終了日まであと7日！レーベンがやってきたこと　被災前から大変な状況だった富山の現場

　富山県は、年始の地震や夏の豪雨など大変な思いをされていますが、これまでレーベンでは富山県から犬が里親探しに来るということはあまりありませんでした。

　1月にSNSでカンパを呼び掛け、支援物資を買いに走りパッキング。協力団体のしっぽ村さんの車で一緒に運んでいただいたり、ギリギリの状態の初代レーベン号の運転を雪道の経験の多い方にお願いして運んだりしました。その節は、ありがとうございました。

　どんな物が現地で不足しているのか、どこにお届けしたら必要な方の手に渡るのか、といったことを現地の動物保護団体さんと連絡を取り合う中で、被災前から奮闘されているブリーダー崩壊現場があるという話になり、協力に入ることになりました。

　建物が被災したわけではないのですが、規模が大きくて解決が大変な状況ということで、現地の議員さん、保健所、県の動物センター、獣医師などが話し合いに参加し、動物の行き先や運び方などを調整していきます。レーベンからは代表とボランティアが向かいましたが、普段から休養のとれている者もいない中、お掃除や力仕事など心身ともにできるだけのことを限られた時間内で取り組むしかありませんでした。

　犬が44頭、猫が53頭、ヤギが10頭、豚が4頭、鶏が19羽、他に兎や鳩もいました。

　今回も、管理者のことを責めては解決につながりません。詳しい事情は書きませんが、ここまでくるのに保護団体がどこまで力を尽くされたか、これは単独でやり切れる規模ではないと感じたそうです。

　動物は何も悪いことはしていないのです。人間次第で状況はいくらでも変わってしまいます。

　現地で引き取り手が見つかったものもありましたが、湘南に連れて行くことになった動物も、その運び方の検討がまた大変です。大きいものもあり、車での移動の負担も考えなくてはなりません。

　なんとかケージに収まりました。

　見えにくくて申し訳ないのですが、薄暗いところが多いのです。

　湘南ワンレーベンでは、到着してから犬の心身の調子を整え、譲渡に繋げていくことになりました。