新渡戸記念館再生へ|稲造の遺した武士道の精神、日本の心を未来へ
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は12月13日(金)午後11:00までです。

支援総額

495,000

目標金額 10,000,000円

4%
支援者
8人
残り
58日

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キャラハン1時間前応援してます!! 応援してます!!
SN
SN2時間前新渡戸稲造先生の偉大さは、日本人にほとんど理解されていません。 僕は台湾の民主化を成し遂げた元総統、李登輝先生の言葉によって新渡戸先生のすごさに気づ…新渡戸稲造先生の偉大さは、日本人にほとんど理解されていません。 僕は台湾の民主化を成し遂げた元総統、李登輝先生の言葉によって…
太素塚を愛する十和田市民
太素塚を愛する十和田市民7時間前私の願いはただ一つです。市民としてここを守り続けたいという事です。私の願いはただ一つです。市民としてここを守り続けたいという事です。
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は12月13日(金)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

インターネットでのご支援が難しい方はこちら

 


 

 

新渡戸稲造の武士道精神を体現する「生田建築」再生にご支援を
 

青森県十和田市にある新渡戸記念館は、新渡戸稲造の遺品と、その父祖が行なった三本木原開拓の歴史を展示する博物館です。「私設新渡戸文庫」(大正14年・1925年創設)を前身としており、来年で100周年を迎えます。
 
昭和40年以降「十和田市立新渡戸記念館」として運営されてきた当館ですが、平成27年に十和田市から示された「取り壊しと廃館の方針」に対して、存続を望む多くの皆様と共に交渉を続けた結果、令和6年3月に建物の無償譲渡が決まり、民間の博物館として歩み始めたところです。
 

新たなスタートと共に私達がいま取り組みたいこと、それが新渡戸稲造の武士道精神を体現する「生田建築」の魅力の再生と更新です。

 
現在の記念館の建築は、青森ともご縁が深い、生田勉東京大学名誉教授の設計で昭和40年に建てられたものです。しかし、市立時代の改修により、生田先生が目指した哲学的思索空間の魅力は失われています。照明、窓など設備は老朽化し、更新しなければ貴重な文化財を次世代に受け継ぐことが困難です。
 
来年2025年、新渡戸記念館は創設100周年、生田建築60周年の大きな節目を迎えます。この節目に、100年後の未来にも「新渡戸武士道」を伝えられる記念館へ生まれ変わることを目指しています。そのために必要な資金について、改めて皆様のお力をお借りしたく、初めてクラウドファンディングに挑戦いたします。
 
この取り組みにより、更に多くの方に新渡戸記念館の価値を知っていただき、日本の誇りとして日本人が残さなければならない精神を残すために、ご支援をいただければ幸いです。

 

 

新渡戸家の開拓精神、武士道精神を体現する
新渡戸記念館について

 

新渡戸記念館は、日本を代表する国際人・新渡戸稲造の遺品と、その父祖が行なった三本木原開拓の歴史を展示する博物館です。「武士道(BUSHIDO-The Soul of Japan-)」の著者で、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の生みの親でもある稲造の意志により創設されました。

 

新渡戸稲造が三本木(現・青森県十和田市)の文化向上のために寄贈した、約7,000冊もの蔵書などを収めた「私設新渡戸文庫」(大正14年・1925年創設)を前身としており、来年で100周年を迎えます。現在の記念館は昭和40年(1965)に開館し、以来稲造の祖父・傳、父・十次郎が中心となって行なった三本木原開拓の資料と伝来の甲冑や兵法資料、稲造の遺品、蔵書などを展示しています。 

 

国際連盟事務次長の新渡戸稲造
新渡戸記念館外観
新渡戸稲造コーナー
稲造の遺品から伝来の甲冑、三本木開拓の資料など

 

八甲田連峰や十和田火山(後の十和田湖)の噴火によってできた火山灰土壌により、江戸時代末期には不毛の原野と呼ばれるほど、冷害や凶作、飢饉に度々苦しめられる貧しい土地であった三本木原。この三本木原の開拓を志したのが、新渡戸稲造の祖父・南部盛岡藩士の新渡戸傳(つとう)でした。

 

