支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 2人
- 残り
- 29日
応援コメント
プロジェクト本文
自己紹介
龍泰寺住職の雲山智行と申します。
龍泰寺は曹洞宗に属し、平安山と号します。本寺は、『五州二島の太守五国二島(筑前(ちくぜん)、筑後(ちくご)、肥前、肥後、豊前(ぶぜん)、壱岐、対馬)を領した』龍造寺隆信が少弐氏の居館(きょかん)跡(あと)に永禄6年(1563)に建立、寺名は「龍造寺安泰」によるもので、龍造寺氏とくに村田氏(龍造寺本家)と深い関わりのある寺院として知られています。また、本寺は、佐賀七賢人の一人、大隈重信の菩提寺です。大隈侯は、二度内閣総理大臣になり、偉大な政治家として国会議事堂に銅像があります。更に、早稲田大学の創設者でもあります。
大隈侯が眠るお墓の修繕をきっかけに、幅広い世代の方に寄り添う場をつくりたい
佐賀の歴史・文化と大隈重信侯の想いを未来に引き継ぐため、共に歩みを進めましょう 日本には、長い歴史の中で先人たちが大切に守り続けてきた寺院や文化遺産が数多く存在します。そうした場所は、ただの建造物ではなく、過去から未来へと繋がる心の拠り所です。龍泰寺もその一つとして、皆さんの寄り添う場であり続けたいと思っております。 平安山 龍泰寺は、佐賀県にある曹洞宗の寺院です。戦国時代に活躍した名将・龍造寺隆信によって創建され、その後も鍋島直正など、佐賀藩の名君たちが関わり、支えてきたお寺です。さらに、佐賀藩出身の政治家であり、近代日本の発展に大きく寄与した人物・大隈重信侯とも深い縁がありました。大隈侯は1917年(大正6年)に自ら墓地の改装を行い、さらには龍泰寺本堂の建て替え費用を全額寄付する形で、先祖や故郷佐賀への感謝の気持ちを示しています。 100年以上の長い年月が経ち、大隈侯が眠る墓地は老朽化が進んでいます。雨風による地盤の変化で、墓石の傾きも見られ、再び修繕を必要とする状態です。大隈侯の墓地修繕は、人々が寄り添い、共に未来を見つめるための「場」を作り出すものでもあります。墓地の修繕で大隈侯が遺した精神と歴史を未来に繋ぐのと同時に、龍泰寺を今まで以上に皆さんが寄り添える「場」にしたく、プロジェクトを立ち上げました。
龍泰寺の過去・未来・今
ご覧いただきありがとうございます、住職・雲山智行です。龍泰寺は、地域に根差し、多くの歴史的関係者の縁を持つ場所でありながら、今では時の流れと共に少しずつその姿を変えつつあります。 お寺は本来、地域の拠点としての役割を担う場でした。寺子屋として子どもたちが教育を受けられる場であり、困ったときに駆け込む場であり、地域の人同士をつなぐ場でもありました。しかし、時代が変わり、皆さんがお寺に足を運ぶ機会はかなり少なくなっています。 私が龍泰寺に来たのは8年前。地域の方と関わりを深めたいと、自治会の方と手を組んでラジオ体操やバーベキュー、防災訓練、餅つきなどを行う場として、皆さんにお寺に来ていただいていました。しかし準備や運営の人手が足りず継続ができなくなり、なくなったものも多いのが現状です。 このままいくと、次の住職にバトンを渡す頃には龍泰寺がどうなってしまうのか心配でなりません。佐賀県の偉人たちとも関わりのあった歴史のある龍泰寺を守っていくためには、人々との関わりをつくり続けていくしかありません。そのためには、さまざまな方法で龍泰寺について皆さんに知って、関わっていただくことが必要です。
文化・歴史を守るための墓地修繕
墓地や寺院は、地域の人々が集う場所であり、私たちの文化の象徴でもあります。しかし、長年の風雨や地盤の沈下など、自然の影響を受けやすいため、修繕をする必要があります。特に歴史のある場所・多くの方が訪れる場所は、いつでも整った状態で故人をしのべる場にしておきたいものです。 龍泰寺の墓地も例外ではありません。特に、今回修繕を行う大隈重信侯の墓地は、彼が大切にしていた「去華就実」(表面的な華やかさより、内面的な充実を重視する)の精神と生涯をかけて行った偉業を、未来に繋げる象徴的な場所です。大切な文化財を守るために行動すべき時期が、今来ています。
クラウドファンディングで、寄り添うきっかけを増やしたい
リアルでは知り得なかった方とも繋がれるのがインターネットの良さ。人と人をつなぐきっかけを増やすために、インターネットを使わない手はないと考えています。 現在、各種SNSで発信活動を行ってはいますが、見てくださっている方は少数です。知っていただくきっかけを増やしたい想いもあり、今回のクラウドファンディングに踏み切った経緯もあります。龍泰寺の存在を知り、足を運んでくださる方を増やすことは、未来の人々が寄り添う場づくりにも繋がるはずです。 コロナウイルスの流行以降、オンラインで完結するコミュニケーションは増えています。一方で、リアルな出会いや、心が通い合うやりとりは減っているように思います。皆さんの寄り添う場として龍泰寺は、リアルな出会いや、心が繋がるきっかけを増やしたいと考えています。地元・佐賀県の皆さんや、早稲田関係の方はもちろん、内閣総理大臣を二度も務めるなど、日本を代表する偉人・大隈侯の菩提寺という立場からも私達は、ただ待っているだけではなく、積極的につながれるきっかけをつくるべきでしょう。繋がれた方への恩に報いて心をはぐくみ、人と人との間に拠り所をつくることは大隈侯の教えでもあり、しのぶ上で大切なことだと考えています。
目標金額 50万円
支援金の用途
