レーベンっ子のご紹介③ 保育士イケメン千輝（ちあき）くん

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いろいろな世代の犬がやってきては、卒業していくレーベンハウスでは、時々仔犬の保育主任のような優しい性格の犬が現れます。

 

「千輝（ちあき）」もそんな犬のうちのひとり。推定2019年9月生まれの5歳。

 

山口県周南市から来て、他の兄弟達は別の団体に分かれて行きました。怖がりで慎重な性格。仔犬時代を経て、美しい容姿の、体格の大きめな男子に成長しました。

 

暴れる遊び方は少なく、静かにケージの中で伏せ、ボランティアの動きを見つめる。近づいて来られても、表情を少し緊張させ、曇らせるような（ちょっと迷惑なんだがーとでも言いそうな）穏やかさ。

 

お散歩は着実な足取りで、いろんな犬と組める安定感。成犬は一階で主に過ごすけど、千輝は二階暮らしが長かった。

 

だから新入りで不安な仔犬たちにとっては、「頼れるお兄さん」なのだと思います。お腹の下や首の後ろに潜り込み、千輝の包容力に守られて眠ります。犬の社会の厳しいルールを教えてくれる先輩も居るけど、千輝はきっと聞き役に徹して、急いで馴染まなくても僕の近くでマイペースに過ごしなよ、と受け入れるのでしょう。乱暴にじゃれつかれても、そっと対応。

 

そんな仔犬達は徐々に元気を増し、次の新入り仔犬に場所を譲って、一階に活動の場を移していく。千輝に育てられた子達の卒業。相棒のようにくっついていたいろいろな同世代の犬も、今はそれぞれの家庭で愛され、幸せに暮らしています。

 

代表はある時、千輝を一階に下ろしました。賑やかな環境でもすぐ馴染む。でも慎重。体格が並ぶほど大きく育ったかつての教え子とまた伏せています。

 

プールはあまりお好きではなく、ボラの膝の高いところに逃げたり、おやつの好き嫌いをしてさほど好きでない物は周囲にあげたり、ご飯を食べ切るまでに時間がかかったり、来客時にびびったり。少しずつ自己主張も穏やかな友達も増え、マイペース男子として今日も静かに暮らしています。

 

レーベン号の車内でも、他のズカズカ勢に押されたり乗られたりしたとて動じない。譲渡会ではお腹に顔を埋めて気配を消していますので、是非顔が見えなくても存在を確認してください笑。

 

いい子なんだけどなぁ。

どんなお家がぴったりなんだろう。

 

SNSでも度々登場しているイケメン保育士「千輝」を、どうぞお見知りおきを。