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伝統工芸に宿る日本の思いやりの心を動画で多くの人に伝えたい

伝統工芸に宿る日本の思いやりの心を動画で多くの人に伝えたい

支援総額

1,078,000

目標金額 1,000,000円

支援者
17人
募集終了日
2019年5月31日
プロジェクトは成立しました!
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2019年05月24日 10:00

【過去取材先レポート⑦】小川和紙

▼小川和紙とは

 

緑豊かな山々に囲まれた小川盆地、その山あいを槻川や兜川の清流。

 

都心に比較的近いという地理的条件と、原材料となる資源が豊かだったことが、伝統工芸の歴史を物語ってきました。

 

 

 

奈良の正倉院に保存されている正倉院文書には、宝亀5(774)年に武蔵国から「武蔵国紙480張」が納められたという記録が残されており、これが小川和紙に関わる最初の史料とされています。

 

小川和紙は、和紙の使用目的に合わせていろいろな紙が作られています。

 

・手漉きー1枚1枚手作業で漉きます。

・流し漉きー竹簾を使用しリズミカルに簾桁を動かして漉き、比較的薄い紙に仕上がります。(落水紙、ヤマトチリ紙、七夕紙 など。)

・溜漉きー金属の簾桁を使用し、ゆっくりまわすように漉き、比較的厚い和紙に仕上がります。(卒業証書、表彰状、色紙 など。)

・機械漉きー大型機械で大量に和紙を製造します。(包装紙、折り紙、ラベル用紙 など。)

 

 

ユネスコ(国連教育科学文化機関)は平成26年11月27日に「和紙」の技術を無形文化遺産に登録することを発表しました。

 

登録名は「和紙・日本の手漉き和紙技術」です。

 

 

 

無形文化遺産はその名のとおり、無形文化が対象で登録されたのは和紙そのものではなく、手漉き和紙をつくる伝統の技術です。

 

埼玉県における初のユネスコ登録です。

 

小川和紙は太平洋戦争時にアメリカ合衆国本土を攻撃すべく開発された兵器「風船爆弾」の風船部分の素材として用いられました。

 

紙質が丈夫かつ産地が東京に近いことが選定の理由でした。

 

▼小川町にぎわい創出課 和紙普及宣伝グループ

 

主幹 安田さんと職人修行中の岡部さんへのインタビュー

レポーター「今日はですね、小川町にぎわい創出課 和紙普及宣伝グループの主幹 安田さんと職人修行中の岡部さんにお話を伺っています。宜しくお願い致します。」

 

二人「どうぞ宜しくお願いします。」

 

レポーター「私も今初めて体験させていただきました。すごく簡単なようなこの1枚の紙をつくるのがとても難しくて、いま5枚作らせていただきましたが、ボコッと穴があいてしまったり、いますごく機械化が進む中で人の手ではないと、この繊細さは伝わらないのかなと、感じました。」

 

安田さん「やはり1枚1枚するので機械だと量産はできますが、味がないですよね。穴があいたりもそれだってその人のセンスじゃないですか。

 

わざと職人さんもガタガタにするつもりはないですけど、1枚1枚に風合が違ってくるので、機械でしたら簡単ですけど、1枚1枚というところの良さがあるんじゃないですかね。」

 

レポーター「個性がすごく出る気がします。」

 

安田さん「ありがとうございます。

 

植物の皮を原材料にしているのが和紙の特徴。やはり日本の伝統的なものですから。

 

実際に細川紙を代表するような、文化財やユネスコなどに登録されているものは、化学薬品は一切使わず、さきほどの練りといった、とろろあおいのねばねばを入れたりしながら作っています。

 

化学薬品はあるにはあり、今あげたような紙以外では本当は使っていて、それを入れると簡単ですが、なくなってしまう可能性もありますので、本物には使わずに頑張って漉いています。」

 

レポーター「さっき移動中にお聞きしていたんですが、剥ぐんですよね。分けて使っているんですね。まったく素人なのでそういった発想がなく、無駄なくつかっているんだとすごく感じました。」

 

安田さん「もったいないですからね。」

 

レポーター「そうですよね。」

 

安田さん「材料もないので、日本全国でも減ってきています。もったいないので、少しでも紙にしています。このままじゃつかえないですからね!紙になって初めて使えますからね。

 

我々は平成11年に県から町の施設にして頂きました。それまでの間は、製紙工業試験場というかたちで運営していまして、埼玉県の無形文化財の指定を受けたのは昭和31年のころです。そして昭和53年に国の文化財の指定を受けています。町の登録になって県の登録になり、国の登録になりました。どんどんグレードがあがっていきました。