新渡戸稲造は、この地域を開拓した新渡戸家の開拓精神、武士道精神を受け継ぎ、「われ太平洋の橋とならん」の志で世界平和を目指しました。そして、こうした精神を受け継ぐ人材の育成を目指し、「博覧啓蒙」の理念のもと、私設新渡戸文庫は祖父・新渡戸傳が眠る墓所「太素塚」の敷地内に設立されました。

 

開拓前の三本木原(昭和初期)
昭和初期の開拓工事
新渡戸傳翁肖像写真(写真左)
新渡戸傳墓・太素塚にて、昭和8年の稲造
現代の稲生川と十和田市の田園風景
新渡戸傳・十次郎の二代にわたり完成させた稲生川

 

新渡戸稲造について

文久2年(1862)に誕生した新渡戸十次郎の三男・稲造は、三本木原開拓の初穂に因み名付けられた。明治9年(1876)明治天皇が東北御巡幸の折に三本木原開拓を賞賛されたことをきっかけに、祖父同様、農業開拓を天職として札幌農学校に進学。近代的西洋の農学を学ぶ中、東西文化の理解と融和こそ、当時の日本そして世界の課題と考え、「太平洋の橋」となることを目指した。

 

米独留学後、札幌農学校教授、京都・東京帝大教授、第一高等学校校長を歴任、農学・法学博士としての専門指導のみならず人格教育に努め、新時代の担い手の育成に努めた。大正8年(1919)には国際連盟事務次長となり、ユネスコ活動の前身・国際知的協力委員会の幹事となった。世界各国が戦争へと歩を早める中、命の尽きる最後まで平和を訴え、昭和8年(1933)カナダ・ビクトリアで客死。(没年71歳)

 

 

苦難の9年を乗り越えて
廃館・取り壊しの危機からの再始動

 

開館から40年、新渡戸家はこの新渡戸文庫を個人で運営しましたが、昭和40年(1965)に十和田市からの申し出を受け、収蔵する貴重な文化財を永久に保存していくことを目的に、新たに「十和田市立新渡戸記念館」として生まれ変わりました。

 

この建物は「生田建築」と呼ばれ、生田勉東京大学名誉教授と、日本建築学会元会長を務めた佐藤武夫早稲田大学教授(現 株式会社佐藤総合計画 創始者)の協働により生まれた、国内に現存する希少な作品と言われています。設計者の生田先生は新渡戸稲造の後輩にあたり、青森ともご縁が深く、新渡戸記念館の設計には光栄な想いと喜びをもって手掛けられたと語られたそうです。

 

建設当時の新渡戸記念館外観

 

大きく事態が動いたのは平成27年(2015)のこと。十和田市は「耐震診断」を理由に、この生田建築の取り壊しと市立博物館としての廃館方針を決定したのです。

 

新渡戸稲造をはじめとした新渡戸家の歴史、精神を次の世代に広く伝えていくことはもちろん、所蔵する文化財と同様に価値ある「生田建築」を守るため、取り壊し・廃館の撤回を求める私たちの声に、全国・全世界からの賛同のお声をいただきました。特に取り壊しに関しては、地域の方々だけでなく建築専門家からも反対の声が多く上がり、大きな後押しとなりました。

 

市民説明会で寄せられた意見

 

じっくりコメントを読む方はこちら 

 

市民団体による署名提出
各地で開催された市民説明会
建築物としての貴重さを伝える「生田展」の開催
建築物としての貴重さを伝える「生田展」の開催

 

学生の時に遊んだ大事な場所です。新渡戸稲造の歴史を知り、歴史って面白いなと思いました。授業で新渡戸稲造のたくさんの歴史がある中幾つかピックアップして、自分たちの言葉で本をつくったことを今でも覚えています。それを新渡戸記念館に置かせていただいた嬉しさ、大事に持っています。生まれ育った町の思い出、その土地の意味、私の中でいろんな思いが詰まっている場所を無くさないでください。お願いします。

 

この言葉は、小さいころからよく記念館に来ていた十和田市出身・当時県外在住の大学生から届きました。そのほかにも小学生のころ記念館で学んだ若者たちから、新渡戸記念館存続を強く望むたくさんの言葉が届いたことは、次世代のために新渡戸記念館を責任を持って守らなければいけないと強く想うきっかけになりました。

