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地域の空き家を地域の防災拠点に − 持続可能な社会を −

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支援総額

450,000

目標金額 1,500,000円

支援者
12人
募集終了日
2022年4月28日

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プロジェクト本文

 

 

 

 solar crewは「地域課題である空き家」を、防災機能を備えた「地域課題を解決する拠点」へと進化させる取り組みです。最大の特徴は活用できる状態になった空き家をシェアするのではなく、地域を巻き込み、拠点の活用方法を一緒に考え、DIYでリフォーム工事そのものから携わり、作る側になってもらうことです。作る段階から参画してもらうことにより拠点を知って地域や住民同士がつながるきっかけをつくり、想いを共有しながら利用してもらうことで、地域に根ざした拠点となります。太陽光発電設備や耐震シェルターなどを導入する拠点は、平常時は町内会館的なコミュニティスペースとして地域住民やcrewが利用する「つながりの場」、災害時には町の小さな防災拠点や電力供給スポットとしての機能を発揮します。

 この新たな「つながりの場」を、自分たちでつくり、「地域課題を解決する防災拠点」とすることで、安心して住み続けられるまちづくりを目指しています。

 

 

"solar crew"に込めた思い

 

solar … 拠点に導入する「太陽光発電設備」

     暗いイメージである空き家を活用し「地域が明るくなる様」

crew … 売り手、買い手の概念ではなく「一緒に活動する仲間」

 

[DIYイベントのようす。経験の有無、性別や年齢を問わずに参加できます。]

 

 

 

 

 

【空き家問題】

 

 空き家問題は都市部、地方関係なく、全国的に深刻になっている社会問題です。総務省の調べによると平成の30年間だけでも452万戸の住宅が空き家となっています(*1)。そして、空き家の増加は今後さらに加速し、2033年(令和15年)には空き家率が30%を超えるという予想がされています(*2)。これは3軒に1軒が空き家になってしまうということです。

 空き家は景観的、衛生的な問題だけでなく、イタズラや犯罪に使用されるケースや災害時には倒壊や火災の危険性があります。だからといって簡単に建て替えられるものではなく、空き家を維持する、取り壊す、建て替える、そして更地にした空き地、どの選択肢をとったとしてもオーナーの管理及び金銭的負担は大きいものになります。そのため、空き家をそのままにしておくケースも多いのが現実です。

(*1)総務省「平成30年住宅・土地統計調査」より

(*2)野村総合研究所「2030年の住宅市場と課題」より

 

[solar crewの各拠点]

 

 

【避難所問題】

 

 これまで、災害時に支援ボランティアのため被災地へ足を運ぶことが何度かありました。熊本地震の際、目の当たりにした避難生活にショックを受けました。私が赴いた先で、自宅前の硬いアスファルトの上でテント生活をされている80代のご夫婦がいらっしゃいました。その理由を聞くと「3㎞先に大きい避難所があるが、高齢の私たちには遠い距離」「自宅は倒壊の恐れがあって入れない」「何より自宅が心配」、そのためテント生活をされていたのです。昼間は猛暑です。

 またいつ発生するかわからない災害への備えとして「避難先」が課題となっていることを肌で感じた瞬間でした。

 

[上段:復興支援時の写真。下段:熊本地震の際に目の当たりにした避難生活。]

 

 

【悩んだ先で見つけたsolar crew】

 

 空き家問題と避難所問題、これらについてどうにか解決できないかと考え続け、「増えて困る空き家」を「少なくて困る防災拠点」に変えていきたいと思いました。災害大国日本において、避難所の収容不足は避けたい一方で、家族構成はもちろんのこと、一点集中型避難ではなく「分散型避難」がより求められるものと思います。私たちは空き家を活用した各拠点に太陽光発電と耐震シェルターを設置していきます。ただし、地域に小さな防災拠点を作っただけでは空き家の本当の活用にはならないと感じています。そのため、平常時は地域コミュニティスペースやテレワークのできる居場所として利用していただきます。

