セルビア、カナダの公演、ワークショップを終えて。

ご支援、本当にありがとうございました。みなさのお力で、素晴らしい海外公演の体験をさせていただきました。

トロントでは、7回公演に加えて、2回のFMラジオ出演、(そのうち1回は生放送のインタヴュー番組でした!)雑誌の撮影、取材等多忙を極めました。さらにフライト当日の朝、ブラジルから参加予定のカンパニーメンバー、ジュランジ・シルヴァのフライトの日付が一ヶ月先になっていたことが判明し、本番初日当日に到着するというアクシデントがあったりしましたが、なんとか初日を迎えました。

日本やアメリカの感覚からすると極端に遅い、10時半からの開演時間。一チケットの売れ行きも確認する間もなく、観客はいるのだろうか、と思いましたが、ダンサー同士この地に集い、再び一緒に踊る喜びを感じて精一杯踊ろうと誓い合って舞台に出て行きました。観客のピーンと張り詰めた、鋭い、静かな眼差しを感じました。

ダンスが終了すると、一瞬ものすごく沈黙があり、そして突然ものすごい歓声が聴こえました。カーテンコールで再び舞台に出て行くと、みなさん、立ち上がっていたのです!

国や、言語や、人種、肩書きや世代を超えて、心と心が通じる素晴らしい瞬間でした。

 

 

 

この後も、毎日公演時間がまちまちなので、その度にどんな観客の方に会えるのか、期待と不安が入り乱れる7公演でしたが、今思えばすべて素晴らしい体験です。

例えば月曜日。午後1時からの公演でしたが、通常の観客層にとっては勤務時間です。観客動員に多少の不安を抱えて舞台裏に待機していました。しかし数台のバスが劇場前に停まり、ゆっくりと劇場に入って来たのはなんと、かなりご高齢のご夫人方でした。介護施設のパフォーミングアーツ鑑賞アクティビティとして、私たちのダンスを選んでくださったのでした。

公演のあと、お話する機会にもめぐまれ、美しい80歳代、90歳代の方々からは「美しい時間をありがとうございました。」「素晴らしいエネルギーをありがとう。」「日本の能、勉強しました。西洋のダンスの中に日本の美しさがありました。」などのお言葉をいただき、とても感動しました。

 

日本でも、もっとたくさんの方々にダンスの素晴らしさを伝えられるように、日々努力して行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

Facebookページでおすすめプロジェクトを毎日配信しています