 

新渡戸記念館では、平成7年(1995)から現在まで小学生から送られた調べ学習の冊子や手紙、壁新聞などを保存しています。大人になって再び記念館を訪れた時に、タイムカプセルを開けるように小学生の自分に出会える場所であり続けたい。地域の大人たちがその責任として、このまちの歴史とアイデンティティについて、どんなことがあっても、変わらない答えを地域の子どもたちに返し続けられるように。こうした思いが、廃館取り壊しに対し、9年闘い続けた原動力だったと思います。

 

苦難の9年を乗り越え、令和6年(2024)3月、ついに十和田市から新渡戸家が建物の無償譲渡を受け、民間の博物館として存続することとなりました。6月には耐震性についても安全が確認され、7月より一般社団法人の博物館として新たな体制とともに歩み始めました。

 

耐震性確認のための調査

 

 

創設100周年の節目を前に
新渡戸記念館の誇る「生田建築」再生へ

 

哲学者でもあった生田先生は、新渡戸記念館の建築の特徴を「空間と光」と表現されています。

 

建築当時の写真を見ると、入口のガラス扉と壁が、杉の大木がある中庭とエントランスを一体化させ、明るく開放的な空間を演出していました。展示室内には数は少ないものの、スリット状の窓や小さな明かり取りの窓が設けられており、設計図面には、窓に障子をはめるように指示書きがありました。

 

障子を通して柔らかな光が間接照明のように展示室内に広がるように配慮されていましたが、実は現在の新渡戸記念館ではすべての窓にシャッターが設置され、光は全て電灯に置き換えられてしまっています。

   

建設当時の展示室
左側の窓はシャッターが閉められ、前に展示物が置かれている状態

 

生田建築の魅力的要素の一つが素材の質感を生かす材料選びと言われています。新渡戸記念館の吹き抜けの天井には素材の木目が美しいルーバーがあり、かつてはその上から光が下に落ちて、独特の印象的な陰影を作っていました。

 

しかし、このルーバーも市立博物館時代の改修により白く塗り替えられており、さらにルーバー下につけられた電灯によって全く印象が変わっています。   

 

建築当時の吹き抜け
白く塗り替えられ、電灯がつけられた吹き抜け

 

「これまでにも受け継がれてほしいと願った地域の建物たちが、今は壊されて何一つ残っていない。新渡戸記念館だけは残ってほしい。」

 

取り壊しの危機の中、十和田市内で行なった生田建築に関する巡回展で市民の方から何度もいただいた言葉です。まずは建築当初の思いに立ち返り、そしてこの建物や資料の価値を改めて広く伝えていくことが、大切なのではないかと私たちは考えました。

 

来年2025年、新渡戸記念館は文庫時代の歴史を含めて創設100周年、生田建築60周年の大きな節目を迎えます。

 

9年間におよんだ廃館取り壊し問題を、地域のみならず全国、世界の方々とともに乗り越え、建物の安全性が確認された今、新たに多くの方を記念館にお迎えするにあたり、生田先生が目指した原点に立ち返って、新渡戸稲造の武士道精神を体現する「人と自然が共創する」生田建築の記念館、そのあるべき姿を再生したいと考えています。

 

 

生田先生は、かつて新渡戸文庫のそばに立っていた大きな杉の大木を伐らずに残し、それを抱え込むような形でシンボルツリーに位置付け、建物の最も大切な要素として活かして新渡戸記念館を設計しました。それが「新渡戸記念館の顔」であり、生田先生の建築思想を象徴していると言えます。 

 

この度の改修工事によって、生田建築の特徴であった窓からの採光を取り入れつつ、資料の劣化を防ぐために、UVカットガラスの導入を実現したいと考えています。また、ルーバーなどの木目素材を活かし、当初の生田建築が持っていた「新渡戸武士道」を体現する、哲学的な思索空間の魅力を再生します。   

 

「新渡戸武士道」は不毛の原野に武士たちが立ち向かった三本木原開拓の歴史を背景とする精神です。開拓とは「人と自然が共に創るもの」「自然と人との丹念な対話」であり、生田先生がこの建物の中に自然を取り入れようとした意図はそこにあるのではないかと思うのです。

