AD/HDの中学1年生Aさんを引率しての芸術鑑賞会。

劇団四季のライオンキングを見にいくことになり、とても楽しみにしていたAさん。

Aさんは自分で細かい絵を描くこと、工作することが大好きなので、きっと舞台に大興奮するのだろうな、と私も彼女が喜ぶ姿を楽しみにしつつも、大勢の観客がいる中で大きな声で話し始めてしまわないか、ということが気がかりでした。

一般的には、コンサートや演劇などでは「他の方の迷惑にならないように」しなければなりません。

 

当日、となりに座っている私に目を輝かせながら舞台の素晴らしさを語ろうとするAさん、感激して「わー!」と声を上げてしまいそうになるAさんに、

「しー!」と静かにするように促すことは私にとって辛いことでした。

もちろん、自分の気持ちの高まりや伝えたいことを制限されているAさんも思うままには楽しめなかったでしょう。

 

感動、感激、感情を素直に出すことができる場が芸術の場面であれば、どんなに素敵なことでしょう。

そんな場があれば…とおもったものです。

 

 

初めてShining Hearts' Partyを見たとき、その自由な空間とどんな子でも開放的に楽しめる雰囲気に驚きました。

こんな場があること、それがボランティアの皆さんの手でつくられていることのすごさはさまざまな特徴を持つ子どもたちと接してきたからこそ分かりました。

 

「こんなに優しい空間が社会そのものだったら、子どもたちは幸せな未来を送れるだろう」

そうあってほしいという願いも込めて、コンサートを運営していければいいな、と思っています。

どんな人の特徴も受け入れ、「そのままでいいんだよ」というメッセージを送れるコンサートでありたいです。

 

今年もだれもが自分のありのままで音楽を楽しめるよう、優しい空間が広がるよう、スタッフみんなで準備をしていきます。

今年度は助成金をいただくことができず、このように寄付を募らせていただくことにしました。

このページをご覧になった方も、寄付をしていただいた人も、この活動を広げようとご協力いただいた人も、皆さんがコンサートの参加者です。

これからも一緒に見守ってください。

 

コンサート部門長 寺地佳美

昨年度のスタッフ一同…全員の力があってのコンサートです!
新着情報一覧へ