《現地より》パートナー団体CWIN ドキュメンテーション・オフィサー クマルさんからメッセージ

 

今回はネパール マクワンプール郡にてともに児童労働削減事業を行う、現地パートナー団体CWINのドキュメンテーション・オフィサー クマルさんのメッセージをご紹介します。

 

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私はCWINでドキュメンテーション・オフィサーとして働いています。私の役割は、私たちが支援している子どもたちの本当の「声」とそれぞれが持つ「経験」を集め、整理し、記録として残すことです。困難に立ち向かう子、着実に進展していく子、ようやく転機が訪れた子、それぞれの子どもたちの歩みを記録することで、私たちの活動の影響を図り、経験として蓄積していきます。

 

私の心に強く残っているのは、活動の中で児童労働から救出されたひとりの少年の言葉です。

 

「もう自分の人生は終わったと思っていた。でも、いまは夢を見られる気がする。」

この一言から彼のこれまでの困難が重く感じるとともに、たとえ小さな行動だったとしても、絶望の中にいた子どもの心に希望の火を灯すことができるのだと、改めて感じました。

 

子どもたちと話すとき、私は何よりも「安心して話せる空間」をつくることを大切にしています。彼らが「自分はひとりじゃない」と感じ、心を開いたとき、安らかな状態をつくる一歩が始まります。

 

 

私たちが記録する全ての物語には、痛みだけでなく、強さ、しなやかさ、そして再び立ち上がる勇気が込められています。あなたの支援は、一時的に子どもたちを救うだけではありません。彼らの声を取り戻し、夢を取り戻し、未来への権利を取り戻す助けになります。

 

どうか、私たちとともに立ち上がってください。

彼らの物語は、誠実さと尊厳、そして希望をもって語られるべきものです。

 

 

 

＜クラウドファンディングを応援してください！＞

「児童労働をゼロに！都市へ働きに出される子どもを地方部で防ぐ」

​ ■目標金額：300万円

■募集期間：2025年10月1日（水）9時 ～ 11月22日（土）23時 

■資金使途：ネパールのマクワンプール郡ヘタウダ市・マナハリ村で行う児童労働予防のための個別支援​