 

 

 

日本人の誇りを、日本人が持ち続けるべき精神を
伝え続けていくために、力をお貸しください

 

今日に至るまで新渡戸記念館は皆様からの多大なるご寄付によって守られてまいりました。譲渡に至るまでの9年間、最低限の基本インフラ(電気、水道、機械警備)費だけは行政が負担してくれていたものの、2024年3月以降はその予算も途絶え、現在も、記念館スタッフでさえボランティアの方に頼っているのが現状です。

 

そのため今回の記念館再生にかかる費用を捻出することは到底難しく、改めて皆様のお力をお借りしたいと思い、初めてクラウドファンディングに挑戦することを決意いたしました。

 

広い敷地の管理もボランティアの方に支えられています
広い敷地の管理もボランティアの方に支えられています

 

2015年に新渡戸記念館の廃館・取り壊し問題に直面した際のネット署名活動では、十和田市地域の方のみならず、全国、全世界の方々から現在まで2万2,028名のネット署名、1万111名の直筆署名と、あたたかいご支援の声を多数いただきました。

 

オンラインでいつでもどこにいてもつながることができる現代において、「地縁」ではなく「志縁」でつながる皆様との強い絆が、この9年間の新渡戸記念館の支えとなり、今につながっています。

 

苦難の時を超え、来年の創立100年という大きな節目を迎えるにあたり、更に多くの方に新渡戸記念館の価値を知っていただき、日本の誇りとして日本人が残さなければならない精神を残すために、ご支援をいただきたく存じます。

 

クラウドファンディング概要

・ご支援の使い途:新渡戸記念館のリニューアル費用の一部・クラウドファンディング手数料

・第一目標金額:1,000万円


本プロジェクトはAll or nothing方式のため、目標金額に1円でも届かなければ、ご支援はすべて返金され、私たちの手元には1円も届きません。

 

リニューアル工事の詳細については、生田建築としての記念館の再生のほか、エントランスの改修やカーペット、壁、窓、扉、屋根、照明、収蔵ケースといった老朽化した設備の修繕等、貴重な文化財の保存と活用のための環境の整備を予定しており、工事の内容は最終的な見積もり金額と、いただいた支援金の最終金額に応じて実施範囲を決定してまいります。また、決定した実施範囲は、活動報告や終了報告でお知らせさせていただきます。

 

 

この先に願うこと
「新渡戸武士道」の源流を伝える場所を皆様と

 

今回の生田建築としての再生は、ゴールではなくスタートに過ぎないと考えています。建物としての基盤を整えた上でその次に目指すのは、「新渡戸武士道」の源流を伝える魅力的な施設へのリニューアルです。

 

現在の新渡戸記念館は1階に、三本木原開拓にすべてをかけた新渡戸傳らの業績を展示する「三本木原開拓コーナー」と、新渡戸傳の父・南部藩の上杉流兵法学者 新渡戸維民が残した多くの兵法資料や新渡戸家伝来の甲冑を展示する「武将コーナー」、そして2階には教育者として、また国際人として大いに活躍した、新渡戸稲造の軌跡や蔵書を展示する「新渡戸稲造コーナー 」を有しています。

 

膨大な資料と共に、様々な角度から稲造が世界に発信した「武士道」の精神的源流を知ることができる記念館へ成長し続けたいと考えており、今回のプロジェクトで着手できなかった部分の工事やリニューアルについては、今後も工事を行なうためにクラウドファンディングを含む資金調達を検討しています。

 

三本木原開拓コーナー
開拓コーナーの資料
左:新渡戸家代々の明珍甲冑
右:新渡戸十次郎着用鎧
世界中で訳された「武士道」

 

来年2025年は新渡戸稲造の祖父・傳が三本木原開拓に着手した安政2年(1855)から数えて170周年の節目でもあります。この開拓事業は賛同する方々の出資金で始められ、賛同者のお名前は南部盛岡藩に提出した開拓の願書にあたる古文書「新田開発儀定帳」(安政2年4月)に記録され、今も語り継がれています。

