
プロジェクト本文
<5/9 追記・第一目標金額達成のお礼と今後について>
第一目標の70万円に達することができました。
大変なご状況の中、皆さまも不安だと思いますが猫たちのために本当にありがとうございます。また私の体までご心配して下さるお言葉に涙します。仔猫の出産の時期になりました。心配も多いですが何とか頑張りたいと思います。
本年もハウスの維持費や活動費などがおよそ200万円不足しています。主人の仕事もコロナの影響で減り苦しい状況です。このような状況の中、大変心苦しいのですがネクストゴール200万円を目指していきます。
どうか最後まで応援していただけると嬉しいです。引き続きよろしくお願いします。
どんな状況であっても、猫たちのために「止めてはいけない活動」を続けたい。
ページをご覧いただきありがとうございます。シャディ保護猫ハウスのシャディです。
私は、父が日本人、母がブラジル人で30年前に日本へ移住しました。2016年に古民家を購入して主人が増改築しながら現在、行き場を失った猫343匹、犬1匹と日々奮闘しながら夫婦2人で暮らしています。
2018年、2019年と2回、活動を継続するためにクラウドファンディングに挑戦しました。全国から本当にたくさんのご支援をいただきハウスの仔たち、また新たにキズを負った仔達に適切な医療を施すことができ、心から感謝しています。本当にありがとうございました!
私たちは2006年から猫の保護を行なっていますが、約14年経っても手を止めることはできません。現在も行き場を失い緊急に保護しなければならない仔(遺棄された仔、交通事故に遭った仔、多頭飼い崩壊など)が後を絶ちません。
資金繰りも非常に苦しく、医療費の借入金がある状態です。「保護しなければいい」とお叱りの声もありますが、苦しんで死んでいく命をどうしても見過ごすことができず、ハウスで保護する状態が続いています。
今回のクラウドファンディングも、ハウスの仔達を守るため、また新たに外猫達に避妊・去勢手術を行なっていくための費用の一部をご支援いただきたいです。あなたのご支援が小さな命を救います。どうかご支援をよろしくお願いします。
343匹の猫たちと暮らすシャディ保護猫ハウス
私は毎朝5時に起き、11時頃までハウスの掃除、点滴や投薬が必要な仔の処置をします。その後、猫たちに掛かる費用を捻出するため、16時頃まで洋裁をし、それ以降は買い物や動物病院へ出かけ、20時頃帰宅します。
その後、約4時間かけて再びハウスの掃除や投薬をし、12時くらいに就寝します。もちろんその間に保護依頼などの問い合わせや外猫を避妊・去勢手術するための捕獲などがあり、毎日きちんと食事も摂れないくらい時間に追われています。夜中の看護に眠れない日々を過ごすこともあります。
主人は牧師をしながら車関係の工場で働いています。ハウスはほとんどが主人の手作りです。夜勤の前に早く起きて作っています。
大小合わせて10以上の部屋があります。猫たちの部屋はそれぞれの状況に合わせて分けています。
相性の合わない仔たちは別々にしたり、体調の悪い仔は私の部屋へ入れたりしています。また外には遊び場もあり猫たちは日光浴などをして楽しんでいます。もちろん敷地には塀があり外には出られないようになっています。
私たちが14年間活動を続けてこられた理由
「どうしてそんなに大変な思いをして活動を続けられるの?」
と聞かれます。
答えはシンプルです。「可哀想だから。」ただそれだけです。
ただただ可哀想だからです。当たり前ですが幸せな猫を貰ったことは一度もありません。
例えば2017年、飼い主のいない猫が仔猫を生みました。
ゴミを漁り仔猫を育てていたお母さん猫。しかしそこの地域の方から苦情が出て追い払われることになりました。私が引き取らなければどうなっていたでしょうか?殺されていたでしょうか。餓死していたでしょうか。事故に遭っていたでしょうか。大半は苦しんで死んでしまいます。

そのとき引き取ったお母さん猫はイミちゃん。仔猫は全て里親さんが見つかり彼女は現在ハウスで過ごしています。また、イミちゃんは前回のクラウドファンディングでご支援いただき、口内炎のための抜歯処置をした仔です。本当にありがとうございました。現在は口も痛くなくなりよく食べています。
不幸な猫がいなくなれば私が引き取る必要はありません。私の望みはただただ不幸な仔がいない世の中になってほしいだけです。

他にもこのような子たちがハウスにやってきます。
・自宅で繁殖してしまった、引っ越しするので飼えない、子供にアレルギーが出た理由などで遺棄された仔
・外に出している猫などで交通事故に遭った仔
・飼主のいない猫が生んだ仔猫
・飼主さんが入院したり認知症になり飼育できなくなった仔


