レーベンっ子のご紹介④保育の原点はママ「良」（よき）

 

2021年4月20日沖縄県生まれ。

身重の母犬が保護後に産み落としました。兄弟達の毛色は様々。

そのうちの3匹と母犬がレーベンにやってきました。

 

 

母犬の浜（はま）は、体格は小さめだけど堂々とした眼差し。

 

子ども達をいっぱいの愛で包み込みながら育てました。

その姿は、ボランティア達の尊敬を集めます。

良の兄弟達は、レーベンを卒業していきました。

 

 

そんなある日、突然の浜の死。誰がこんな運命を予想できたでしょうか。

動かなくなった浜をじっと見つめる良。誰もが見ていて辛くなりました。

 

でもそれからです。

良が保育犬になったのは。

良もさほど体格が大きく無いので、仔犬達はすぐ良くらいに大きくなります。

 

優しいから、かなり激しくしつこくじゃれつかれても怒らない。人にも優しくて、感情を読み取るかのように近づいてきて、そっと舐めたり寄り添って座ったり。

 

 

他犬や見知らぬ人に、慣れないうちよく吠えるのは、レーベンの保安に勤めているのかしら。腹ペコ隊員としての任務にも励み、キッチンを覗く時は、居住まいを正しています。たまに仲間のこぼしたおやつを頂戴して怒られているけど。

 

 

「こんな心のあたたかい犬っているんだ」と思うけれど、良だってご家族を見つけて、ドライブでは大好きな風の入る窓際の席で外を眺めようね。