皆さまからのご支援は全額、墓地の修繕および清掃に充てられます。クラウドファンディングの手数料やその他の諸費用は寺院が負担しますので、寄付いただいた資金はすべて墓地修繕に使わせていただき、想いを未来につなぎます。
お寺のクラウドファンディングの捉え方
賛同してくださる中には、ご自身は宗派が違う方、別の宗教を信仰している方もいらっしゃることでしょう。とはいえ、皆さん観光などの際には宗派問わずお参りをして、御朱印を受けたりお賽銭をいれたりしていらっしゃる方が多いことと思います。今回のプロジェクトへのご支援は、御朱印やお賽銭のように捉えていただくのがよいと考えております。 お寺というのは、敷居が高いと思われがちな場所です。檀家さんなどとも話していてもそういった声があります。お寺や僧侶に対して皆さんが敬意をもって礼儀正しく接してくださるのは大事なことだと捉えていますが、今の社会においては取っつきにくく、接点をへらす原因になっているように感じます。 とはいえ、敷居を下げればいいものではないのが難しいところなのです。法要などの際にくだけた言葉遣いをするのはやはり違います。考えた末、敷居の高さを取り払うべくSNSではXとインスタグラムのみ、フランクな関わりを心掛けているところです。クラウドファンディングも、かしこまって固く考えていただく必要はございません。「少し気になって、応援しようと思いました」という方も歓迎しております。
「寄り添う場をつくりたい」住職の想い
大隈侯は1917年(大正6年)5月21 日に、龍泰寺で講演を行い、次のように語っています。 「私が今日の地位にあるのは、龍造寺鍋島の遺沢、ことに名君鍋島閑叟(直正)公の撫育のたまものである。」 この言葉からも、大隈公がいかに故郷佐賀と龍泰寺、そして龍造寺鍋島家に対して感謝の念を抱いていたかがわかります。この寺院には、彼の家系や佐賀の歴史が色濃く刻まれており、その後も、大隈侯が創設した早稲田実業学校・早稲田大学の関係者が大隈公を偲び訪れる場所となっています。 私自身は、平成28年10月24日から龍泰寺を護持しております。菩提寺なのだから、私自身が大隈侯を深く理解したいと、早稲田関係の方がお参りに来た際やお檀家の皆さまから学んできました。また、今年6月には実際に、大隈侯が創設した早稲田実業学校・早稲田大学を肌で感じるべく、見学にも伺いました。 様々な角度から大隈侯を知るほどに、彼が故郷と先祖への恩をどれだけ大切にしてきたのか思い知らされます。早稲田実業学校の校訓にもなっている『去華就実』の言葉が象徴するように、表面的な華やかさにとらわれず、本質的な価値を大切にした大隈侯の精神からは多くの教えをいただいているところです。彼が龍泰寺に寄せた思いを、今度は私達が次の世代に繋げていかなければならないと強く感じています。寄り添う場をつくるため、力をお貸しください。そしてぜひ、お墓参りにいらしてください。来て、手をあわせてくださると、何より大隈侯がよろこばれますから。 皆さまからのご支援お待ち申し上げております。
- プロジェクト実行責任者:
- 代表役員 雲山 智行 宗教法人 龍泰寺
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
雲山智行(実行者)が墓石会社に墓地にかかる費用50万。動画制作費5万readyforへの手数料7万。墓地にかかる費用以外はお寺が負担。 11月1日に募集を開始。11月30日に募集終了。12月31日までに墓地のクリーニングと石頭の傾きを戻す。募集終了後には経過報告をする。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。
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リターン
3,000円+システム利用料
3000円の寄付
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- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
5,000円+システム利用料
5000円の寄付
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- 申込数
- 0
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- 2024年12月
10,000円+システム利用料
10,000円の寄付
感謝のメール・ライブ配信法要時の読み上げ希望制・公式ラインの案内
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
30,000円+システム利用料
30,000円の寄付
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- 2024年12月
50,000円+システム利用料
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- 申込数
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- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年12月
プロフィール
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