討して、8月7日(金)の開催可否を判断いたしますので、どうぞご理解のほどお願い申し上げます。なお、以前から申し上げているとおり、仮に当日に開催できなかったとしても、コンサートそのものは必ず実施するという方針には変わりありません。

　最後になりましたが、皆さまにおかれましてもくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

「戦没学生のメッセージ」プロジェクトリーダー　大石　泰