 この取り組みを進める中で、より世の中に普及していきたいと思い、昨年『solar crew』と名づけ事業をスタートしました。現在、空き家オーナー様から相談を受け、多くの空き家は確保していますが、まだまだスタートしたばかり。

 資金不足もあり拠点作りのスタートができず、思いばかりが先走る状況が続いています。確保中の空き家だけでなく、これからご相談いただく全国各地の空き家を町の小さな防災拠点として活用していきたいと考えています。ぜひ、私たちの取り組みを応援いただければ幸いです。

 

[上段左:太陽光発電設備の設置、上段右:室内に足場を組んでのDIY作業、下段左:廃パネルを活用した組み立て式発電テーブル、下段左:DIYイベントに参加した親子。]

高まるsolar crewへの注目度

 

solar crewの空き家活用スキームは多方面で評価されています。表彰を受けたり、多くのメディアへの出演を通し、空き家オーナー様や自治体からのご相談をいただいています。

 

 

 

【地域コミュニティの重要性】

 

 責任者の河原自身、solar crewの活動の他に、清掃ボランティア団体グリーンバード横浜南チームのリーダーとして、横浜市内4ヶ所でゴミ拾いを通したゆるい交流活動を行っています。また、ヨコハマSDGsデザインセンターでは地域コーディネーターとして「地域の持続可能性」や「誰一人取り残さない」をテーマに活動しており、これらの活動で個人間及び地域間のコミュニティ形成の重要性を現場で学んできました。

 

[green bird横浜南チームの活動の様子。過去には子ども参加数世界一となり、表彰されました。]

 

 

 個人間及び地域間のコミュニティを大切にするために、普段、接点の少ない方々を巻き込んでのイベントを開催してきました。

 例えば、空き家だった拠点にて高齢者向けのイベントです。

 新型コロナウイルスの感染が拡大し、高齢者の方が趣味の場、生きがいを求めて集まっていた場など居場所がなくなりました。この「居場所」がなくなり人と触れ合う機会が制限されることにより、高齢者の認知症悪化につながるリスクがあります。そのため、私たちは大手通信会社の協力を得て、高齢者向けのスマホ講座を開催しました。zoomやLINEの操作説明やyoutubeを活用した運動機会をお伝えし、スマホを通した交流による認知症悪化の防止に努めています。

 また障がいをお持ちの方と地域住民の交流を図るイベントとしてアートイベントを開催しました。拠点内のスペースを利用し、障がいをお持ちの方と地域住民が1枚の大きな布に絵を描きました。この絵は完成ではなく、また様々な方が関わりながら少しずつ描き足していきます。

 そして地域課題や社会課題に前向きな方以外にも私たちが取り組む課題を知ってもらうため、ボランティアで小学校を中心に中学、高校、大学などで授業を行っています。SDGsを勉強している生徒たちからは鋭い意見や面白いアイディアをいただき、貴重な機会となっています。

 

[上段左:障がい者と地域住民によるアートイベント、上段右・下段:小学校での出前授業のようす。]

 

【空き家が守る、地域の命】

 

 私たちの活動は地域課題である空き家だった場所が防災拠点となり、コミュニティ拠点となり、更なる地域課題解決の場となることを目指しています。地域住民が一緒に空き家をDIYして拠点を作り上げます。皆で作業する事で人と人がつながる最初のきっかけにもなります。地域内で人と人とが繋がり、顔見知りが増えていくことはより安心な町づくりに繋がると感じています。完成した耐震シェルターや太陽光発電を導入した拠点は、平常時はコミュニティスペースとして利用でき、非常時には町の小さな防災拠点となります。

 またいつ発生するかわからない地震や大雨などによる災害から、あなたやあなたの大切な人を守るための防災拠点や、安心して住み続けられる町を全国各地につくりたいと考えています。

 

 

 

 

神奈川県山北町について

 

