必要でない人とは？

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せっかくページ読んで頂くのにのっけから余り縁起よくない話から始まるがお許し願いたい。15日有名な女優さんが亡くなられたと情報が流れました。ご本人は、数年前に全身がんだらけと公表したのちも映像の世界でご活躍された。遺作となった作品はこれから公開されるそうで、まさに亡くなる直前まで女優さんだったのだ。女優さんのご活躍は国も認めた。事実、栄誉ある勲章が贈られた。贈られた時のインタビューを今日のニッポン放送の番組、上柳さんのあさぼらけで肉声を聞くことができました。

「人は何らかの役割を持って生まれてくるの。私はひょんなことから女優になりこれまで役割をやってきたけど、どんな人でもこの世で生きていくというのは、何らか知らの役割があるの。無駄な人などひとりもいないのです」という内容のコメントでした。

私は、昨日娘の手と手をつないでいつもの公園に散歩に行った。道すがら20歳を過ぎた女の子が親父とおぼしき男と手をしっかりつないで歩く姿は、とても奇妙に映るようで、すれ違う人はちょっと怪訝そう、怪しそうな視線を投げて通り過ぎていきます。こちらはいつものことだからもう慣れたのだが、歩きながらコメントとほぼ同じことをぼんやりと思っていたので、放送聞いていて朝から心の中でドッキリとした。

障害のある人　何らかの病気になってしまった人そして高齢者の皆さん。女優さんのおっしゃったことは私は正しいことだと思います。今日は奇しくも「敬老の日」。私は今の快適な生活を作ってくれたのは、お祝いされる皆さんのおかげだと思います。どんな人でもどんな状況になっても必要でない人などいないのです。