プロジェクト本文
【シリア北西部地震】国内避難民の方々へ今すぐ必要な支援を届けたい
IVYは2月6日日本時間午前10時17分にトルコ南部を震源とするマグニチュード7.8の地震への支援を2月8日から実施しています!
支援が不足しているシリア北西部へのさらなる緊急支援が必要です!
2月6日日本時間午前10時17分にトルコ南部・カフラマンマラシュ県を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生しました。余震も続き予断を許さない状況です。建物が倒壊し、人々は住む家を失い、寒い中不安な日々を過ごしています。
2月14日時点で、トルコ・シリア合わせて4万人超の方が亡くなられたとの報道が出ています。(出典:死者数 4万人突破 /アルジャジーラ)
まだ、家屋の下敷きになっている人々がたくさんいることも指摘されています。
本プロジェクトでは、「その時々のニーズにきめ細やかに、柔軟に対応する」というIVYのビジョンに基づきシリア北西部を中心に、シェルター・食糧・医療の支援を実施しています。一刻も早い緊急支援を実施するために、ご協力よろしくお願いします。
本ページをご覧いただきありがとうございます。山形県に拠点を置く認定NPO法人IVY(アイビー)、イラク・シリア事業・現地事業統括としてイラクに駐在している齊藤喬です。IVYは2013年からイラク国内のシリア難民や、イラク国内避難民への教育支援や物資配布支援に取り組んでいます。
地震発生後のシリアの現状
2月6日日本時間午前10時17分にトルコ・カフラマンマラシュ県を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生しました。2月14日時点で両国合わせて死者4万人以上という情報が出ています。まだまだ余震が続き、予断を許さない状況が続いています。
日本のメディアでは、トルコの現状を中心に報道され、トルコには多くの支援団体や救助チームが派遣されています。しかし、大きな被害を受けたシリア北西部には支援が届きにくく、多くの人が行き場を失っている状況です。
シリア内戦勃発から12年。まだまだ内戦が続き不安定な状況の中、復興道半ばのシリアを大地震が襲いました。シリアは地震発生前から紛争下で貧困状態であり、人々は苦しい生活を送っていました。UNOCHAによると、2022年には1460万人もの人々が人道支援を必要としており、2021年から120万人増え、その数は年々増えています。しかし、その約半数が支援を受けることさえできていません。そこに追い打ちをかけたのが、今回の大地震でした。
シリア北西部も大きな被害を受けています
https://edition.cnn.com/2023/02/06/world/turkey-syria-earthquake-epicenter-maps-dg/index.html
今回地震が起きたシリア北西部は国内の紛争から逃れるために避難してきた400万人以上もの「国内避難民」を多く受け入れています。シリア北西部は現在も政治的混乱の中にあり、国家政府から支援を受けることが難しいという現状があります。また、シリア国内で活動する国際NGOなどの支援団体の数が少なく援助がごくわずかしか届かず、今回の地震においても、人道支援の必要性がより高まっています。
また、シリアの多くの家は耐震化されておらず、建物の倒壊が激しい状態です。 現在、家を失った多くの人は、行き場がなく路上生活をしている状況です。大地震前からインフラが整備されていなかったですが、今回の大地震でインフラもさらに大きなダメージを受けました。
IVYでは、地震発生直後から緊急支援チームを立ち上げ、シリア国内の提携団体と協力して支援を開始しています。
現在は、倒壊しなかった建物を活用し、これまで路上で避難生活を送っていた方々が生活できるスぺ―スを確保、また毛布、暖房器具、食料バスケットの配布も行いました。
しかし、今後も支援を継続していくためには資金が不足しているため、今回クラウドファンディングで集めさせていただくことにしました。
緊急支援に携わる提携団体スタッフからは
「北西シリアは支援を受けることが難しい地域であり、日本から支援してもらえることはとても嬉しい。シェルター・食糧・水・医療を最優先に活動を進めていきたい。100USDでも、どれだけ小さい支援であっても、とても助かる。」
とのメッセージを預かっています。
水・食糧・シェルター・医療の支援をより多くの人々に提供します。必要な緊急支援を行うには、皆様のご支援が必要です。1人でも多くのシリアの人々に支援がいきわたりますように、ご協力お願いいたします。
※本プロジェクトの実施体制について
1.提携団体を通じたプロジェクトの実施
IVYは安全管理上シリア国内に入域できないため、現地NGOと提携して事業を実施します。提携先NGOはイラク・シリアを中心に、教育、保健、衛生、食糧支援、生計向上などのプロジェクト実施経験があり、本事業でもその経験を活かして活動しています。
IVYは2022年より提携団体として共に事業を行っており、これまで子どもたちへの教育支援、職業訓練支援、新型コロナウイルス感染症対策と医療支援を実施してきました。
関係者の安全配慮のために具体的な団体名は明記できませんが、事業が公平、中立により支援を必要としている方々へ届けられるよう、事業の進み具合及び資金の管理はIVYが責任を持って行います。
2.クラウドファンディングの資金提供
地震発生直後、提携団体から緊急支援を行う旨IVYに連絡が入り、IVY内でも早急に検討の結果、共に緊急支援を行うことを決めました。
しかし提携団体の初動資金が3000USD(約45万円程度)しかなかったため、資金面でサポートするために、クラウドファンディングの立ち上げを決め、提携団体からクラウドファンディングで資金を集めることについて同意を得ております。
3.提携団体スタッフの安全管理
シリア北西部は現在も余震が続いていること、また治安も不安定な状況です。安全対策として、スタッフへの安全指導、安全装備の徹底(眼鏡、マスク、手袋など)、シリアはコレラも流行していることから、感染症対策の指導などを行います。