不幸な仔を減らす1つの方法「不妊・去勢手術」
私は不幸な仔を減らすには避妊・去勢手術がとても大切だと考えています。
私の母国ブラジルでは大きな都市には野良猫をあまり見かけません。行政が無料で避妊・去勢手術をしてくれるバスを運行しているからです。残念ながら日本にはそうしたシステムはなく、全国にたくさんの野良猫がいます。
また、私のもとには多くの相談が寄せられます。
「近所の人が猫にエサだけを与えている。」
「自宅での世話に行き詰っている。」
そのほとんどが避妊手術せずに増えてしまっている現状です。
メス猫が外で仔猫を産んでもそのほとんどが育ちません。病気で亡くなるかオス猫に攻撃されることもあります。育っても飢えや病気、交通事故などで苦しい短い生涯となります。

そのような不幸な連鎖を断ち切るために1匹でも多くの仔達に避妊・去勢手術を施したいのですがハウスの仔達を守るのも苦しい状態が続く中、なかなか思うように手術できません。しかし、その中でも出来る限り外の仔達に避妊・去勢手術をしています。
2019年度は65匹に避妊手術、47匹に去勢手術を行いました。
保護した頭数は仔猫も含め85匹でした。

猫たちと共に生きていくためには、年間600万円以上の費用がかかります。
猫たちのと暮らすために必要な1月あたりの費用は以下の通りです。
食事代:最低15万円
トイレの砂代:約6万円
光熱費:約8万円
医療費:約20~30万円
1年間のランニングコストは少なくても約600万円程になります。
そのうちの2/3の400万円は支援物資、ご寄付、自己資金でなんとか賄っていますが、ハウスのローンもあり資金面は非常に厳しい状態が続いています。生活費を切り詰めてやりくりしてもどうしても年間、200万円程が不足しています。
今回の挑戦も第一目標の金額に達しなければ1円も受け取ることができません。そのため、まずは必要最低限の食費・医療費に必要な70万円に設定し、残りの130万円分はネクストゴールとして目指させていただければと思います。
15年目も猫たちと向き合い、現状が変わるよう努力します。
私は常々、民間で活動するには限界があると感じています。例えば、多頭崩壊現場に行政が介入していても行政の保護頭数のキャパシティが少ないため、保護しなければならないのは私たち、保護猫活動をしている民間の人々です。
医療費などの資金援助もしてもらえません。これでは限界があります。これらの問題に対して、行政がより積極的に関わっていただけないと民間では対応しきれません。
また同時に法改正も必要だと考えています。「動物は飼主の所有物」としてみなされるため、多頭崩壊現場へ行っても飼い主さんの同意がないと避妊・去勢手術ができません。
私たちが猫の保護活動を開始してから15年目になります。これからも私たちのペースで、活動や想いを、クラウドファンディング・ブログを通して届けていきたいと思っています。そしていずれは、行政などと共に、仕組み自体の改善に繋がればと願っています。
猫たちにも人にも、それぞれ1つしかない大切な命です。将来、1匹でも多くの猫が、安心して暮らせるように。私たちの活動はその第一歩です。
どうか後押しのほどよろしくお願いします。
応援メッセージ
▼「命にやさしいまちづくりハーツ」代表 古橋幸子さん
ハーツは「シャディ保護猫ハウス」と同じ豊橋で活動しています。私たちの住んでいる地域は、昔から驚くほど野良猫の多い地域です。行政の意識も低く、私たちボランティアが身を削って活動しています。
シャディさんもハーツも全て自費、または寄付でやっていくしかありません。シャディさんは豊橋の街中から土地の安い場所に引っ越して、343匹もの猫をたった1人で世話をしています。その家のローンも払い続けています。毎日のようにかかってくる電話は、日本人とブラジルの両方から。猫たちが苦しんでいるのを聞いたり見たりすると、自分の身も顧みず動いてしまうシャディさん、身体も限界です。
せめて猫たちにかかる費用の心配だけでも軽くしてあげたいです。どうか皆様のお力を貸してください。クラウドファンディングの目標達成を心から祈っています。
▼「命にやさしいまちづくりハーツ」石井美保子さん
シャディさんの暮らす豊橋市で、地域猫活動などを行っている市民団体「命にやさしいまちづくりハーツ」に所属しています。保護猫ハウスのblog作成などのお手伝いをしています。
シャディさんご夫婦に初めてお会いしたのは3年程前の凍えそうなとても寒い冬の夜でした。
エアコンが無いため、廃材の薪を焚いて猫達に暖を取らせていました。
(現在はエアコンをご支援頂き稼働しています。)
その時も300匹程の猫達がいました。寝ずに薪を焚いていたシャディさん。
まだブログを開設していなかったので誰からの援助も無く、周囲の住民からは300匹も保護しているため、理解を得られず苦悩していたシャディさんご夫婦。
それでもあまり日本語が得意でないご夫婦が猫達を必死に守っている姿に衝撃を受けました。
あれから3年が経ち、周囲の住民からも少しずつですが理解を得られるようになり、また皆様からの暖かいご支援も頂けるようになり随分とハウスの状況も変わりました。
本当に皆様のお陰です。ありがとうございます。
しかし保護しなければ命を失う仔達が後を絶たずシャディさんご夫婦は毎日、奮闘しています。
首と腰に酷いヘルニアを患っているシャディさん。
痛み止めを服用していましたが胃に負担が掛かり、現在は服用せずに痛みに耐えています。
それでも歯を食いしばって頑張るシャディさん。
シャディさんは言います。「猫達に3つのお願いしかしない。良く食べて。ちゃんとおしっこして。良く遊んでね。」と。
現在、コロナの影響でシャディさんのご主人は車関係の工場に勤務しているため、工場の稼働日数が減っています。休日が増えました。また夜勤が無くなりました。
減給されて非常に厳しい状況となっています。
どうぞ皆様、国難の時ですが小さな命を必死に守っているシャディさんご夫婦の応援を心よりお願い申し上げます。
私たちの活動について
▼HP
▼ブログ
プロフィール
愛知県豊橋市で「シャディ保護猫ハウス」を作り、300匹以上の保護猫と夫と共に日々、奮闘し暮らしています。 1990年に日本へ移住しました。 そして2006年、私は衝撃的な現場に遭遇してしまったんです。牧師の夫が借りていた教会の近くで、猫の虐待現場を目撃したんです。ねずみ取りで子猫を捕まえ踏み殺しているところや、畑に大きな穴を開けて生き埋めにしているところを……。言葉にならないほどの恐怖と怒りを覚え、耐えきれず保健所と警察に何度も相談へ行きました。けれど、私がブラジル人ということもあり、相手にしてもらえませんでした。 しかし諦めきれずそこから25匹を保護しました。 そしてブラジル全国へ放映されるテレビに出演したことにより全国から引き取り依頼が来るようになりました。 2016年、保護頭数が300匹を超えると家の狭さなどから引っ越しを決意し現在のシャディ保護猫ハウス」を作りました。
リターン
3,000円