 今回の舞台となるのは神奈川県山北町。人口は約9,800人。町のほとんどが国定公園や県立自然公園の山間部となり、県民の水がめである「丹沢湖」、信玄の隠し湯と呼ばれる「中川温泉」、日本の滝百選の「洒水の滝」など豊かな自然に囲まれた町です。また「やまきた桜まつり」や「丹沢湖花火大会」、「西丹沢もみじ祭り」、「丹沢湖ハーフマラソン大会」など、四季折々のイベントが開催されています。

 私たちの山北町は東京から西へ80km、神奈川県の西部に位置し、緑深い丹沢の山々に抱かれた、さわやかな風の吹き抜ける町です。広さは224.61km2で、その約90%は丹沢大山国定公園と県立自然公園などの山岳地帯で、自然を求め多くの観光客の方が訪れています。雄大な山々、美しい湖、雄大な富士山の景観、清らかな流れ...首都圏から至近にありながら豊かな自然が残る山北町にはまた、由緒ある温泉や郷土の歴史文化など見所も沢山あります。豊かな自然の恵みにふれあい、詩情をそそる風景と出会えるところ「山北町」をぜひ訪れてください。

 

−引用 山北町役場webサイト

 

 町民に慕われてきた診療所は、神奈川県で相模川に次ぐ第2に重要な河川「酒匂川」と丹沢湖をつなぐ河内川のそば、山北町役場 清水支所の向いに位置します。土地は300㎡、建物は120㎡近くの広さがあり、コミュニティスペースにはぴったりの拠点です。中を覗いてみると、診療所として以外にもこれまでに多くの方に利用されていた形跡がうかがえます。長い年月、雨風に晒されてきたため、外観は補修箇所が多い印象の拠点です。

 

[山北拠点の外観・内観。]

 

今回の取り組みにあたり、山北町の町長から激励の言葉をいただきました。町としても応援してくれる今回の山北拠点に、皆様のお力添えをどうぞよろしくお願い致します。

[山北町長と河原]

 

 

 

 これまで、横浜市磯子区、同市中区、松田町、真鶴2軒、合計5箇所の拠点作りを自分たちで行ってきました。しかしこの山北拠点からはこの取り組みや「地域課題を解決する防災拠点」のあり方にご共感いただけた方、地域課題に取り組む当事者やまちづくりに関心のある方など全国の皆さんと共に各地の拠点を作り上げていきたいと思います。

 今後、さらにエリアを拡大し、全国へむけてこの取り組みを推進させていきます。

 今回のクラウドファンディングを機により多くの方とともに地域課題に取り組んで参りますので、応援よろしくお願い致します。

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
河原勇輝(株式会社 Solar Crew)
プロジェクト実施完了日:
2022年8月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

 株式会社Solar Crewが神奈川県山北町の診療所として使われていた空きスペースを活用し、地域コミュニティの拠点をつくります。  ◆集まった資金のうち100万円でリフォームを行います。リフォームはプロの指導のもと、会員であるcrewと地域住民が一緒にDIYで拠点をつくりあげて、工事を通した交流を目的としています。  ◆集まった資金のうち50万円で耐震設備と太陽光発電設備を導入します。災害時に電力供給が可能な町の小さな防災拠点となります。 ※リフォーム及び防災設備の導入には全体で300万円程度かかる為、不足する資金は自社が負担します。

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プロフィール

solar crewは「地域課題」だった空き家を、防災機能(耐震シェルターや太陽光発電設備など)を備えた「地域課題を解決する拠点」へと進化させる取り組みです。会員と地域住民が協働し、空き家をDIYで再生させます。拠点をDIYする「つくる責任」や完成した拠点を利用する「つかう責任」を通し「住み続けられるまちづくり」を行います。交流人口や関係人口の創出及び平常時に構築されたコミュニティが災害時には共助や単身世帯の安否確認へとつながり、地域レジリエンスの向上が期待できる仕組みです。

