【地域と共に歩む文化拠点】全国の小劇場の「再開」にご支援を

もうじき700万円（70%）に到達します。毎日多くの方々からのご支援、ありがとうございます。本日も、賛同人の方々からいただいた応援の声をご紹介いたします（敬称略）。

今回は、「スペースベン」（青森県八戸市）にゆかりのある方々からのメッセージです。

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●大澤苑美（八戸市新美術館建設推進室　学芸員）

新型ウイルスの影響により、文化芸術が生み出す生態系の広さと多様さ、そしてその生態系が生み出す経済効果の重要性を改めて痛感させられました。地域の小さな劇場は、いろいろな立場や思考の人が安心して立ち寄り、自由に思考を巡らせることができるオアシスです。内外問わず新しい創造を小回り利かせて受け入れるとともに、地域の文化芸術の生態系を活性化させています。
今の困難を乗り越えるだけでなく、アフターコロナにおいても、地域のアートシーンに、小粒でピリリと重要な役割がさらに強固に確立され、活動の展開ができるよう、各地域の劇場と全国小劇場ネットワークに期待し、応援したいと思います。
小劇場は小さいです。でも、小さいから届く声、できること、見えるもの、届けられるものがあります。右肩あがりではない時代だからこそ、さらに重要性と価値がある。オアシスはその時々によって形や大きさは変わるのかもしれませんが、これからも小劇場が文化芸術の出会いにとっての「衝撃場」でありますよう、応援します。

●加藤健太郎（劇団INTELVISTA ）

こんな時だからこそ、会いたい人がいる。伝えたい言葉がある。そして守りたい場所がある。
いつ終わるか分からないものを、ただじっと耐えて、息を殺して待っているだけでは駄目だと思う。いかなる状況であろうとも、どんなに難題がふりかかろうとも、いろんな状況に対応して前に進む、柔軟性という武器が我々には、小劇場にはあることを忘れてはいけない。
これまでもいろんなトラブルや理不尽なことがあった。お客様が数人しか来場されないときだってあった。
だけれども、我々はその全てを乗り越えて、今、ここにいる。まだ、ここにいる。
だから、また知恵をしぼろうじゃないか！
何とかしてやろうじゃないか！
あのときは、大変だったなぁって、ガハハと笑って、未来で酒の肴にしてやろうじゃないの！

●昆賀子（モダンダンススタジオ主宰）

スペースベンでスタッフ・ダンサーの原石を磨く企画を15年続けてあたりまえに思っておりましたが、今年3月はあたりまえではなかった。
無観客、ビデオ撮影にしたが、三密を防げず中止となり原石を磨けませんでした。
スペースベンは小さな劇場で、観客がすぐ目の前にいて、ダンサー×スタッフ×観客の三位一体がとても良く成り立つ劇場です。舞台に関わる原石を磨く劇場として失いたくない劇場です。
全国に同じような劇場がたくさんあると思います。
原石を発掘して磨く劇場が、日本の文化芸術に耀きを放し美しい心、美しい環境の未来へと繋がります。全国小劇場のネットワーク活動を応援します。未来の劇場のために、共に頑張りましょう！

●柾谷伸夫（八戸市公民館々長）
 

か細いですが、光は見えてきました。頑張りましょう。

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