お気持ち支援コース
○心を込めた感謝のメール
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。なお、寄付控除の対象にはなりません。
- 支援者
- 45人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
5,000円

シャディ保護猫ハウス応援コース
○心を込めた感謝のメール
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。なお、寄付控除の対象にはなりません。
- 支援者
- 67人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
10,000円

シャディ保護猫ハウス応援コース
○心を込めた感謝のメール
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。なお、寄付控除の対象にはなりません。
- 支援者
- 62人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
10,000円

保護した可愛い猫たちの写真付きお手紙コース
○お礼のお手紙
○今までのご支援で保護出来た可愛い猫たちの写真
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年9月
30,000円

シャディ保護猫ハウス応援コース
○心を込めた感謝のメール
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。なお、寄付控除の対象にはなりません。
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
30,000円

保護した可愛い猫たちの写真とシャディさんお手製枕カバー2個コース
○お礼のお手紙
○今までのご支援で保護出来た可愛い猫たちの写真
○シャディさんお手製枕カバー2個
*写真の物と色、柄は変わります。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
50,000円

シャディ保護猫ハウス維持応援コース
○心を込めた感謝のメール
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。なお、寄付控除の対象にはなりません。
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
50,000円

保護した可愛い猫たちの写真とシャディさんお手製枕カバー4個コース
○お礼のお手紙
○今までのご支援で保護出来た可愛い猫たちの写真
○シャディさんお手製枕カバー4個
*写真の物と色、柄は変わります。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
100,000円

シャディ保護猫ハウス維持応援コース
心を込めた感謝のメール
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。なお、寄付控除の対象にはなりません。
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
100,000円

保護した可愛い猫たちの写真とシャディさんお手製枕カバー4個ベットカバー1個コース
○お礼のお手紙
○今までのご支援で保護出来た可愛い猫たちの写真
○シャディさんお手製枕カバー4個
○シャディさんお手製ベットカバー1個
*写真の物と色、柄は変わります。
ベットカバーのサイズは、お選びいただけます。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年11月
プロフィール
愛知県豊橋市で「シャディ保護猫ハウス」を作り、300匹以上の保護猫と夫と共に日々、奮闘し暮らしています。 1990年に日本へ移住しました。 そして2006年、私は衝撃的な現場に遭遇してしまったんです。牧師の夫が借りていた教会の近くで、猫の虐待現場を目撃したんです。ねずみ取りで子猫を捕まえ踏み殺しているところや、畑に大きな穴を開けて生き埋めにしているところを……。言葉にならないほどの恐怖と怒りを覚え、耐えきれず保健所と警察に何度も相談へ行きました。けれど、私がブラジル人ということもあり、相手にしてもらえませんでした。 しかし諦めきれずそこから25匹を保護しました。 そしてブラジル全国へ放映されるテレビに出演したことにより全国から引き取り依頼が来るようになりました。 2016年、保護頭数が300匹を超えると家の狭さなどから引っ越しを決意し現在のシャディ保護猫ハウス」を作りました。