1994年紀伊半島の大台ケ原山、正木峠付近

1959年伊勢湾台風が木をなぎ倒して、鬱蒼とした森に太陽が差し込みました。すると日光を好むササが繁茂し始め、シカのえさになり、シカが増え始めました。増えたシカはササを食べつくして食べるものがなくなり、木の皮を食べる習慣と胃の中に皮を分解する微生物を養うようになりました。幹の周囲を食べられてしまったトウヒは枯れ、白骨のような森になり、やがて倒れていきました。

木が倒れ始めるとこの写真のようになります。

伊勢湾台風から35年でこうなりました。

そして、さらに10年後の写真が本文にご紹介した写真です。

倒れた木はどんどん朽ちて、草原のように見えますが、ここはササ原です。

もともと2~3mになるササもシカの食圧で、芝生のようになってしまいいました。

いまシカが多い場所では、10年たてばこうなります。

 

 

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