
プロジェクト本文
【目標達成の御礼とネクストゴールへの挑戦について】
日本サポートドッグ協会のクラウドファンディングは、150名を超える皆さまからの温かいご支援のおかげで、目標金額の380万円を達成することができました。本当にありがとうございます。
皆様のご支援のおかげで今後の活動の目処も立ってまいりました。このプロジェクトのこれからの進捗については、本サイトの新着情報でも発信いたしますので、引き続きご注目いただけたら幸いでございます。
また、このクラウドファンディングの期日までまだ日数がございますので、目標金額の380万円は達成いたしましたが、ネクストゴールとして470万円に挑戦させていただきます。追加でいただいたご支援金はサポートドッグを輩出していくためのパピー(子犬)の購入費用に活用させていただきたいと思います。来春には育成を続けていた4頭が実働に出ます。次の候補犬を迎え入れたいところではありますが、まだまだ街頭募金などの実施の目処が立たず、資金繰りは厳しい状況は続いていくことが予想されます。もし、470万円までご支援をいただくことができましたら、新たに2頭を迎え入れることが可能となります。
重ねてのお願いとなり、大変恐縮ではございますが、どうぞ皆様、引き続きのご支援、拡散のご協力を何卒よろしくお願いいたします。
NPO法人日本サポートドッグ協会について
ページをご覧いただきましてありがとうございます。NPO法人日本サポートドッグ協会です。
もともとは他協会の補助犬育成、啓発普及活動を手伝ってまいりました。その後、2002年の身体障害者補助犬法制定を機に日本ではまだまだ知名度の低い介助犬、聴導犬をもっと普及させたいという思いから2003年に協会を設立いたしました。
現在日本で活躍している介助犬は62頭、聴導犬は69頭です。(※1)
※1:厚生労働省 身体障がい者補助犬実働頭数(令和2年4月現在)
身体障害者補助犬法が制定されてから15年以上経過した今も介助犬、聴導犬の実働頭数は少ない上に、認知度もまだまだ低く、お店や宿泊施設、交通機関などでの補犬同伴助拒否の問題も少なくありません。
医療の専門家と経験豊富な訓練士が連携し、ユーザー目線と犬目線でベストマッチングなペアを導き出しクオリティの高い育成を行っております。これまで、介助犬16頭、聴導犬14頭を育成し、貸与してきました。
また小中高等学校、専門学校や公共施設などでの啓発講演活動や、企業向け補助犬受け入れセミナーの実施、老人ホームなどでの動物介在活動なども行なっております。
●補助犬(サポートドッグ)とは?
視覚障害者のための「盲導犬」、身体障害者のための「介助犬」、聴覚障害者のための「聴導犬」。この三つを総称して補助犬といいます。補助犬は、生活の不自由さを助けるばかりではなく、ずっと側にいて、惜しみない愛情と忠誠を誓ってくれる家族の一員です。
※日本サポートドッグ協会では「介助犬」「聴導犬」を育成しております。
補助犬の重要性:彼らにしかできないことがあります
一日に何度も物を落として拾ってもらったりすると人には頼みづらくなってしまいますよね。
補助犬は何回でも喜んで手伝ってくれます。人だとやってもらうばかりになりますが補助犬の場合、餌やりやブラッシングなどを犬にやってあげることでお互い支えあう関係を持つことができます。
人は家族といえど24時間一緒にはおれません。相手にも生活があります。補助犬は24時間ずっとそばにいますので一人になる心配がありません。
犬にできることは限られています。しかし、犬にしかできないことがあるのです。
補助犬がいつもそばにいることにより安心して生活できるようになることから、心の支えにもなり障がい者の自立と社会参加へとつながっています。
以下に実際のユーザーさんからの声を紹介させていただきます。
介助犬ユーザー N氏
私は、今から20数年前に難病のトリプルA症候群を発症し車椅子生活になりました。
私はもともと犬が大好きで車椅子生活になる前も何頭もの犬を飼育してきました。しかし、ペットと特別な訓練を受けた介助犬とは大きく違うことがあります。ペットはどれだけ賢くても一緒に電車に乗ったりお店に入ったりすることはできません。介助犬と暮らすようになりいつでもどこでも一緒にいれることがどれだけ心強いことかと痛感いたしました。以来私は介助犬のいない生活が考えられなくなり、現在では3代目の介助犬であるシェパードの姫と暮らしています。
姫は、落とした物を拾ってくれたり、靴下を脱がしてくれたり、緊急時には電話をとってきてくれたり、私の手足の代わりとなってくれておりいなくてはならない存在です。介助犬のおかげで外出や活動の幅も広がり充実した生活を送れています。
また私はパラアーチェリーの選手として"4年に1度のスポーツの祭典"の代表選手にも選ばれました。新型コロナウィルスの影響で延期となってしまいショックを受けましたが、今は姫と一緒にまた頑張ろうという前向きな気持ちになれました。
