
プロジェクト本文
【達成のお礼とネクストゴールについて】
6月1日よりスタートした本クラウドファンディングですが、22日目に目標金額である100万円を達成しました。
ご支援してくださいました皆さまに心より感謝申し上げます。
クラウドファンディングが成立しなければ、企画そのものを見直さなければなりませんし、クラウドファンディングに挑戦する時は、皆さまにどれくらい応援していただけるか正直不安でした。
しかし、皆さまからのたくさんのご支援のおかげでプロジェクトを決行できることになり、心から嬉しく思っています。コメントやメッセージで、ページに書いてあるような想いに共感してくださったというお言葉や、応援していますというようなコメントをいただく度に、たくさんの方に支えられて今、目標に向かって取り組めていることを改めて実感しています。本当にありがとうございました。
そして、現在着々と準備が進む中で、ネクストゴールを設置させていただくことといたしました。次の目標金額は300万円です。
ネクストゴールでいただいたご支援金については、猫たちのための医療費、食費として大切に活用させていただきます。
仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。
皆さまからの想いを無駄にしないよう努めてまいりますので、残りの期間、引き続きのご支援のご協力、そして、拡散・広報のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
令和5年6月22日追記
シャディ保護猫ハウス シャディ
※怪我や病状が強く表れているお写真があるためご注意ください
自己紹介
ページをご覧いただきありがとうございます。
シャディ保護猫ハウスのシャディです。 私は父が日本人、母がブラジル人で33年前に日本へ移住しました。
愛知県豊橋市の郊外で2016年にローンを組んで古民家を購入して夫が増改築しながら、行き場を失った猫308匹と日々奮闘しながら夫婦2人で暮らしています。
※シャディ保護猫ハウスのシャディさんはブラジル人で、ご自身での日本語表記が難しいため、ブログでお手伝いなどをしている石井が代理で本プロジェクトを実行します。
2006年、人が子猫をねずみ取りで捕まえ、踏みつぶしていた虐殺現場を目撃してしまったことをきっかけに猫の保護を始めました。現在までに、1,356匹を保護、TNRした猫が395匹、800匹を里親さんのもとへ送り出しました。
--- シャディさんの1日 ---
①毎朝5時に起き、11時頃までハウスの掃除、点滴や投薬が必要な仔の処置
②猫たちに掛かる費用を捻出するため、16時頃まで洋裁をし、それ以降は買い物や動物病院へ出かけ、20時頃帰宅
③約4時間かけて再びハウスの掃除や投薬
④12時くらいに就寝
もちろんその間に、保護依頼などの「問い合わせ」や「外猫を避妊・去勢手術するための捕獲」などがあり、毎日きちんと食事も摂れないくらい時間に追われています。夜中の看護に眠れない日々を過ごすこともあります。
トップ画像にあるように「助けて!生きたい!」と訴える命に私は手を差し伸べないといけないと強く思うのです。
6度目のクラウドファンディングに挑戦
シャディ保護猫ハウスのクラウドファンディングは今回で6回目です。
皆様からの温かいご支援がとても嬉しかったです。本当にありがとうございました。心から感謝しています。
2022年は、103匹を保護、TNRした猫が9匹、52匹を里親さんのもとへ送り出すことができました。
2022年のTNR、リターンが出来なかった理由
2022年は手術しても、元の場所にリターン出来る現場が少なかったです。
理由は、その場で繁殖していてもそこの土地の所有者がエサをあげているわけではなく、全く別の人が気ままにエサを与えていたので「ここに戻してもらっては困る。猫は連れて行ってくれ。」と言われ、やむなく保護するケースが多かったのです。
そのため、リターンの数が保護頭数に比べて圧倒的に少ないです。地域猫としてお世話してもらえるのが望ましいのですが、保護せざるを得ない状況が数多くありました。
1年間のランニングコスト20%増 〜度重なる物価の高騰〜
ハウスでは1年間のランニングコストは少なくても約900万円程になります。
|1ヶ月のランニングコスト
食事代:最低20万円
トイレの砂代:約8万円
光熱費:約12万円
医療費:約30~35万円
2年前まで1年間のランニングコストは710万円程でしたが、フードや砂、光熱費の高騰により20%以上ランニングコストが上がってしまいました。
しかし工場で働いている主人の給料は、上がるどころか部品の調達不足などの理由から、夜勤がなくなったり残業がなかったりして、減給されてしまいました。
また私は主に、ブラジル人のお客さんに手作りのベットカバーや枕カバーなどを作ったり、お洋服のお直しなどをして収入を得ていますが、お客さんの収入も減少している為なかなか売れません。
仕入れる生地などの価格は上がっているのですが、ベットカバーなどの価格を下げざるを得ない状況です。
食事などは、物資でのご支援をいただいたり、光熱費や医療費もいただいたご寄付や生活を切り詰め、自己資金で賄おうとしていますが、どうしても年間で450万円程度が不足してしまいます。
医療費の未払金もありますので、それも補填しなければいけません。
しかし450万円のご支援は難しいと思う為、300万円を皆様からご支援頂けたらと思います。
今回の挑戦も第一目標の金額に達しなければ1円も受け取ることができません。
そのため、まずは必要最低限の食費に必要な一部分100万円に設定し、残りの200万円分は100万円の達成後、ネクストゴールとして目指していきたいと思います。
ご支援は、保護猫ハウスの維持やこれから保護するであろう猫達の医療費などに、大切に使わせていただきます。
廃材を用いてハウスの増改築をしています
ハウスでは605平方メートルの敷地に大小合わせて21の部屋があります。2年前は15でしたので、6部屋増築しました。
猫たちの部屋はそれぞれの状況に合わせて分けています。相性の合わない仔たちは別々にしたり、体調の悪い仔は私の部屋へ入れたりしています。
白血病陽性の子達の専用の部屋もあります。また外には遊び場もあり猫たちは日光浴などをして楽しんでいます。もちろん敷地には高い塀があり外には出られないようになっています。
主人は牧師ですが車関係の工場へ勤務しています。休日は牧師の仕事があるのでハウスの増改築は主に夜勤の前に早起きして作っています。
保護すると輝く命に
保護時、状態の悪い子も多かったです。
