【動画】形名を手話で申告するとは

いつも応援をありがとうございます。

「実際に手話で形名を申告している様子を見てみたい」という、

ご意見をいただきましたので、ある地域の大会での様子をお見せします。

 

 

向かって右が朋心会の選手です。

平安五段という形を演武しています。
左の選手は聴者ですので、声で形名を申告してから形を始めています。
おなじ平安五段を演武していますが、

流派が違うので立ち方や構え方などが違いますね。

 

4年前、初めてこの大会に出場させて頂いたとき、

大会関係者の方々は正しい判定ができるのか、

判定や指示がきちんと伝わるか、他の選手への影響はないか等、

多かれ少なかれ懸念があったことでしょう。

また私達においても競技以外でのプレッシャーを感じての出場でした。

 

ですが毎年出場させて頂くうちに、

最近では大会主催者や審判員の方々も協力してくださるようになり、

「始め」の合図のときに手話をつけてくださっています。

 

このように、ろう者が安心して出場できる環境づくりが合理的配慮につながります。
ハード面では補えなくても、ソフト面で補えることで、

障害者も誰もが参加しやすい社会に近づける事ができます。

そして、ろう者と聴者の垣根なく空手ができる環境が、

日本中、そして世界中に広がってゆくように、精一杯頑張りたいと思います！

 

クラウドファンディング、残り２６日となりました。
おかげさまで、目標金額の130万円に対して６割を超えることが出来ました。

 

引き続き、応援をよろしくお願いします。