介助犬は体の支えだけではなく心の支えでもあるのです。私が今、介助犬と一緒に安心して生活できているのは、毎日頑張って訓練をしてくださったサポートドッグ協会の皆様、介助犬の育成を支援し手伝ってくださっている方々のおかげだと心より感謝しています。
聴導犬ユーザー M氏
私は幼い頃から耳が不自由になりました。そのため補聴器を使用して生活をしております。補聴器によって生活が出来ると思われますが補聴器が苦痛な時がけっこうあります。それでも補聴器をつけなければ不安でした。
社会人になって日常生活に様々な不便が起こりました。
精神的に休まる事のない生活を強いられる状況でしたが聴導犬と一緒に生活するようになってから気持ちに余裕が出来ました。
聴覚障がい対策をした器具の「朝の目覚ましバイブ」から頭が離れてしまっても、目覚まし時計をセットしておけば聴導犬が起こしてくれるので寝過ごす心配がなくなりました。インターホンが鳴り「チャイムランプ」に気付けなくても、聴導犬が来客が来ていることを教えてくれるので日常生活の不安が解消されました。
また外出時、聴覚障がい者だとわかってもらえないことから自転車のベルや車のクラクションに気づくことができず怖い目にあったり、話しかけられていることがわからず無視したように思われ相手を不快にさせたりしてきたことから外出するのが不安になっていましたが、聴導犬と共に行動することで聴覚障がい者である事に気づいて頂けてとても助かっています。
補助犬の存在をもっとたくさんの方に知って頂きたいと思っています。
活動に不可欠な車の故障が頻発
コロナ禍での活動がさらに困難に…
これまで一頭でも多くの介助犬、聴導犬を希望する方々に育成し貸与すること、そして一人でも多くの方々に補助犬のことを知っていただけるよう啓発活動にも懸命に取り組み、実働後のアフターフォローにも力を入れユーザーとの親和も育んでまいりました。
しかし、15年間使用してきました福祉車両があちこち修理が必要な状況になり、安全に移動することが困難な状況になってしまいました。エアコンも何度か修理してきましたがいつまた効かなくなるか分からない状態で夏場は大変危険な状態です。
車がなければユーザーとの合同練習、アフターフォローに行くことができなくなることから育成困難な状況にも繋がってしまいます。また啓発活動が再開できるようになっても現地まで犬を連れての移動が困難な状況に陥る可能性があります。
活動を続けていく上でかかせない車です。
しかし、新型コロナウィルスの影響で募金活動、イベント活動、啓発活動などが中止となりました。
育成するための費用や活動するための資金を集めることも大変困難な時に、車が使えなくなると活動継続も厳しくなってしまいます。

このクラウドファンディングで実現すること
今回のクラウドファンディングでは、福祉車両の入れ替えにかかる購入費380万円を募らせていただきます。
現在は軽自動車で車体が小さいため、車椅子のユーザーを乗せると犬が乗るスペースがなく、数回に分けて移動しなければならないこともしばしばありました。今回はユーザーと犬が一緒のスペースで移動できる乗用車の福祉車両の購入を考えています。
地方自治体からの助成金が得られないこともありましたが、これまでは募金活動や講演活動、皆様からの寄付などを募り、無償での介助犬、聴導犬の貸与をなんとか続けてまいりました。
新型コロナウイルスの影響で資金を集めるための活動が激減し、困難な状況に陥っておりますが、今後も希望する方々に無償で貸与できるように現在奮闘しております。
補助犬の育成やアフターフォローにも必要不可欠な福祉車両を入れ替え、ユーザーと犬たちが安全で快適に移動できるようみなさまのご支援をどうかよろしくお願いいたします。
【資金使途】
車両本体価格 2,901,000円
付属品価格 627,300円
税金、法定費用等 335,020円
合計金額 3,863,320円
もっと補助犬を社会に送りだす夢を叶えるために。
ハイテク化が進む現代、多くの有益な自助具が開発されていますが、補助犬にしかできないことがあります。様々な自助具があなたの生活を支え、補助犬はあなたの人生を支えることができます。
多くの「補助犬」を世の中へ送りだしていきたいという強い思いの元、スタッフは、他の仕事と協会の仕事を掛け持ちしながらなんとか活動を続けています。
立派な施設も潤沢な資金もない私たちの協会はただひたすら一生懸命に補助犬を育成してきました。コロナ禍に負けることなく、活動を続けていきたいと思っております。
これからもだれもが知ってる補助犬を目指し、全国どこに行っても補助犬の受け入れが当たり前の社会になれるよう啓発活動にも力をいれてまいります。
どうかご支援くださいますようみなさまのお力をお貸し下さい。
ご協力よろしくお願いいたします。
これまでに育成した補助犬たちのご紹介
認定試験に合格した介助犬たち(他3頭)
認定試験に合格した聴導犬たち(他1頭)
*お名前掲載のリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
プロフィール