状態の悪い子を保護し、看病してご飯を食べれるようになり輝く命になった時、私は心の底から「苦しくても保護して良かった。」と思います。
私の体は首と腰に重度のヘルニアを患っています。また、経過観察中ですが、脳には脳動脈瘤もあります。首と腰の痛み、頭痛に悩まされることが多いです。しかしどうしても「助けて欲しい。」と訴えている命を見捨てることが出来ません。
もちろん私の手からこぼれ落ちる命の方が多いです。全ては救えません。「引き取り依頼」と言う「猫の相談」にお断りすることもあります。そんな日は私は眠れなくて涙が溢れます。
里親さんのもとで幸せに
私の一番、「保護して良かった。」と思う写真です。
どの子も保護までに、そして保護してからもいろいろな苦労がありますが、こうして幸せになった姿を見た時、「本当に保護して良かった」と思います。
これからも小さな命を大切にすること、訴え続けます
命を保護するだけでは何も変わりません。行政の強い指導力が必要だと考えます。
例えば現在は「飼主は繁殖制限(不妊去勢手術)を講じなければならない。」とありますが、中々強制力がありません。同時にペットは物として扱われ飼主の所有物で財産という法律もあるからです。
しかし不妊去勢手術を施さなければ、あっという間に多頭飼養崩壊という状態に陥ってしまいます。
民意が法律を変えます。私はこれからも行政に訴えていき、現状をブログで発信し続けたいと思います。
私の身体も思うようにならず、資金繰りのこともありますので、今後保護する頭数は少なくなると思います。
ですが、不幸な命を増やさないよう、愛すべき小さな命を守っていけるよう、出来る限り発信し続けたいと思います。
どうぞ皆様、応援下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
応援メッセージ
「命にやさしいまちづくりハーツ」代表 古橋幸子さん
シャディさんも助けてください。
シャディさんは、弱音を吐かない人でした。でも、今「シャディ保護猫ハウス」がピンチに陥っています。
首や腰にヘルニアがあったり、メニエル病で目が回ったりもしていますが、なかなか病院に行く時間もお金もなく、それでも猫のことには手を抜きません。
「どうしても助けたい」。このメンタルはどこから来ているのかと不思議でした。それがシャディさんの生い立ちから来るものではないかと知った時、私は初めて、シャディさんの心の中を見た気がしました。弱いものに目を背けることができないのです。自分にも辛い生い立ちがあったから。 シャディさんは生まれ育ったブラジルで親に売られたことがあるそうです。多分これがシャディさんの行動の源なのです。
猫にはちゃんとフードを与え、治療もしているのに、自分は一番安い味のないお米を食べています。時間が足りないから、椅子に座らず食事をしています。 最近の物価の急騰は資金力のないボランティアには大きな負担です。
どうか皆さんの手で「シャディ保護猫ハウス」を守ってくださいますよう、お願い致します。
「命にやさしいまちづくりハーツ」石井美保子さん
シャディさんの暮らす豊橋市で、地域猫活動などを行っている市民団体「命にやさしいまちづくりハーツ」に所属しています。保護猫ハウスのクラウドファンディングページ作成やblog作成のお手伝いなどをしています。
私はシャディさんご夫婦ほど慈愛に溢れたご夫婦を知りません。この応援メッセージを書いている間もシャディーさんご夫婦は多頭飼育崩壊の現場へ掃除へ行っています。始めは猫達を引き取れるわけではありませんでした。「この方は猫は渡したくない。」「避妊はしたくない。子猫が見たい。」と言うのです。
家の中は酷い状態です。家中が猫の糞尿だらけです。シャディさんご夫婦は言います。「このおばあさん可哀想。心の病だよ。」
このおばあさんはシャディさんご夫婦しか自宅へ入れてはくれません。シャディさんが優しいからです。もちろん行政の指導も度々入りますが言うことがすぐに変わるのです。民生委員でも入れてはくれないでしょう。
シャディーさんは猫の避妊、去勢手術の交渉を続けています。
シャディさんご夫婦のゴールデンウイークは猫達の糞尿にまみれての掃除で終わるでしょう。
シャディさんは体中の痛みに耐えて掃除しているのでしょう。猫達の為だけではありません。おばあさんの生活も改善させてあげたいと言います。
そんなシャディさんご夫婦を皆様、支えて下さい。どうかよろしくお願い致します。
私たちの活動について
ホームページ、ブログを日々更新しています!
活動の詳細をもっと知りたい方は、ぜひ覗いてみてください。
▼HP
▼ブログ
ご注意事項
※本プロジェクトは「通常型」のクラウドファンディングです。ご支援は寄付金の控除対象とはなりませんのでご了承ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 石井美保子(シャディ保護猫ハウス)
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年5月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
「シャディ保護猫ハウス」の2023年9月〜2024年5月の医療費、食費などの援助
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額の対応は、その他の寄付と自己資金で賄う予定です。
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プロフィール
愛知県豊橋市で「シャディ保護猫ハウス」を作り、300匹以上の保護猫と夫と共に日々、奮闘し暮らしています。 1990年に日本へ移住しました。 そして2006年、私は衝撃的な現場に遭遇してしまったんです。牧師の夫が借りていた教会の近くで、猫の虐待現場を目撃したんです。ねずみ取りで子猫を捕まえ踏み殺しているところや、畑に大きな穴を開けて生き埋めにしているところを……。言葉にならないほどの恐怖と怒りを覚え、耐えきれず保健所と警察に何度も相談へ行きました。けれど、私がブラジル人ということもあり、相手にしてもらえませんでした。 しかし諦めきれずそこから25匹を保護しました。 そしてブラジル全国へ放映されるテレビに出演したことにより全国から引き取り依頼が来るようになりました。 2016年、保護頭数が300匹を超えると家の狭さなどから引っ越しを決意し現在のシャディ保護猫ハウス」を作りました。
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リターン
3,000円+システム利用料

