～原発事故被災地のいのちを守る活動に継続的なご支援をお願いします～

 

 

クラウドファンディング32日目、

皆様、応援ご支援ありがとうございます！

 

ネクストゴールへの挑戦

どうぞ応援よろしくお願い致します！

 

プロジェクトは、9月11日23時まで。

皆様には、当法人の活動を

ご理解が頂けるものである事をお伝えしていく事を

継続していくつもりでおります。

引き続き応援よろしくお願いします<(_ _)>

 

 

前回のプロジェクト

福島原発被災地に未だ残されている猫たちの保護・見守りを！

での終了報告以降の活動報告をさせて頂きます。

 

前回のプロジェクトの終了を昨年6月末にしていたため

昨年、一旦終了報告をさせて頂いていますが

実際には活動は継続しているためその後のご報告となります。

 

栖の活動報告になりますので

こちらでも載せさせて頂きます。

 

前回のつづきです。

 

●都路町　都ちゃん

※写真はここねこさんのページから

妊娠しているところを居ついている家主に相談をうけたのですが

その家主からリリースしたら

トラバサミをかけて川に投げると言われ保護に切り替えました。

田舎は安易に猫を殺し過ぎます。

見つけてもらわなければ命は無かった都ちゃん

こんなかわいい小さな体で何度妊娠したか解りません。

ここねこさんで新しい飼い主さんと出会いを待っています。

 

●都路町　テンくん

捨てられたお宅の隣人に虐待を受けていたテンくん

この隣人は毒餌をまく疑いもあり、

捨てられたお宅では飼っている子を今まで二匹殺されています。

今証拠集めをしているところです。

ここねこさんに移動予定です。

 

●葛尾村　葉っぱくん

葛尾村の方が保護したがご飯を食べなくていて

子猫は、一日ご飯を食べないだけでも命に関わるため

こちらで強制給餌と補液をして育てました。

その後保護した方のもとに戻り家族になりました。

今ではすくすく育っているそうです。

 

●広野町　みかんちゃん

広野町の海側で飼い主さんが亡くなられたあと身内の方が

飼い猫にご飯をあげなかったために

猫たちが散らばってしまいました。

●広野町　ゆずちゃん

この子も同じ場所で保護。

周りの農家さんが猫は畑を荒らすと言い理解が得られないため

保護しました。

なかなかビビりさんな姉妹で

人馴れ訓練をしたのち里親さんを募集したいと思います。

 

●葛尾村TNR　茶トラ♂♀2匹

葛尾村の方から、家に来る茶トラの女の子が妊娠してしまってと相談

すぐ近い場所に給餌ポイントがあり

私達はそこでオスの茶トラを見かけていたところだったので

同時に捕獲に入りました。

結局兄妹だったみたいです。

葛尾村では状況を見ながらTNRの判断をしています。
​​​​

 

●富岡町帰還困難区域　のびたくん

避難指示が緩和された場所で保護しました。

しかし、まだ住むことは出来ないし

周りに戻ってきている方もいません。

とても人馴れしていてコロンコロンして甘えてきます。

検査結果はエイズ陽性でした。

捨てられてしまったのか解りません。

栖シェルターの一員になりました。

 

 

 

◆旅立った子たち◆

 

くまさん

 

浪江と葛尾村の境で保護したくまさん

シェルターに来て半年くらいでした。
急に発作のようなものが起きて

ばたんばたんと激しい動きを繰り返し

その時は、熱が高くて脱水状態が出ていました。

夜が明けて病院へ行き

先生にも手厚く診て頂きましたが

あっという間に旅立ってしまいました。

うちに来てお外の自由を奪ってしまったけど

美味しいものは沢山食べれたのが良かったと思います。

 

葛尾村のポチとモモ

前回のプロジェクトで募ったお金で医療を掛けさせて頂いた

葛尾村のポチは、令和3年度11月24日に旅立ちました。

 

病院へ通い始めは皮膚の状態が悪く原因を調べるためだったのですが

最初は、甲状腺数値の異常によるものでという結論だったのですが

その後。糖尿病が出て来まして

その治療として飲み薬を基本で行っていました。

その後さらに悪化してしまったので

インシュリン注射のお話も頂いたのですが

飼い主さん自体が高齢であることを考え

危険も伴うために断念

出来る範囲の治療で最期まで家族との暮らしを守るための

お手伝いを私達はさせて頂きました。

亡くなる時までお父さんとお母さんとモモと一緒に過ごせました。

前回のプロジェクトのお陰で医療に掛けることが出来ました。

皆様のお陰ですありがとうございました。

 

そして、モモちゃんも今年4月11日に旅立ちました。

亡くなった原因は解りませんがとても急な事でした。

その少し前にお父さんとお母さんが施設に入ることになって

息子さんと過ごしていましたが

モモちゃんには

帰って来ないお父さんとお母さんのことが

どんなに心配だったことでしょう。

伺うとお外を眺めてお父さんの帰りを待つような姿でいることが多く

早く家に帰れたらと願うばかりでしたが叶わず残念です。

今、ふたりは

Nさんの代々の動物たちが眠るお墓に一緒に入っています。

 

震災で三春町にわんこと一緒に避難したNさんは

毎日残した猫の為に葛尾村のご自宅まで通いお世話をされていました。

わんこは2016年まで仮設住宅で飼育し

その後一緒に帰村しました。

私達も約6年間この子たちのお世話に通いました。

葛尾村のアイドルでした。

お空で一緒に走り回っている事でしょう。

 

皆様にはこの子たちが大変お世話になりました。

本当にありがとうございました！