2月15日は譲渡会です。オリバーの成長

山口県周南市からニューフェイスが来ています。

 

推定12歳の男の子はオリバー。

まだ感情を表になかなか表さない、なんとも言えない表情。触られたり関わりに対してもされるがまま。自分からは出てきませんが、おだやかで威嚇もなく。ナイスミドルの魅力でたまらない。

 

背中には傷。変形性膝関節症。歯はほとんどないが、残った歯には切られたのではないか、という不自然な削られ方。発見時は路上に倒れていたとか。

 

ドッグマッサージ師のボランティアに温灸をしてもらったり手での優しい指圧には、おそらく初体験の？？？な顔をしながら、気持ち良さそう。人の手の温かさをいっぱい伝えたい。この子達はどんな日々をここに来るまでに過ごしてきたのだろう、といつも思いますが、言葉で伝えてはくれません。目の前の今だけを一生懸命に生きるその姿には、いろいろなことを教えられます。

 

ゆっくりと外に出る練習もしています。怖さから逃げ出して行方不明になったら、本当につらい目に合わせてしまうので、リードは複数。でも初めはよくわからなくて噛んでしまいます。

 

だんだんと楽しめる様子が出てきました。家の中で慣れてから外に出す、だけでは長期間外で運動する機会をもてずに経過してしまいます。代表の豊富な経験があっての、早い段階からの散歩の学習です。とても緊張する、犬の内面に向き合う場面です。

 

ちょっと嬉しそうな顔に見えませんか？他の犬とも一瞬のかかわりで、自分の気持ちを今出したのかな？と思うことがあります。この犬、かなり厳しいなーと思うケースでも、驚くほどの変化を見せていくことがあります。その生命力、たくましさとしなやかさがものすごく魅力的です。

 

 

今日は、毎月11日のイオン茅ヶ崎中央店のイエローレシートの日です。呼びかけの活動に行けるか、まだわかりません。なかなか毎日飛び込みのトピックがあり未確定。お買い物される方、ぜひ湘南ワンレーベンのボックスに黄色いレシートを入れてください。たくさんの方からご支持があった団体には金額に応じた商品がいただける、ありがたい取り組み。犬のおやつなどが運営費の助けになっています。本当は店頭でお願いの言葉をかけたいけれど。こういう団体がこの地域にあるんですねぇ、お金じゃなくてレシートでいいの？と知っていただくふれあいのやりとりもできるのです。

 

オリバーと一緒に、女の子も来ています。名前はパンナちゃん。

保健所収容時の様子。不安で怖いよね。収容期限が近づいたと連絡があり、迎えに行きました。推定5ヶ月の子犬。親や兄弟らしき犬は周囲にいなかったそうです。

 

来てみたら、人への威嚇もなく可愛い顔を見せてくれます。心身のコンディションをこれから整えて新しいご家族を探していきます。

 

茅ヶ崎には、市民活動をサポートしてくださるセンターがあり、そこの子どもたちにも楽しんで知ってもらおうというイベントがこどたんです。何回目かの参加です。今年はチャリティーバザーとお菓子釣りやわたあめ屋さん的な感じです。こういった収益の積み重ねはありがたく、とても大切です。

 

お近くの方は、犬はおりませんがぜひ足をお運びください。

 

他にも正式譲渡でレーベンを卒業して行った子達の報告などがInstagramで続いています。よろしければそちらもぜひご覧ください。

 

 

寒い日が続いていますが、春はもうすぐそこまで来ています。だって、スギ花粉が。お身体をいたわって、みなさまお元気にすごせますように。