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リターン

5,000


【現地に来れる方&来れない方向け】お気持ちコース

【現地に来れる方&来れない方向け】お気持ちコース

◆御礼メール

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

10,000


【現地に来れる方・来れない方向け】Tシャツコース

【現地に来れる方・来れない方向け】Tシャツコース

◆御礼メール
◆solar crewオリジナルTシャツ

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

15,000


【現地に来れる方向け】DIYイベント体験(1回)コース

【現地に来れる方向け】DIYイベント体験(1回)コース

◆御礼メール
◆solar crewオリジナルTシャツ(イベント参加時にお渡し)
◆DIYイベントご招待チケット(1回分)
※有効期限:発行日から6ヶ月内

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

15,000


【来れない方向け】オンラインミーティング参加(1回)コース

【来れない方向け】オンラインミーティング参加(1回)コース

◆御礼メール
◆solar crewオリジナルTシャツ
◆solar crewオンラインミーティング参加チケット(1回分)
※有効期限:発行日から6ヶ月内

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

30,000


【現地に来れる方向け】DIYイベント体験(2回)コース

【現地に来れる方向け】DIYイベント体験(2回)コース

◆御礼メール
◆solar crewオリジナルTシャツ(DIYイベント参加時にお渡し)
◆DIYイベントご招待チケット(2回分)
※有効期限:発行日から6ヶ月内

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

30,000


【来れない方向け】オンラインミーティング参加(3回)コース

【来れない方向け】オンラインミーティング参加(3回)コース

◆御礼メール
◆solar crewオリジナルTシャツ
◆solar crewオンラインミーティング参加チケット(3回分)
※有効期限:発行日から6ヶ月内

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

50,000


【現地に来れる方向け】山北まち歩きツアーコース

【現地に来れる方向け】山北まち歩きツアーコース

◆御礼メール
◆solar crewオリジナルTシャツ(ツアー参加時にお渡し)
◆山北まち歩きツアー(交通費は自己負担)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

80,000


【現地に来れる方向け】DIYイベント参加(2回)&山北まち歩きツアーコース

【現地に来れる方向け】DIYイベント参加(2回)&山北まち歩きツアーコース

◆御礼メール
◆solar crewオリジナルTシャツ(DIYイベント参加時にお渡し)
◆DIYイベントご招待チケット(2回分)
◆山北まち歩きツアー(交通費は自己負担)
※有効期限:発行日から6ヶ月内

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

80,000


【現地に来れる方向け】オンラインミーティング参加(3回)&山北まち歩きツアーコース

【現地に来れる方向け】オンラインミーティング参加(3回)&山北まち歩きツアーコース

◆御礼メール
◆solar crewオリジナルTシャツ(まち歩きツアー参加時にお渡し)
◆solar crewオンラインミーティング参加チケット(3回分)
◆山北まち歩きツアー(交通費は自己負担)
※有効期限:発行日から6ヶ月内

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

100,000


【現地に来れる方・来れない方向け】全力応援コース

【現地に来れる方・来れない方向け】全力応援コース

いただきましたご支援金全額を、当活動のメインとなるリフォーム費及び防災設備の導入費として、大切に活用させていただきます。
◆御礼メール

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

120,000


【現地に来れる方・来れない方向け】トークライブ or トークセッションコース

【現地に来れる方・来れない方向け】トークライブ or トークセッションコース

まちづくりや地域連携に携わりながら活動してきた河原からsolarcrewの立ち上げ経緯などを講演やトークライブ、トークセッション等でお伺いします。

【お話しできる内容】
・地域コミュニティの作り方
・地域との関わり方
・空き家活用
・「地域課題 × ビジネス」 など

※交通費は別途ご負担いただきます。詳細は後日メールでお打ち合わさせていただきます。
※有効期間:発効日から1年以内

◆御礼メール

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

プロフィール

solar crewは「地域課題」だった空き家を、防災機能(耐震シェルターや太陽光発電設備など)を備えた「地域課題を解決する拠点」へと進化させる取り組みです。会員と地域住民が協働し、空き家をDIYで再生させます。拠点をDIYする「つくる責任」や完成した拠点を利用する「つかう責任」を通し「住み続けられるまちづくり」を行います。交流人口や関係人口の創出及び平常時に構築されたコミュニティが災害時には共助や単身世帯の安否確認へとつながり、地域レジリエンスの向上が期待できる仕組みです。

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