SHPへの想い②

はじめてコンサートを観たのは何年前でしょうか、あるがままで楽しめるコサート、そんな暖かい場所を一回でも多く続けたいとボランティアスタッフを続けています。

ボランティアスタッフ、聞こえはよいのですが、実際には肩書きもない人間には出来ることは限られていました。

コンサートチラシを配布したい！簡単なようでもそうでもなく、何度も何度も心が折れそうになりました。学校を周り、怪しいものではないです、と自分の立場を話し、コンサートの概要を話し配布をお願いする。10枚のチラシを置いてもらうために警備員さんにとめられ、門前払い。そんなことも何度もありました。

私には出来ることはないのかもと思った時でした、ある小学校の事務室にお願いに上がったときに事務室前のプランターの手入れをしている男性が対応してくれました。私の話しを聞き、どうぞこちららにと部屋に通してくれたのです。

男性はそんなに素晴らしいコンサートが近くで開催されてるとは知らなかったとチラシを手にとりました。何部ありますか？うちの学校は聞こえことばの通級があり100枚くらい欲しいと、、、校長先生でした。

その校長先生が、こんなに素晴らしいコンサート、自信を持って活動して下さいとどこか自信なさげの私を励まして下さいました。

それから10年、どんな所にでむく時も自信を持って参ります。このコンサートは絶対になくしてはいけない場所であり続けていくことが何よりも大事だと想い活動をしてます。

島村恭子