2003年に奈良県生駒市にて特定非営利活動法人日本サポートドッグ協会を設立しました。 介助犬と聴導犬の育成と貸与事業及び普及啓発活動を行っております。 立派な施設もなく、潤沢な資金もないためボランティア様に支えられながら地道に活動を続け実績を積み上げてまいりました。
リターン
3,000円
お礼のメールコース
・お礼のメール
- 支援者
- 49人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年1月
5,000円
ポストカードコース
・お礼のメール
・領収書(寄付控除の対象にはなりません)
・オリジナルポストカード
- 支援者
- 39人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年1月
10,000円
ステッカーコース
・お礼のメール
・領収書(寄付控除の対象にはなりません)
・オリジナルポストカード
・オリジナルステッカー
- 支援者
- 43人
- 在庫数
- 148
- 発送完了予定月
- 2021年1月
15,000円
オリジナルトートバッグコース
・お礼のメール
・領収書(寄付控除の対象にはなりません)
・オリジナルポストカード
・オリジナルステッカー
・オリジナルトートバッグ
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 187
- 発送完了予定月
- 2021年1月
30,000円
オリジナルTシャツコース
・お礼メール
・領収書(寄付控除の対象にはなりません)
・オリジナルステッカー
・オリジナルトートバッグ
・オリジナルTシャツ:紺色:
(男女兼用サイズS・M・Lよりご選択いただきます)
・感謝状
・活動報告書の送付
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 189
- 発送完了予定月
- 2021年1月
50,000円
日本サポートドッグ協会のサポーター就任コース
・HPにお名前掲載(希望者のみ、企業名可能)
・お礼のメール
・領収書(寄付控除の対象にはなりません)
・オリジナルステッカー
・オリジナルトートバッグ
・オリジナルTシャツ:紺色:
(男女兼用サイズS・M・Lよりご選択いただきます)
・感謝状
・活動報告書の送付
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 28
- 発送完了予定月
- 2021年1月
50,000円
【リターンご不要な方向け】補助犬を全力応援コース
・お礼のメール
・領収書(寄付控除の対象にはなりません)
・感謝状
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年1月
100,000円
日本サポートドッグ協会のサポーター就任コース(大)サイズ
・HPにお名前掲載(大)希望者のみ、企業名可能
・領収書(寄付控除の対象にはなりません)
・お礼メール
・オリジナルステッカー
・オリジナルトートバッグ
・オリジナルTシャツ:紺色
(男女兼用サイズS・M・Lよりご選択いただきます)
・感謝状
・活動報告書の送付
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 7
- 発送完了予定月
- 2021年1月
100,000円
【リターンご不要な方向け】補助犬を全力応援コース
・お礼のメール
・領収書(寄付控除の対象にはなりません)
・感謝状
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年1月
300,000円
日本サポートドッグ協会のサポーター就任コース(特大)サイズ
・HPにお名前掲載(特大)希望者のみ、企業名可能
・領収書(寄付控除の対象にはなりません)
・お礼メール
・オリジナルステッカー
・オリジナルトートバッグ
・オリジナルTシャツ:紺色
(男女兼用サイズS・M・Lよりご選択いただきます)
・感謝状
・活動報告書の送付
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 10
- 発送完了予定月
- 2021年1月
300,000円
【リターンご不要な方向け】補助犬を全力応援コース
・お礼のメール
・領収書(寄付控除の対象にはなりません)
・感謝状
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年1月
500,000円
リターンご不要な方向け 補助犬を全力応援コース
・お礼のメール
・領収書(寄付控除の対象にはなりません)
・感謝状
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年1月
プロフィール
2003年に奈良県生駒市にて特定非営利活動法人日本サポートドッグ協会を設立しました。 介助犬と聴導犬の育成と貸与事業及び普及啓発活動を行っております。 立派な施設もなく、潤沢な資金もないためボランティア様に支えられながら地道に活動を続け実績を積み上げてまいりました。