プロジェクト概要

ひとり親家庭の中でも学習指導を必要とする子どもたちのための無料塾「ステップアップ塾」を開きたい!

 

はじめまして。NPO環境維新隊東京ユネスコクラブ・副理事長兼事務局長の星野和香子と申します。私たちは平和教育を推進する民間ユネスコ活動を行う団体で、(公社)日本ユネスコ協会連盟の加盟クラブです。これまで日本の民間ユネスコ活動では、「教育」というと発展途上国の教育支援に重点を置いてきました。しかし、教育支援が必要なのは、発展途上国だけではありません。現代の日本社会では離婚や災害での死別等によりひとり親家庭が増え、子どもの学習環境に格差が生まれていると言われています。世帯収入や家庭環境を原因とした子どもたちの学力の違いは、テストの点数にして25点以上ついてしまうといった統計結果が発表されました。そこで私たちは、収入や家庭環境を原因とした教育格差を少しでも解消するため、ひとり親家庭の中でも学習支援を必要とする小中学生のための無料塾を開きたいと考えたのです。

 

しかし当然のことですが、塾というプロジェクトにはどうしても学習スペースの使用料や運営スタッフの人件費、印刷費や交通費など、さまざまな諸経費がかかります。そこで皆様に、1年間運営費のご支援いただけないでしょうか。

 

(4月17日の開塾式の様子。公式サポーターである作家の乙武洋匡氏からのメッセージを熱心に聞く子どもたち。)

 

ステップアップ塾で子どもたちに「勉強の楽しさ」を伝えたい!自ら学ぶココロを育てたい!

 

ステップアップ塾では、以下の内容を一年間取り組み、子どもたちの「自ら学ぶココロを育てる」ことにつなげていきたいと考えています。

 

>>>ステップアップ塾の取り組み① 学習支援
私たちは、学校での勉強を基本とし、分からないことを分かるようにすることで学力の底上げを図る学習指導を行います。そのために、生徒たちには分からないことを分かるようにすることがこの塾です。そのために、前の学年の勉強でも構わないので自分の勉強道具を持ってきて下さい。」と伝えています。講師は生徒の分からないことに応じて個別に指導するので、恥ずかしがらずに自分の分からない部分を相談でき、学力面のステップアップを図ることができるのです。分からないことが分かるようになることが、勉強が楽しくなる最初のステップであると、私たちは考えています。

 

(子ども3人に対して1人の講師がつくことで、それぞれのレベルに合わせた学習支援を行います。)

 

>>>ステップアップ塾の取り組み② 給食
ステップアップ塾では、毎週の通常授業(学習)と月に一度の課外授業の後に、給食を提供しています。給食の時間を設けることで塾への参加意欲を向上させ、講師や学校以外の友達とのコミュニケーションを図る場とします。そして子どもたちの身近なお兄さん・お姉さん的な存在の大学生講師には、勉強はもちろん、できるだけ子どもたちの相談に極力乗るよう指導を行い、子どもたちが進学について前向きに考えられるよう工夫しています。


>>>ステップアップ塾の取り組み③ 課外授業「胸キュン!GOMI拾い around山手線」
ステップアップ塾の課外授業は、月に一度の地域清掃活動です。コミュニケーションを図りながらの清掃活動を通じて、社会や他者に対する「思いやりのココロ」を育むことを目的として活動しているため、前向きな社会人や大学生と交流する機会を定期的に持つことができます。さまざまな大人と気軽に話せる環境を提供することで、学校や家庭以外の大人の価値観を学ぶきっかけを、この課外授業の中で作っています。

 

(みんなそろって、はじめて給食の様子。すぐに友達を作ることができたようです。)

 

ステップアップ塾を運営しているNPO環境維新隊東京ユネスコクラブのスタッフが全員、普段はそれぞれに仕事を持っていたり大学に通っていたりと、団体の専従スタッフとして働いている人はいません。今、このプロジェクトを動かしている私自身、普段は会社で働いています。スタッフは、自分の自由になる時間をこの塾に捧げて動かしています。それは、団体の運営資金が充分でないことにより、有給の専従スタッフを雇えないことが理由として挙げられます。

 