 

この度のクラウドファンディングは、新渡戸稲造博士が祖父たちから受け継ぎ始めた開拓事業を、全国、全世界の志ある方々と受け継ぎ、発展させる取り組みです。新渡戸稲造が始めた世紀を超えた文化の開拓、心の開拓の歴史の新たな1ページに、あなたの名前も共に刻んでいただけないでしょうか。

 

新渡戸記念館の次の100年は、この地域にありながら全国、世界の志を同じくする方々との歩みによって道を切り拓いていきたいと願っています。今回のご支援をきっかけに「新渡戸武士道」に心を寄せ、良き志の輪を広げる仲間となっていただければ嬉しく思います。

 

 

このページをご覧の皆様へ
実行メンバーより

 

​新渡戸 常憲(新渡戸記念館館長/音楽学博士・音楽評論家

 

10年間にも及ぶ十和田市との行政訴訟並びに十和田市による新渡戸記念館明渡訴訟が終結し、現在、独自運営による通常開館をしておりますが、この間、志を共にしてくださる方々と地域、国を超えて手をつなぎ、日本の心、精神、文化を次世代につないでいくために邁進してまいりました。

 

さて、新渡戸記念館の建物は、生田勉東京大学名誉教授による意匠設計と、日本建築学会元会長でもあられた佐藤武夫早稲田大学教授の構造設計による日本に現存する唯一のコラボレーションであり、記念館史料同様に価値あるものです。先の訴訟により存続が危ぶまれたこの建築物も、地域の大きな財産として、この地に遺すことができました。ここ太素の杜に、小さいながらも風格をもって建つ新渡戸記念館の生田建築は、風土と歴史の土台にしっかりと根をはり、今を生きる自らを大切に、より良い未来を切り拓こうとする精神の象徴として、地域を照らす灯火となったことは間違いありません。

 

この長い年月の中、ひっそりした佇まいを今に残してくれた記念館も、やはり時代の流れも含め内外ともに改築した方が良いと思うところが出てきており、お願いばかりで恐縮なのですが、クラウドファンディングにより皆様のご支援にてリノベーション出来たら有難く思います。 また、当館の歴史や収蔵資料は、地域にとっても日本にとっても貴重なものであることは多くの方がご存じの通りです。十和田市三本木原開拓の歴史と幾多の困難に立ち向かい、郷土の発展に尽くした先人の開拓精神、そしてその精神を受け継ぎ世界平和の地平を目指した新渡戸稲造博士の崇高な魂を、皆様にも感じていただきたいと思います。

 

この館を大切にしてくださった皆さまのお心を繋いで今まさに迎えようとする一世紀の大きな節目に思いを致し、これまで地域に愛され親しまれ、ふるさとに根差しつつ世界に開かれた窓となってきた新渡戸記念館は、世界に向け、未来に向けメッセージを発信するという使命を以て存在しています。その使命を変わらず果たすために、記念館の活動を絶やすことの無いよう努力を続けてゆきたく、どうかクラウドファンディングが成功するよう願うものです。


プロフィール|1967年生まれ、青森県十和田市出身。ブカレスト音楽大学大学院楽理・作曲科修士・博士課程修了。音楽史学修士(M.A.)、音楽学博士(Ph.D.)。音楽評論家。専門は、芸術学、美学、音楽学。大学の教員を務めた後、警視庁、検察庁・裁判所の司法通訳を務める(現在に至る)。2006年4月より新渡戸記念館館長代理に就任。2012年4月新渡戸記念館館長就任。日本音楽学会正会員。日本ピアノ研究会顧問。ピアノコンクール審査員を務めるほか、各方面の雑誌にて批評・随筆など多数(音楽の友、音楽現代、ミュージックマガジン、CD解説,各新聞紙、機関誌その他)また、趣味として、生物全般に詳しく、昨年は国内2例目となるアメリカギンヤンマを採集し、トンボ学会誌に発表。子どもたち向けの講座も実施し、次世代に新渡戸記念館を受け継ぐべく活動をしています。

 

​新渡戸 富恵(新渡戸記念館ボランティア共創郷土代表)

 