シャディ保護猫ハウスを全力で応援!3000円
心を込めた感謝のメールを送ります。
- 支援者
- 55人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
5,000円+システム利用料

シャディ保護猫ハウスを全力で応援 !5000円
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- 支援者
- 59人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
10,000円+システム利用料

シャディ保護猫ハウスを全力で応援 !10000円
心を込めた感謝のメールを送ります。
- 支援者
- 66人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
10,000円+システム利用料

保護した可愛い猫達の写真付きお手紙コース 10000円
お礼のお手紙
今までのご支援で保護出来た可愛い猫達の写真
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
20,000円+システム利用料

シャディ保護猫ハウスを全力で応援 !20000円
心を込めた感謝のメールを送ります。
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
20,000円+システム利用料

保護した可愛い猫達の写真付きお手紙コース 20000円
お礼のお手紙
今までのご支援で保護出来た可愛い猫たちの写真
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
30,000円+システム利用料

シャディ保護猫ハウスを全力で応援 !30000円
心を込めた感謝のメールを送ります。
- 支援者
- 13人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
30,000円+システム利用料

保護した可愛い猫達の写真とシャディさんお手製枕2個個コース
今までのご支援で保護出来た可愛い猫達の写真
シャディさんお手製枕2個
*写真の物と色、柄は異なります。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
50,000円+システム利用料

シャディ保護猫ハウスを全力で応援 !50000円
心を込めた感謝のメールを送ります。
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
50,000円+システム利用料

保護した可愛い猫達の写真とシャディさんお手製枕4個コース
今までのご支援で保護出来た可愛い猫達の写真
シャディさんお手製枕4個
*写真の物と色、柄は異なります。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年11月
100,000円+システム利用料

シャディ保護猫ハウスを全力で応援 !100000円
心を込めた感謝のメールを送ります。
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年8月
100,000円+システム利用料

保護した可愛い猫達の写真とシャディさんお手製枕4個/ベットカバー1個コース
今までのご支援で保護出来た可愛い猫達の写真
シャディさんお手製枕4個
シャディさんお手製ベットカバー1個
*写真の物と色、柄は異なります。
ベットカバーのサイズはお選びいただけます。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
プロフィール
愛知県豊橋市で「シャディ保護猫ハウス」を作り、300匹以上の保護猫と夫と共に日々、奮闘し暮らしています。 1990年に日本へ移住しました。 そして2006年、私は衝撃的な現場に遭遇してしまったんです。牧師の夫が借りていた教会の近くで、猫の虐待現場を目撃したんです。ねずみ取りで子猫を捕まえ踏み殺しているところや、畑に大きな穴を開けて生き埋めにしているところを……。言葉にならないほどの恐怖と怒りを覚え、耐えきれず保健所と警察に何度も相談へ行きました。けれど、私がブラジル人ということもあり、相手にしてもらえませんでした。 しかし諦めきれずそこから25匹を保護しました。 そしてブラジル全国へ放映されるテレビに出演したことにより全国から引き取り依頼が来るようになりました。 2016年、保護頭数が300匹を超えると家の狭さなどから引っ越しを決意し現在のシャディ保護猫ハウス」を作りました。