支援の実施が危険であると判断した場合は、活動を一時的に停止し、スタッフに退避するように指示を出します。その後、安全が十分に確認され次第、支援活動を継続いたします。
また、この緊急支援の中止を余儀なくされた場合は、事業内容を見直し、このトルコ・シリア地震の被災者の方の支援に、この資金を使用させていただきます。
シリア北西部の現状
シリア北西部において大地震により崩れかかった家屋
がれきの中に閉じ込められた人々を救う
大地震によって倒壊した家屋
活動内容・ご寄付の使い道
目標金額:1,000万円
資金使途
・緊急物資支援(食糧、水、テント、防寒具、暖房器具):600万円
・被災者への緊急医療支援:180万円
・諸費用(スタッフ人件費、交通費、輸送費など):100万円
・READYFOR手数料:120万円
※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容の規模を決定します。ご支援が1件でも集まった場合、緊急物資支援及び医療支援に充当させていただきます。また、緊急支援の性質上、現地のニーズに応じて使途の内訳を変更する場合があります。その場合も、最終的な使途はページ上、また活動報告書にて報告いたします。
シリアでのIVYの事業実績
IVYは2020年7月からシリアでの支援を開始しました。以下のようなプロジェクトを実施してきました。
食料バスケットの配布
職業訓練・識字教育プロジェクトの実施
学校再建プロジェクトの実施
病院再建プロジェクトの実施
新型コロナウイルス感染症の緊急支援プロジェクトの実施
給食提供プロジェクト
実施責任者・齊藤喬からのメッセージ
2022年9月にIVYに入職。現在、IVY・イラク事務所に駐在し、現地事業統括として、イラク・シリアの教育プロジェクトに従事。
元気な子どもたちや先生、地域の人々に励まされながら、イラク・シリアの教育の質の向上を目指して事業を実施しています。
この度の地震で被災された方々に一刻でも早く多くの支援が届くことを望んでいます。
ご支援、よろしくお願いいたします。
認定NPO法人 IVY(アイビー)の支援実績
2022年度は、ウクライナ・スロバキアでの難民支援、イラクでの難民・国内避難民・帰還民への教育支援、シリアでの新型コロナウイルスへの緊急支援・教育、職業訓練などの教育支援、バングラデシュでのロヒンギャ難民支援を行っています。また、国内では在住外国人支援、国際理解教育・環境教育を実施しています。
税制上の優遇措置について
本プロジェクトを通じて寄付を行う場合には、以下の税制優遇を受けることができます。
<内容>
・個人の場合:2,000円以上の寄付をされた方は、寄付金領収書を添えて確定申告を行うことで所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。
・法人の場合:「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。
※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。
<寄付金領収書の発行について>
寄付をされた方には、後日「寄付金領収書」を送付いたします。
寄付金領収書名義:ご支援時に記載いただく「ギフトお届け先」を宛名として作成します。
寄付金領収書発送先:ご支援時に記載いただく「ギフトお届け先」にお送りします。
寄付の受領日(領収日):READYFORから実行者に入金された日となります。
寄付金領収書の発送日:2023年8月ごろを予定しています。発行までお時間をいただきますが予めご了承願います。
- プロジェクト実行責任者:
- 認定NPO法人IVY 枝松直樹
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年6月7日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
地震で甚大な被害を受けたシリア北部のアレッポ県に避難している国内避難民に医療チームの派遣や、食料、物資を配布する。
プロフィール
1991年、当時、タイ・カンボジア国境にあった難民キャンプにスタディツアーに行き、難民支援の現場に衝撃を受けた山形県人10人が、「地方からもできる国際協力」をめざして設立しました。本部は今も山形市にあります。以来、カンボジアをはじめ、フィリピン、東ティモールで活動を展開。また、東日本大震災とシリア紛争が同じ2011年3月に始まったことから、中東にも目を向けはじめ、イラクやシリアでも活動を開始、現在は4校の学校での教育支援や正規の学校に通えていない子どものために補習校3校を開校、心のケアや先生への研修等も行っています。バングラデシュのロヒンギャ難民支援、ウクライナ国内での医療支援活動も実施中です。Readyforでは、最近では「シリアの子どもたちに給食を届けたい」「ウクライナ緊急支援・各地の病院へ必要な医薬品を届けます!」で500人以上の方々にご寄付いただきました(感謝!!)
ギフト
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- 2023年8月
プロフィール
1991年、当時、タイ・カンボジア国境にあった難民キャンプにスタディツアーに行き、難民支援の現場に衝撃を受けた山形県人10人が、「地方からもできる国際協力」をめざして設立しました。本部は今も山形市にあります。以来、カンボジアをはじめ、フィリピン、東ティモールで活動を展開。また、東日本大震災とシリア紛争が同じ2011年3月に始まったことから、中東にも目を向けはじめ、イラクやシリアでも活動を開始、現在は4校の学校での教育支援や正規の学校に通えていない子どものために補習校3校を開校、心のケアや先生への研修等も行っています。バングラデシュのロヒンギャ難民支援、ウクライナ国内での医療支援活動も実施中です。Readyforでは、最近では「シリアの子どもたちに給食を届けたい」「ウクライナ緊急支援・各地の病院へ必要な医薬品を届けます!」で500人以上の方々にご寄付いただきました(感謝!!)