人生50年ともいわれた江戸時代、100年の計を掲げて、不毛の原野に水を通そうと挑む62歳の新渡戸稲造の祖父・新渡戸傳。78歳でその生涯を閉じますが、遺言どおり、自ら開拓地に定めた墓所「太素塚」(十和田市)に眠ります。

 

新渡戸稲造が、この祖父の孫と知れば、その人生をかけて成し遂げようとした世に知れわたるさまざまな功績もご理解いただけるのではないかと思います。視野が広く、志が高く、慈愛に満ちた心。今も体現できる武士道精神の誕生の場を、日本人の誇りとして、なんとか遺して次世代に継承したい、私たちはそんな思いで日々活動を継続しています。

 

まもなく創設100周年を迎える新渡戸記念館の次の100年を共に歩んでくださるみなさんのあたたかいご支援、ご協力をお待ちしております。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

角田 美恵子(新渡戸記念館 学芸員)

 

9年前に廃館取り壊し問題が起こるまで、新渡戸記念館は十和田市民にとってごく当たり前の存在でした。しかし、いざ記念館が無くなるかもしれないとなった時、全国、更に世界の方々、また非常に著名な各界の方々からも“何とか遺してほしい”という言葉が寄せられました。これまで声をあげることが無かった市民が声を上げ、勇気をもって立ち上がり、新渡戸記念館は今もこの太素塚に変わらず立っています。

 

“不毛の原野”に十和田のまちをつくった祖父たちの開拓事業を新渡戸稲造博士自身が受け継ぎ、「良き心」をもつ開拓者を育てる拠点として、新渡戸記念館は創設されました。この館の活動を通して、開拓事業が現在進行形であることを強く感じます。今回のクラウドファウンディングで、市民のみならず同じ志を持つ全世界の方々と共に新渡戸記念館の再生に取り組み、「新渡戸武士道」の実践、「心の開拓、文化の開拓」の事業を行えることを切に願っています。

 


ご留意事項

 

●本プロジェクトでのご支援は税制控除の対象になりませんのでご注意ください。

●返礼品の各種企画について、修復工事の進捗状況や、天災や社会情勢の変化により、中止・延期・内容の変更等が生じる可能性がございます。万が一中止・延期・内容変更となった場合も、いただいたご支援金は返金いたしかねますので予めご了承ください。

●本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

●第一目標金額達成後の返金・キャンセル・リターンの変更等は一切できませんので、ご承知の上ご支援ください。

●返礼品選択時にご回答いただく質問項目へのご回答は、支援確定後一切変更できませんのでご注意ください。  

●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの新着情報やSNS等発信などに利用させていただく場合があります。

●体験リターンの日時等について、調整の都合上、個別のご要望には沿えない場合がございますので予めご了承ください。

 

20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。

 

酒類販売管理者標識


・販売場の名称及び所在地:青森県十和田市大字三本木字稲吉176−2マルタ稲本商事株式会社
・酒類販売管理者の氏名:木村尚見
・酒類販売管理研修受講年月日:令和6年6月12日
・次回研修の受講期限:令和9年6月11日
・研修実施団体名:十和田小売酒販組合 

プロジェクト実行責任者:
新渡戸常憲(一般社団法人新渡戸記念館)
プロジェクト実施完了日:
2025年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

新渡戸記念館リニューアル工事の一部として

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リターン

10,000+システム利用料


A|リニューアル後の特別入館権

A|リニューアル後の特別入館権

●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●リニューアルオープン後の特別入館権*
●武士道ポストカード
----------
* 有効期限は発行から1年間(詳細は令和7年3月までにお知らせいたします)

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

15,000+システム利用料


B|太素塚御祈願特別御朱印

B|太素塚御祈願特別御朱印

●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●リニューアルオープン後の特別入館権*
●武士道ポストカード
●太素塚御祈願特別御朱印
----------
* 有効期限は発行から1年間(詳細は令和7年3月までにお知らせいたします)

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

20,000+システム利用料


C|武士道ステーショナリー

C|武士道ステーショナリー

●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●リニューアルオープン後の特別入館権*
●武士道ポストカード
●太素塚御祈願特別御朱印
●ステーショナリーセット(武士道ノートセット・武士道テープセット)
----------
* 有効期限は発行から1年間(詳細は令和7年3月までにお知らせいたします)

