スナメリの未来を救え!大阪湾で生きるスナメリが人と共存するために
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スナメリの未来を救え!大阪湾で生きるスナメリが人と共存するために 2枚目
スナメリの未来を救え!大阪湾で生きるスナメリが人と共存するために 3枚目
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寄付総額

3,811,000

目標金額 3,000,000円

寄付者
234人
募集終了日
2023年8月31日

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2023年08月18日 09:00

5つの海のスナメリたち その3

本日は「5つの海のスナメリたち」シリーズ最終回。

前回(その2)はコチラ前々回(その1)はコチラからどうぞ!

 

 

 

ところで、

スナメリの生息地はなぜ日本周辺全体ではなく、

5つの海域に分けられているのでしょう?

 

 

そもそもスナメリが好むのは「水深50 mよりも浅い”砂地や底泥”」がある場所で、

嫌いなのは「岩場や急斜面」の場所です。

また、世界の生息地のうち、仙台湾が最も北限となっています。

 

つまり、浅くてちょっと温かいところが好きなので、沿岸の湾内に暮らしているんですね。

 

スナメリたちは、嫌いな岩場や急斜面がある場所を通らない限り、各自の海域の外に出られないので、

その場に留まって暮らすことになります。

 

 

それでは、それぞれの海域のスナメリたちは

他の海域のスナメリと”交流”することがあるのでしょうか?

 

2001年に発表された研究によると、5つの海域のスナメリの遺伝子を解析したところ、

それぞれの海域のスナメリは遺伝的に独立していることが示されました(文献1)。

 

「遺伝的に独立している」ということは、「血縁関係にない」ということです。

生物としての”種”は同じですが、長い時間、お互いに交流がなく、分断されてきたために、

違う遺伝子のタイプを持つ集団になっているわけです。

 

④の大村湾と⑤の有明海・橘湾なんて、60 kmしか離れていないのに、です。

 

そうなると、それぞれの海域ごとにスナメリの特徴も少しは異なり、さらに海の環境も異なるので、

その海域に合わせた保全の策を練る必要があります。

そのためにも、それぞれの遺伝子タイプのスナメリの生態学的データを集め、

海洋環境データも集め、研究を進めて、解明していかなければなりません。

 

 

まずは、それを瀬戸内海から、

地道に調査・研究し解き明かしていく私たちの挑戦を通して、

スナメリと海洋環境のことを深く知っていただき、応援してくださる人を一人でも増やしていきたいと考えています。

 

 

 

ご寄付、SNSでのハッシュタグ企画への参加、このプロジェクトの紹介、などなど、

どういった方法でも応援していただける仲間になっていただければ嬉しいです!

 

是非よろしくお願いいたします!

 

 

 

引用文献

  1. YOSHIDA, H., M. YOSHIOKA, M. SHIRAKIHARA, AND S. CHOW. 2001 Population structure of finless porpoise (Neophocaena phocaenoides) in coastal waters of Japan based on mitochondorial DNA sequences. Journal of Mammalogy 82: 123-130.

 

 

 

 

 

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