また、広報面などで充分な予算を掛けることができず、支援者になりうる個人や企業への宣伝が不十分で運営資金の確保が難しいという状況もあります。現在は大学生会員スタッフがボランティアで広報活動をしてくれていますが、無給での活動は長く続かないということは、様々な社会的取り組みをしている団体の方の誰もが感じているところだと思います。

 

私たちは、このステップアップ塾を運営していくことに社会的な意義を強く感じていますし、より多くの子どもたちのために、ひいては日本の将来のためになればと考えて始めました。この想いを多くの方と共有して、子どもの学びを社会が支える仕組みがなくなってしまわないためにも、皆様からの支援をお願い致します。

 

(NPO環境維新隊東京ユネスコクラブでは、2013年から「おもいやりのココロを世界へ」をテーマに、清掃活動を行ってきました。)

 

なぜ、私がこのプロジェクトを始めたか


四年ほど前のことですが、私は自転車で233日をかけて日本一周47都道府県の旅をした経験があります。その中で、各地の方に大変お世話になりました。食事をご馳走になったり家に泊めていただいたり、たくさんの出会いの中でさまざまな家庭の事情を、赤裸々に見聞きしてきました。ひとり親家庭で育ち、自分の進学よりも家計の負担を減らすことや兄弟の進学を考える子どもたち。小さな子どもを育てながら、将来どころかその日の暮らしに不安をつぶやく、若いお母さん。さまざまな現代に生きる人の苦しみに触れさせていただいた旅であったとも感じています。


今回の開塾が、お世話になった皆様へ直接のご恩返しにつながるわけではありません。ですが、本プロジェクトをモデルとして確立し全国に広めていくことができれば、日本一周の中で私に話しを聞かせて下さった方々と同じ悩みを持つお父さんやお母さん、そして子どもたちにとって、一つの希望になれるのではないかと考えています。

 

(維新隊ユネスコ主催のイベントでの、クイズ大会の一コマ。クイズに正解して喜ぶ子どもたちは、学びの楽しさを知っています。)

 

もう一つの私の想いとして、このような支援活動について「金銭的・時間的にゆとりのある人が行えばいいことで、多くの一般市民は自分の生活だけ考えて暮らしているのだからそんなことはできないのが当たり前だ」という考え方が未だに世の中にはあることを、変えて行きたいという気持ちがあります。本当にこれからの世の中のことを考えるのであれば、今後の世の中を作る子どもたちの成長を支え、見守るのが大人の役割であるという考え方と行動が、もっと当たり前のことになっていくべきであると考えています。

 

今回の開塾によって、社会の大人たちが少しずつ力を出し合い子どもの学びを支える、というモデルケースを作り、世の中に提示することも、一つの大きな目的であると思っています。

 

(ステップアップ塾公式サポーターである作家・乙武洋匡氏と濱松塾長。乙武氏のスピーチが、子どもたちのココロに入っていったようでした。)

 

ひとり親家庭のお父さんとお母さんの経済的な負担を少しでも軽減し、子育て以外の自由な時間を持ってほしい!

 

ひとり親家庭の中でも、様々な事情により就労によって充分な収入を得ることが難しい家庭もあります。そして、収入を得るために忙しい日々を送り、子どもとの会話が足りないと感じている親もいます。それでも、仕事を減らすわけにはいかないのが現実です。家庭によっては、夜まで親が働いているため、子どもが家の中でもひとりになってしまうことが多々あると言われています。

 

ステップアップ塾では、週に一回ではありますが給食を提供することにより、子どもがひとりになってしまう時間を減らします。また親にとっても食費と家事負担の軽減につながることで、自分の自由な時間を作り、ひとりで子育てをする精神的なストレスを軽くすることにつなげたいと考えています。

 

(給食を食べながら、先生といろいろな話をする時間が楽しい、と話してくれた生徒もいました。)

 

夢がある子供たちに夢を実現できる力を!


