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【地域と共に歩む文化拠点】全国の小劇場の「再開」にご支援を

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2020年06月09日 13:00

VOICE vol.5 戸舘正史さん(松山ブンカ・ラボ)

全国小劇場ネットワークでは、5/20から開始した劇場再開に向けたクラウドファンディングと並行して、オンラインマガジン「VOICE」の活動を行っていきます。


劇場の再開や、芸術活動の再開が段階的に進むなかで、劇場に関わりが深い方(アーティストや舞台芸術に関わるスタッフ)、地域で活動している方、地域社会について考えている方に、それぞれの目線から、その時に考えていることを語っていただきます。

 

CFに対する応援という意味をこえて、互いの異なる視点から、withコロナ、afterコロナの社会に向けた眼差しを共有し、各にとってのヒントに変えていければと思っています。

 

▶VOICE | まえがき https://note.com/shogekijojp/n/n37de080c678f 

 

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第5回は、戸舘正史さん(松山ブンカ・ラボ)です。

 

松山ブンカ・ラボ アーティストミーティング@シアターねこ

 

 

【VOICE】戸舘正史さん(松山ブンカ・ラボ)

 

客席があり舞台がある。プロセニアムアーチ/額縁の向こうで俳優は嘘を演じる。日常に身を置く観客は舞台の非日常的な虚構の世界を眺める。そんな古典的劇場観があります。当然ながら今わたしたちが支えようとしている小劇場なる空間/場所にも客席があるし舞台があります。小劇場がプロセニアムアーチであることは構造的にあまりないと思うけど、外側と内側を分け隔てる何かがあります。もちろん外側とは地域社会のことです。

 

たぶん「地域と共に歩む文化拠点」としての小劇場は、舞台で演劇をする人や客席で演劇を観る人だけのことを考えていたらダメなのでしょう。ではここで指す地域とは何か。小劇場が拠点を置く行政区分なのか、町内なのか、学区なのか。おそらくそんな物理的な領域を想定したってしょうがないような気がします。地域とは、カタカナ英語にするとローカルと言い換えてよさそうです(リージョナルだと少し堅いかもしれません)。辞書でローカルを引いてみると語源はラテン語の「場所の」という意味の言葉だそうです。「場所」というと、ギリシア語のトポスを思い出しますが、すなわちそれは単なる「場所」を意味するのではなくて、アリストテレス以来、論じたり思考するためのフレーム、テーマということですよね。劇場にトポス的な役割を持たせるという考え方は目新しいことではないですけど、そうではなくて、地域そのものをトポスとして見立てるという眼差しが「地域と共に歩む文化拠点」に必要なのではないかと思うのです。

 

では、地域をトポスと見立てる視点とは何でしょう。その視点は客席から舞台にフォーカスを当てるためのプロセニアムアーチからは生まれません。あるいは舞台から客席にフォーカスを当てる視点も違うでしょう。はたまた、劇場から地域社会を眺める額縁も、逆に地域社会から劇場を眺める額縁も視点として一方通行に過ぎます。地域がトポスとなるためには、うんと空高く、天から世界を俯瞰するような視点が必要なんだと思います。劇場の外側にある生活の営みのなかに、そんな視点が携えられている状態を作っていくことを、私は小劇場に期待しています。

 

松山ブンカ・ラボ こどもラボ お話づくりワークショップ ファシリテーター:有門正太郎 @シアターねこ

 

そんなことを考えていたら、平田オリザさんの名作『東京ノート』の望遠鏡のくだりを思い出してしまいました。あの戯曲のヘソの部分ですね。先ごろお亡くなりになった志賀廣太郎さんの持ち役であった学芸員・串本の印象的な台詞です。

 

「望遠鏡で宇宙を見るっていったって、宇宙からもこっちを見てるわけじゃないですからね」

 

地域の拠点であるために、小劇場の方から地域社会に一所懸命アプローチしても、視野狭窄になってしまうことがあります。地域社会は誰も小劇場を見てくれていないかもしれません。演劇のためにであるとか、地域社会のためにであるとか、そのようなある一点を見定めたベクトルではなくて、うんと空高くから世界や自分自身を眺める視点を小劇場はどうやったら生み出すことができるのでしょうか。きっとそこでこそ、演劇や芸術の虚構性を拝借するときです。空高くにある鳥の視点なのかお月さまの視点なのかわかりませんが、そんな虚構の視点を、芸術表現を借りて小劇場が設定すること、すなわちそうした視点をきちんと持つ作品を上演して、観客それぞれがその視点を携えて生活に還り、再び劇場に還るというサイクルを作るという至極まっとうなことが、小劇場に求められているのではないでしょうか。もちろん、地域コミュニティの交流の場となることや、社会課題と向き合うようなプロジェクトも必要でしょうけど、いつも向こう側から「こっちを見ているわけじゃない」ということは考えたほうがよさそうです。

 

地域がトポスであるならば、小劇場が向き合うべき地域とは、拠点を置く物理的領域を超えて、時間的にも空間的にも離れた人とも共有できる思考や対話のための土壌のことです。過去、現在、未来、こちら側とあちら側の間を往還して思考するとき、芸術・演劇が持つ虚構の視点は力になります。「地域社会と共に歩む文化拠点」の一丁目一番地のミッションはこの虚構の土壌を耕し続けることなんだと思います。

 

戸舘 正史(松山ブンカ・ラボ ディレクター/愛媛大学社会共創学部助教)

静岡県袋井市月見の里学遊館・企画スタッフ(2007‐2012)、アーツカウンシル東京・調査員(2012‐2014)、群馬県前橋市アーツ前橋・教育普及担当学芸員(2014-2015)、一般財団法人地域創造・芸術環境部専門職(2015‐2018)、2018年6月より現職。都民芸術フェスティバル(音楽部門)外部評価員、東京都港区文化芸術活動サポート事業調査員等を務める。日本文化政策学会、演劇人会議各会員。共著に『芸術と環境』(論創社、2012)。専門は文化政策、アートマネジメント、教育普及(芸術)、公立文化施設運営、労音研究など。

 

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