ベトナム中部台風による甚大な被害を被った少数民族村の物資支援

▼自己紹介

 

私はベトナム中部フックソン県での日本人との国際結婚第1号。

外国人としては第2号になります。

 

家族とフックソンのご紹介をします。

 

私の妻の実家はベトナムのお父さん、お母さん、4人姉妹と1長男と少数民族村の養子1人

そして鶏が120匹、豚が10匹、猫が2匹、犬が2匹おり、家族はパルプの木の栽培

で生計を立てています。

家畜や栽培での生計は天候や動物のインフルエンザ等の病気にも左右され安定はしませんが

そんな状況の中でも20数年来フックソン県の少数民族支援を行ってきた家族になります。

 

 

 

 

家族と少数民族の接点のきっかけ

家が少数民族村の集落にあることもあり16年前お母さんがいつものようにバイクで仕事先に向かっていると生まれて間もない赤ちゃんを抱えた少数民族が立っていました。

赤ちゃんは服もなく母親に抱えられ、栄養不足のせいか衰弱しているように見えました。

お母さんはいたたまれなくなりその赤ん坊を養子として迎える事にし相手方の家族も養うお金が

無いという事で了解を得ました。

それがラム君(写真　右から6番目）で私の義兄弟にあたります。今では一緒に渓流に行ったりサッカーをしたりとたくましく育っています。

 

 

 

フックソン村家族紹介

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

現在もフックソン県では約300世帯2000名の少数民族が家を失い現在確認されているのは20名の方が亡くなられています。自治体政府はインフラ修復に総力を挙げている状況になります。

 

 

 

 

 

※プロジェクト紹介での写真では刺激が強いものや衝撃的な写真は配慮し省いています。

実情は言葉では語り切れないほど悲惨な状況になっております。

 

 

 

▼行き届かない支援

現在民間の支援ではインスタント麺や水などの小規模のボランティアが活動しています。

ベトナムで一番貧しい最貧困地域に指定されているこのフックソンでは少数民族のスマホ普及率が

著しく低く、情報格差の為自らSNS等で実態を伝えることができず、また災害支援の予算も少ない事が
理由にあります。

 

 

 

▼少数民族村の収入源

放牧や農業が主な収入源になりますが自分達で家畜や農園を持っている家族はごくわずか。

完全失業率も非常に高く、季節になれば収穫にかり出されます。

また家庭の事情から子供たちの4割は小学校へいけません。

フックソン少数民族村は認知度の差から海外からの支援も今までに一度も受けたことがありません。

今回の災害ではわずかな収入源も絶望的な状況です。

 

 

 

 

▼家の修復

みなさんは驚かれるかもしれませんが、ほとんどの家の修復は各自で建材を調達し自分たちで立て直します。その修復にかかる費用も自分たちで調達しなければなりませんが見通しは立っていません。

 

 

 

▼現在の状況

 

※棺を自分達で作成しています

 

 

※洗濯の状況

 

`※10名‐20名の子供が両親を失いました

現在も死者は増加中

 

 

※道や道路が決壊し孤立した集落に物資を届けているところ

 

 

▼2か月後でも支援が必要とされるもの

住まいの建設または補修、お米や水、衣類そして子供たちの文房具用品になります。

 

 

▼プロジェクトの内容

一家族でも多くのフックソン県の少数民族に物資を届ける事が最大の目的になります。

その為、募集期間は25日間とさせて頂きさらに早めに入金されるオプションを選択しております。

 

1月に入ると収穫もなく寒い時期に入ります。

一人10kgのお米とそれらを運搬するお金にすべて使用します。

物資は私を含めた家族が一軒づつまわり責任をもって届けます。

現在はインスタント麺の支給を行っていますが数も少なくお米の配給の計画はありません

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

フックソン村は潜在的な観光資源が豊富にあります。

 

ヌックラン渓流

 

 

 

ヌックチェー川

 

 

名も無き憩いの滝　

 

 

 

ベトナム戦争時爆撃でできたセーバイ湖　

 

 

 

ホーチミンルート沿いのラオスが側に位置しており東西回廊では大きな役割を果たしています。

ベトナム戦争時にはパラダイスシティと言われ現在でも黄金がとれます。

 

※矢印をした場所がフックソンです

地図はgoogle map より引用

https://www.google.com/maps/place/%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0+%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%A0%E7%9C%81+%E3%83%95%E3%82%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3%E7%9C%8C/@15.683249,108.1071281,8z/data=!4m2!3m1!1s0x316a3d2eaa08b553:0xf7bd882c2bb82d56?hl=ja

 

 

 

資源を活用するというのは遠い未来の話かもしれませんが、まずはフックソン村の将来を担う方々の支援をいち早く可能にできるよう物資の支援に取り組みたいと思います。

 

 

▼補足

有限会社玉田ベトナムは現地政府が発行する許認可登録に基づいて活動しております

 

※コロナウェルスの影響によりプロジェクトもしくわリターンに延期や遅延が発生する場合がございます。

 

 

【プロジェクト終了要項】

 

寄贈するもの    
300世帯へのお米

 

寄贈個数    
お米10㎏×2,000名の冬を乗り越える最低限の支援

 

寄贈完了予定日    
2021年1月末予定

 

寄贈先    
ベトナム社会主義講和国クアンナム省フックソン県の被災した少数民族約2,000への寄贈

 

その他    
本クラウドファンディングで実施するプロジェクトの履行に必要な現地法人許認可・運搬車両手配資格等はすでに取得済みです