【活動地を見守る若者の声】「支援を届けられることを誇りに思っている」

私たちは現地のパートナー団体「CWIN」と協力し支援活動を進めています。活動地のそれぞれの地区には「ソーシャル・モビライザー」と呼ばれる地元の若者から選ばれたスタッフがいて、各地区のモニタリングや調査を行なっています。

 

同じ地域に住む子どもたちのために日々活躍する若者たちの思いをご紹介します。

 

マナハリ村3区 シャシさん

 

私は大学2年生で昨年からCWINとシャプラニールソーシャル・モビライザーとして働いています。

子どものころから好奇心が強く、学校では、各地域で社会活動を行う子どもクラブに入り、その後は区や自治体レベルの子どもネットワークにも参加しました。こうした経験が、子どもに関する課題に取り組みたいという思いを育み、この仕事につきたいという気持ちにつながりました。

 

 

私の地域では、多くの子どもたちが貧困や困難な環境に置かれています。私は、自分の地区の10人の子どもに学費、文具、制服、食料の支援を届けられることを誇りに思っています。この支援によって子どもたちに目に見える変化が生まれています。

 

日本の皆さまにお願いしたいのは、さらに多くの子どもたちが教育支援を受けられるように力を貸していただきたいということです。子どもたちの学習の質や将来の可能性は大きく広がります。応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

ヘタウダ市11区 サビナさん

 

この仕事では、子どもの権利や責任について意識を高め、児童労働や児童婚、中退してしまった子どもたちを学校に戻す支援を、地域の関係者と連携して行っています。

 

経済的困難等の理由で学校に通えない子どもたちを支援することに、私自身強い使命感を感じています。私はこの仕事を単なる職業としてではなく、社会的な責任だと思っています。

11区には、特に不安定な生活を送る家族が多く、不法居住者の集落もあります。多くの子どもがホテルや修理工場で働いたり、川原で砂利を集めたりしています。あなたのご支援があれば、そうした子どもたちが学校にもどり、将来の道を切り開くことができます。どうぞ、応援お願いします。

 

マナハリ7区 サニシュさん

 

私自身、かつて地域で社会活動を行う子どもクラブで活動していました。自分が学んだことを子どもたちに伝えると同時に、子どもたちからも新しいことを学べることを嬉しく思います。

 

7区は人口が多く、経済的に厳しい家庭の子どもが多いため、児童労働に流れる危険が高い地域です。親を亡くしたり、家庭環境が不安定な子どもたちに直接支援を届けられることにやりがいを感じています。

 

現在支援している地域の子どもたちには中長期的な支援が必要で、個別支援の対象ではない子どもたちも含めて様々な形のアプローチが求められています。

 

定期的なカウンセリングや支援のおかげで、中退の危機にあった子どもたちが今では学校に通い続け、学力も少しずつ向上しています。先生たちは「子どもたちが規律を守るようになった」と話し、地域にポジティブな変化が生まれています。

 

 

＜達成まで本当に後少しです！クラウドファンディング応援よろしくお願いします＞

「児童労働をゼロに！都市へ働きに出される子どもを地方部で防ぐ」

​ ■目標金額：300万円

■募集期間：2025年10月1日（水）9時 ～ 11月22日（土）23時 

■資金使途：ネパールのマクワンプール郡ヘタウダ市・マナハリ村で行う児童労働予防のための個別支援​