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

30,000+システム利用料


D|学芸員による館内案内

D|学芸員による館内案内

●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●新渡戸記念館でのお名前掲示(希望制)
●リニューアルオープン後の特別入館権*1
●武士道ポストカード
●太素塚御祈願特別御朱印
●学芸員による館内案内*2
----------
*1: 有効期限は発行から1年間(詳細は令和7年3月までにお知らせいたします)
*2:令和7年6月〜10月の間に実施を予定、詳細については令和7年3月末までにご連絡いたします。

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年10月

30,000+システム利用料


E|日本酒「武士道」

E|日本酒「武士道」

●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●新渡戸記念館でのお名前掲示(希望制)
●リニューアルオープン後の特別入館権*1
●武士道ポストカード
●太素塚御祈願特別御朱印
●日本酒(純米吟醸)「武士道」*2
----------
*1: 有効期限は発行から1年間(詳細は令和7年3月までにお知らせいたします)
*2:未成年者の飲酒は法律で禁止されています。このコースは20歳以上の方に限りご支援いただけます。

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

50,000+システム利用料


F|武士道Tシャツ

F|武士道Tシャツ

●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●新渡戸記念館でのお名前掲示(希望制)
●リニューアルオープン後の特別入館権*
●武士道ポストカード
●太素塚御祈願特別御朱印
●ステーショナリーセット(武士道ノートセット・武士道テープセット)
●武士道Tシャツ(S/M/L/XL/XXLよりご選択)
----------
* 有効期限は発行から1年間(詳細は令和7年3月までにお知らせいたします)

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

100,000+システム利用料


G|館長による特別案内

G|館長による特別案内

●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●新渡戸記念館でのお名前掲示(希望制)
● 新渡戸記念館銘板へのお名前または企業名の掲示(サイズ小・希望制)
●リニューアルオープン後の特別入館権*1
●武士道ポストカード
●太素塚御祈願特別御朱印
●館長による特別案内 *2
----------
*1:有効期限は発行から1年間(詳細は令和7年3月までにお知らせいたします)
*2:令和7年6月〜10月の間に実施を予定、詳細については令和7年3月末までにご連絡いたします。

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年10月

100,000+システム利用料


H|太素塚御神木の木札お守り

H|太素塚御神木の木札お守り

●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●新渡戸記念館でのお名前掲示(希望制)
● 新渡戸記念館銘板へのお名前または企業名の掲示(サイズ小・希望制)
●リニューアルオープン後の特別入館権*
●武士道ポストカード
●太素塚御祈願特別御朱印
●ステーショナリーセット(武士道ノートセット・武士道テープセット)
●武士道Tシャツ(S/M/L/XL/XXLよりご選択)
●支援者限定 太素塚御神木の木札お守り
----------
* 有効期限は発行から1年間(詳細は令和7年3月までにお知らせいたします)

申込数
0
在庫数
100
発送完了予定月
2025年10月

300,000+システム利用料


I|稲造の書レプリカ

I|稲造の書レプリカ

●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●新渡戸記念館でのお名前掲示(希望制)
● 新渡戸記念館銘板へのお名前または企業名の掲示(サイズ中・希望制)
●リニューアルオープン後の特別入館権*
●武士道ポストカード
●太素塚御祈願特別御朱印
●ステーショナリーセット(武士道ノートセット・武士道テープセット)
●武士道Tシャツ(S/M/L/XL/XXLよりご選択)
●稲造の書レプリカ(画像はイメージです)
----------
* 有効期限は発行から1年間(詳細は令和7年3月までにお知らせいたします)

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

500,000+システム利用料


J|太素塚御祈願御神饌(稲生米)の贈呈

J|太素塚御祈願御神饌(稲生米)の贈呈

●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●新渡戸記念館でのお名前掲示(希望制)
● 新渡戸記念館銘板へのお名前または企業名の掲示(サイズ中・希望制)
●リニューアルオープン後の特別入館権*
●武士道ポストカード
●太素塚御祈願特別御朱印
●ステーショナリーセット(武士道ノートセット・武士道テープセット)
●武士道Tシャツ(S/M/L/XL/XXLよりご選択)
●太素塚御祈願御神饌(稲生米)
----------
* 有効期限は発行から1年間(詳細は令和7年3月までにお知らせいたします)

