【食事のポイントと落とし穴】良質なフードをバランスよく食べさせて、健康的に長生きしてもらおう！

応援ありがとうございます！明日はいよいよ譲渡会！レーベン初のクラウドファンディングについてもご来場の方に思いを伝えられたらいいなと思っています！

 

本日は、日々の「食事」について書きます！

 

レスキューされる前の犬達は、満足に食べ物が得られたわけではありません。

 

くぼみに溜まった雨水を飲み、付近に生えた苔を食べ、限られた安価な食べ物を取り合い、衛生的な環境でもなく健康を害していることが多いです。

 

 

では、お腹がいっぱいになるものならフードは何でも良いのか、というとではもちろんそうではありません。

 

 

生命を終えるまで人間が責任をもつなら、その費用は決して少なくありません。経済的に余裕がない場合はお迎えしないことも、動物への愛情だと思っています。

 

 

「可愛いから」「身近にいてもらいたいから」という理由だけで人間の都合に合わせて犬に我慢させてしまうことになってしまうと、やっぱり犬からみたら、最適とはいえません…。

 

 

レーベンでは、良質なフードをバランスよく食べさせることが、医療費を抑え、健康的な長生きにつながる！と考えています。

 

 

人間の食事と同じように、ジャンクな嗜好品やファストフード的な、一応食べ物といえば食べ物なもの、毎日の基本の食事として栄養をきちんと考えられたものなど、いろいろなレベルのものがあります。

 

難しいのは、パッケージなどパッと見ただけではそれがわかりにくいこと。

 

テレビコマーシャルで見たから、パッケージが綺麗だから、大きい文字のセールス言葉が良さそうだから。それだけで選んでしまっては、実は大丈夫ではない場合があります。

 

 

大事なことは、成分表示や添加物など小さい文字で表記されていることが多いです。

 

 

人間の我が子の食べ物を選ぶのと全く同じ。

 

信頼できる人に相談するのも一つの方法です。里親さまに当団体からご紹介することもあります。

 

ドライフードを与える時は、数種類をミックスし計量して缶詰などのウェットフードを混ぜ込みます。災害時などでフードが手に入らない時に、特定のものしか食べられない状態を防ぐためです。

 

 

すりごまやカルシウム、サプリメントのふりかけを変えて飽きるのを防いだり、栄養を強化したりすることもあります。ヨーグルトや納豆など発酵食品を加えることもあります（アレルギーには注意）。

 

個別の金属の皿に盛り、フードスタンドに載せて食べやすい姿勢になるように気をつけながら、ケージの中で食べさせることを基本にしていますが、時間をかけても手をつけない時は、下げてしまっていつまでも出しっぱなしにしないようにしています。また、水は欲しい時にいつでも飲めるように、サーバーに用意したりケージやクレート（移動用のキャリーケース）にとりつけたりします。

 

 

 

食べ物がよくなると、皮膚や毛の状態が目に見えて変わってきます。嬉しそうに食べている姿って、見ていても嬉しくなりますよね！

 

食べる力は生命力とつながっています。