３つの手話エピソード

ある小学生の空手大会に出場した時のことです。

その大会は初めてろう者の出場を認められた大会でした。

大会も無事終わり、朋心会の選手達が会場を後にしようとしてるところ、

３人の聴者の選手がやってきて

「手話を覚えたいので、何か簡単な言葉を3つくらい教えてほしい」と、

その場にいた手話通訳を介して話しかけてくれました。

朋心会の選手達は何が良いか話し合い、
・ありがとう
・頑張って
・また会おう
の３つの手話を教えました。

 

初めて出場する大会では、
自分達はどのような目で見られるのか、受け入れてもらえるだろうか、

という不安があります。

そのような中でも、選手達は自分達の力を発揮しなければなりません。

 

色々な緊張感の中、手話を覚えたいと話しかけてくれたことは、

朋心会の選手達の「これからも頑張ろう！」というやる気につながり、
また聴者の選手達にとっても、覚えた手話は少しでも、

ろう者と交流できたことは彼らの人間関係への広がりへとつながったことでしょう。

 

クラウドファンディングも残りあと２週間となりました。

おかげさまで、９８％まで来ることができました。あと少しで達成です！

引き続き、新着情報をアップしていきますので、

最後まで応援をよろしくお願いいたします。