曽根神社の再建にご協力、ご支援頂いた皆様方へ
この度は「曽根神社 能登半島地震により倒壊した手水舎、石灯篭を再建したい」のクラウドファンディングへご支援いただき、誠にありがとうございます。
6月下旬より実施しておりましたクラウドファンディングが、9月26日を持って無事に終了いたしました。まずは皆さまに、神社関係者一同心より御礼申し上げます。
クラウドファンディングでは、最終的に目標金額400万円のうち864,000円を集めることができました。また、神社にて支援を頂いた方を含めると、10月6日現在、150名の皆様からご支援を賜り2,264,000円となり、目標金額のうち半分ものご支援を集めることができました。
当社は今回初めてクラウドファンディングに挑戦致しました。終了日に近づき、思うように寄付が集まらず目標金額に達することは出来るのだろうかと心配する中、曽根の町、西蒲区、新潟県全土、また県を超え全国の方々よりご支援と励ましのお言葉を頂戴致しました。皆様からのお言葉により希望が湧き“倒れても立ち上がることができる勇気”をもらうことができました。
目標金額に達することはもちろん大切です。しかしそれ以上に、今迄当社を知らなった方々と出来た新たなご縁、氏子の皆さまとより深くなった繋がりのほうがもっと大切だと感じました。
改めて曽根神社は多くの人たちに支えられていることを実感し神社関係者一同うれしく思っております。また御祭神の建御名方命もさぞお喜びのことと拝察申し上げます。
そして、活動報告によりお伝えした通り、8月の西川まつりまでには手水舎、石灯篭の再建をしたいと神社関係者一同話し合いの結果、寄付の終了を待たずに工事は無事終了致しました。皆様から頂いたご支援は全額手水舎再建、石灯篭の修復費用として使用させて頂きました。
クラウドファンディングによるご支援は一区切りつきましたが、神社に直接のご支援は続けております。一度寄付を申し込んだ方でも、再びご支援頂けるようでしたらお待ち申し上げております。
またご支援のお礼としてお渡しするお守り・御朱印に関しましては現在梱包作業中です。
10月下旬から11月上旬にかけて皆様のお手元に届くかと思いますのでしばらくの間お待ちください。
お名前の掲示をご希望された方は、ご支援頂いた証として今後境内に掲示致しますのでご参拝頂いた際にご覧ください。
宮司を含め神社関係者一同、曽根神社、曽根の町が人で賑わうようになることを目指しております。
曽根の町を昔から知る地元の人から
「町にはもっと人がいて、商店街は隙間なくお店で埋まっていた」「神社のおまつりには出店がたくさん出て、すごく賑わっていた」と当時の様子を教えて頂いたことがあります。
大型のショッピングセンターなどを利用する人が増え、曽根の商店街の賑わいを今は感じることはできません。
神社は古くより人が集まるコミュニティの場であり、信仰の場、情報交換の場でもあります。
そんな神社におまいりする人が増えれば自然と町にも活気が戻ると信じております。
神社だけでは難しくても皆様のご協力により曽根神社を、そして地域を盛り上げることができると考えております。今後も変わらぬご支援を宜しくお願い致します。
最後に、震災の影響で曽根神社氏子の皆様も被害を受け大変な中での寄付のお願いとなりました。再建した手水舎が“倒れても立ち上がることができる勇気”を与えられるようなシンボルとして後世に残るよう受け継いでいきたいと思います。
皆様方が日々、平穏無事で過ごせますようご祈念申し上げます。
改めましてこの度はご支援ありがとうございました。
曽根神社宮司 廣川 豊