先進国である我が国の子どもたちへの教育状況を冷静に振り返ってみれば、義務教育の中で「基礎教育」こそ行われていますが依然として学歴社会であり、学歴が子どもの将来を左右するという現実があります。つまりは、家庭環境や親の収入が、子どもの将来に影響を与えてしまうこともあるのです。

 

ひとり親家庭の中でも、就労による平均年収約181万円と言われるシングルマザーの世帯などでは、収入が教育のための費用に影響する場合も多く、基礎学力を充分に習得出来なかった子どもたちが、学力の不足を補う場所を得られないまま社会に出てしまう場合も多々あると言われています。しかし、今後の未来を担う子どもたちが、勉強をして基礎的な学力を身につけるということは、必ず社会全体にとっての利益になります。

 

「夢を持て」「あきらめるな」と、世の大人が子どもたちに語りかけるなら、その言葉を受け取った子どもたちの学びを社会が支える仕組みを作ることも、大人としての責任なのではないでしょうか。子どもたちにとって「勉強」や「受験」が大人からのおしつけに感じられてやる気をなくしてしまったり、反発心ばかりをもってしまうより、勉強の意味や勉強してよかったことを大人たちは伝えるべきである、と私たちは考えています。このステップアップ塾では、夢に向かって「自ら学ぶ人になる」ことをテーマとして掲げています。

 

(勉強を教えることはもちろん、どうして勉強するのかを子どもたちに伝えたい、と話す講師主任の吉田先生。)

 

支援金の使い道


今回、ステップアップ塾へのご支援をしていただくことにより、
①塾会場を安定的に確保できること
②給食を安定的に提供できること
③運営体制が整い、子どもたちや保護者、ボランティア講師大学生に十分なケアができるスタッフを確保できること
の3点が挙げられます。
今回は、1クラスを1年間運営するにあたっての総予算のうちの、約半分にあたる300万円を目標額に設定しました。不足分は会費や助成金、賛助企業の募集などをすることで賄いたいと考えています。

もし、目標額以上に皆様にご協力いただくことができた場合、会場やクラス数を増やし、受益対象者の人数を増やします。ひとり親世帯が多く暮らしていると考えられる地域で、地域の大学と地域住民や商店などが協力し、同様のプロジェクトを展開する予定です。

 

引換券について


① 「ユネスコ世界寺子屋運動」くるりんぱプロジェクトシール

「ユネスコ・世界寺子屋運動」のシンボルマーク「くるりんぱ」のシールです。国内の教育支援に取り組む本プロジェクトでも、子どもたちのよりよい未来を築くためのユネスコ活動として実施しています。


 

② 「三菱アジア子ども絵日記フェスタ」ポストカードセット(3枚組)
「三菱アジア子ども絵日記フェスタ」は、三菱広報委員会・アジア太平洋ユネスコ協会クラブ連盟・(公社)日本ユネスコ協会連盟が、絵日記を通じて識字教育支援やアジアの子どもたちのより深い相互理解と交流を目指す活動です。国内の教育支援に取り組む本プロジェクトでも、子どもたちのよりよい未来を築くためのユネスコ活動として実施しています。

 

(ポストカードは、写真の絵柄と同じでない場合もあります。)

 

③ 塾に通う子どもたちからの感謝のお手紙
子どもたちからのお礼状は、年に2回を予定しています。学習の様子や寄付者への感謝の気持ちをおハガキでお届けします。


(写真はイメージです。)

 

④「ステップアップ塾」公式レポートへの名称掲載

年1回の発行を予定しています。

 

⑤ NPO環境維新隊東京ユネスコクラブオリジナルTシャツ
団体オリジナルTシャツは、これまで団体の行う様々な活動(環境啓発活動、被災地支援活動など)を支える商品として、団体で用意してきたものです。今回のプロジェクトでも、塾を支えるサポーターとして、Tシャツを受け取っていただければと思います。


(実際に会員スタッフも着用して、ボランティア活動に励んでいます。)


⑥ 日本ユネスコ缶バッジ

 

 

⑦ NPO環境維新隊東京ユネスコクラブより感謝状
A4サイズの感謝状をご用意しました。当団体より、ご協力いただきました証として、感謝状を発行させていただきます。

 


⑧ 世界遺産Tシャツ
世界遺産をモチーフとした(公社)ユネスコ協会連盟オリジナルのTシャツです。

 

 

⑨ ステップアップ塾 公式ホームページへの名称掲載


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