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

1,000,000+システム利用料


K|館内にお名前を額装して大きく掲載

K|館内にお名前を額装して大きく掲載

●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●新渡戸記念館でのお名前掲示(希望制)
● 新渡戸記念館銘板へのお名前または企業名を額装して掲示(サイズ大・希望制)
●リニューアルオープン後の特別入館権*1
●武士道ポストカード
●太素塚御祈願特別御朱印
●ステーショナリーセット(武士道ノートセット・武士道テープセット)
●日本酒「武士道」*2
●武士道Tシャツ(S/M/L/XL/XXLよりご選択)
●支援者限定 太素塚のご神木の木札お守り
●稲造の書レプリカ
●館長による特別案内コース*3
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*1:有効期限は発行から1年間(詳細は令和7年3月までにお知らせいたします)
*2:未成年者の飲酒は法律で禁止されています。このコースは20歳以上の方に限りご支援いただけます。
*3:令和7年6月〜10月の間に実施を予定、詳細については令和7年3月末までにご連絡いたします。

申込数
0
在庫数
30
発送完了予定月
2025年10月

500,000+システム利用料


L|企業見学会

L|企業見学会

企業様向けのコースです。(団体・グループでもご支援いただけます)

●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●新渡戸記念館でのお名前掲示(希望制)
● 新渡戸記念館銘板へのお名前または企業名の掲示(サイズ中・希望制)
●リニューアルオープン後の特別入館権・30人分*
●武士道ポストカード
●太素塚御祈願特別御朱印
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* 有効期限は発行から1年間(詳細は令和7年3月までにお知らせいたします)

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

1,000,000+システム利用料


M|企業見学会と館長による講演

M|企業見学会と館長による講演

企業様向けのコースです。(団体・グループでもご支援いただけます)館長による講演会を実施いたします。

●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●新渡戸記念館でのお名前掲示(希望制)
●武士道ポストカード
●太素塚御祈願特別御朱印
● 新渡戸記念館銘板へのお名前または企業名を額装して掲示(サイズ大・希望制)
●リニューアルオープン後の特別入館権・50人分*1
●館長の講演会(記念館内または出張も可)*2
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*1:有効期限は発行から1年間(詳細は令和7年3月までにお知らせいたします)
*2:令和7年6月〜12月の間に実施を予定、詳細については令和7年3月末までにご連絡いたします。出張公演については県内の場合は交通費なし、県外の場合は交通費を別途頂戴いたします。

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

5,000+システム利用料


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N|お気持ち応援(5千円)

(返礼品が不要の方向け)
特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多く本事業に充てさせていただきます。
●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

10,000+システム利用料


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O|全力応援(1万円)

(返礼品が不要の方向け)
特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多く本事業に充てさせていただきます。
●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

30,000+システム利用料


alt

P|全力応援(3万円)

(返礼品が不要の方向け)
特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多く本事業に充てさせていただきます。
●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●新渡戸記念館でのお名前掲示(希望制)

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

100,000+システム利用料


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Q|全力応援(10万円)

(返礼品が不要の方向け)
特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多く本事業に充てさせていただきます。
●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●新渡戸記念館でのお名前掲示(希望制)
●新渡戸記念館銘板へのお名前または企業名の掲示(サイズ小・希望制)

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

300,000+システム利用料


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R|全力応援(30万円)

(返礼品が不要の方向け)
特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多く本事業に充てさせていただきます。
●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●新渡戸記念館でのお名前掲示(希望制)
●新渡戸記念館銘板へのお名前または企業名の掲示(サイズ中・希望制)

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

1,000,000+システム利用料


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S|全力応援(100万円)

(返礼品が不要の方向け)
特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多く本事業に充てさせていただきます。

●お礼のメッセージ
●HPへお名前掲載(希望制)
●新渡戸記念館でのお名前掲示(希望制)
●新渡戸記念館銘板へのお名前または企業名を額装して掲示(サイズ大・希望制)

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

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