セヴァンへ

来日に関するお手紙、ありがとうございます。

私たちも共通の未来とLoveについて語り合うのを楽しみにしてます。
子どもの頃のまっすぐなセヴァンのスピーチに心を動かされた、全国の人や環境のグループと共に、セヴァンを迎え、もっと沢山の人たちと語り合うために、様々な切り口で準備をすすめています。

日本も、ハイダグワイと同じ6000以上もの島の連なり。渡り鳥の訪れる、山脈の美しい国です。私たちが育つ過程では、経済的な先進国とされ、環境を壊し、50基を超える原子力発電所を作ってきた結果3.11の事故が起きました。
年間の自殺者3万人という数字は、経済や効率を優先する社会では、本当の豊かさがつくれないことを物語っています。

日本政府は、国内の原発再稼働に向けて動くばかりか、海外に原発を作り、ODAの名の下によその国の自然を破壊することをやめません。
また近隣の国々と上手くやっていく態度をとらず、沖縄のジュゴンの海に米軍基地を作り、せっかく戦争をしないと誓った憲法9条を捨て去ろうとしています。
食べものを国内で作る古くからの文化や景観まで壊し、TPPで、より安いものを、他の地域の自然やエネルギーを無駄遣いするなかで得ようと躍起になっています。

 

「どうして、そんなに経済が大事なのかなあ」とニュースを聞くたびに、毎日ため息が出ます。でもそれらは、決して政府だけの問題ではなく、私たちの暮らしや政治判断と密接につながっています。

私たちも、セヴァンがハイダを愛してるのと同じように、住んでいる地域の人たちと話し合い、そこにある自然を大事に活かしながら、または、都会からそうしようとしてる人たちを応援しながら、工夫をして、手や身体のエネルギーをつかって、新しい時代の暮らしを作っています。そのなかにある、本当の豊かさや、生きる力こそを、子どもたちに伝えていきたいです。
お金よりも、人とのつながりや、自然とのつながりを大事にすること。それは、地球で生きている上では必ずつながっている、遠くの大地の環境破壊についても、一緒にどうにかできるような強いつながりです。

町中がピンク色のハートでいっぱいになる、日本のバレンタインデー。
それぞれが心のなかに持っている愛を、どうやって地球を直すことに使えるか、大人の、人間の役割を果たせるか。

セヴァンが子どものときに、
「あなたたちはいつも私たちを愛しているといいます。しかし、いわせてください。もしそのことばがほんとうなら、どうか、ほんとうだということを行動でしめしてください。」といっていた、その行動を、
セヴァンと一緒にLove is the Movement! をつくりたいです。

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