2022年度にいがた摂食嚥下障害サポート研究会第2回講演会報告

12月3日に，2022年度にいがた摂食嚥下障害サポート研究会第2回講演会が開催されました．新潟南病院歯科の羽尾直仁先生からは，南病院における医科歯科連携，口腔機能低下症への対応など症例を提示しながらご紹介頂き，岐阜大学医学部附属病院脳神経内科の國枝顕次郎先生からは，サルコペニアに起因する摂食嚥下障害の病態ならびに治療方法，マノメトリによる咽頭期評価，ブリッジ嚥下訓練，バキューム嚥下等，最新の治験を数多くご紹介頂きました．

また，本講演会は，本クラウドファンディングにて3万円以上のご寄付を頂いた方を対象とした講演も兼ねており，「新潟大学医歯学総合病院摂食嚥下機能回復部の過去，今，未来」と題し，当臨床部門の変遷ならびに，本プロジェクトにおけるアプリ開発の進捗状況についてもご報告させて頂きました．

現地参加，ZOOM参加合わせて156名と多くの方々にご聴講頂き，大変活発な意見交換が行われ，有意義な講演会となりました．アプリ開発の続報も乞うご期待ください．

本講演会の報告書は，にいがた摂食嚥下障害サポート研究会ホームページに掲載しております．こちらもぜひ御覧ください．

http://www5.dent.niigata-u.ac.jp/~dysphagia/support/