 

国の登録になったのは昭和53年。年表では切れてしまっていますが、平成26年にユネスコ登録されました。今度は国までいった、その次は世界までいった、具合で世界のユネスコが細川紙の技術を重要なものだと認めたのです。それで世界の無形文化遺産に登録をされました。」

 

レポーター「こう年表を見ていく中で、やはり戦時中の軍事関係として活用されるものもあったんですね。」

 

安田さん「そうですね。戦争で、良いか悪いかは別ですが、唯一アメリカの本土を爆撃した兵器に使われました。日本は零戦でハワイまでは行きましたが、アメリカ本土は爆撃していない。本土まで行けなかったんです。アメリカのB29は日本本土をバンバン空爆していましたが、日本は行けなかった。そんななか唯一アメリカ本土に爆弾を落としたのが、風船爆弾でした。

 

空の上の方、上空1万メートルにはジェット気流という東に向かう風が吹いています。風船を作って、爆弾をそのジェット気流に乗っけてとにかく東へ東へ飛ばして行った。そうすると三日後くらいにアメリカの上空にたどり着いて爆撃するという、夢のような話でした。実際に何発か着弾したみたいですが、そういうふうな兵器にこの和紙が使われていたのです。風船にするための和紙を6枚貼り合わせて、丈夫なものにして、水素を入れ浮かせ、偏西風にのせ、昭和19年20年の話ですが、その時代にこのような爆撃が行われたのです。

 

時代によって、時代に合わせて、紙の使われ方が変化していっている。実際のところ、いろいろな形で、紙は非常に便利なものですから、一時、ものがない時代には服の代わりにチョッキにしてみたりして紙を着たりもしていたんです。」

 

レポーター「確かに分厚いから、何枚も被せると暖かそうですね。」

 

安田さん「軽くて温かいですからね。それを芸術の域で、服飾の域で、デザイナーの方が活用されているケースもある。紆余曲折ありながら今に至っていますが、やはり実際はどうかというと後継者が減ってきてしまっている現状です。」

 

 

 

レポーター「若い世代の方は今こういった和紙を作ったりすることを仕事としてされる方は少ないですか?」

 

安田さん「どこの産地にしても、すくないという話を聞いています。まさにユネスコの重要文化財となりましたということもありますが、将来に残すというのが大切になってきています。誰もいなくなりました、にしてはいけない。若い人たちに継いでいってほしい。だからいまそういった研修もしています。

 

細川紙の技術を研修してもらって、将来細川紙の紙を、次の世代に伝えて行くという重要な任務を担ってもらわなければいけないのです。」

 

レポーター「版画の取材のときにも同じことを仰っていて、後継者を増やして行くことが、いまとても優先順位が高い。この技術を伝えるのではなく、後継者がいないことが問題なんだとびっくりしました。」

 

安田さん「基本的には同じことをいっていますね。言ってしまえば『人間の技』じゃないですか。先ほどから、重要無形文化財、重要無形文化遺産、と言いました。形がないと書く。しかし紙は形がある。何が文化財かというと、『人間の技』なんです。その技術が文化財に指定されている。だからその技術を伝えるのは、人間なんです。

 

結局技術を伝えて行くためには『後継者』。人間にその技術を伝えていかなければならない。」

 

レポーター「私の仕事がインターネットを使う仕事が多く、最近こう言った取材のために調べているけれど、実際こういう現地に来ないとわからないことが多い。インターネット上だと、テキストでしか情報がわからない。直接お話を聞かせていただくことで、深さ、さらには右往左往されている情景などが浮かんできます。」

 

安田さん「後継者になる人なども実際にこちらにきていただいて、あ、いいなと。初めは趣味からでも、いいと思いますし。興味を持ってもらうことが増えるといいですね。ありがたいと思います。

 

やはりこの紙は素晴らしいですね、というお客様多くいらっしゃいます。じゃあやって見ますかというと腰が引けてします。すこしでも紙に触れていただくことが必要かなと思います。」

 

レポーター「お伝えしたいことなどありますか?」

 

安田さん「いや、、全部話しちゃったので。」

 

レポーター「あと伝えたいことありますか?」

 

安田さん「ぜひ和紙に興味を持たれている方はこちらに足をお運びいただいて、いろいろな体験メニューがあるので、実際やってみていただけたらなと思います。やってみていただけると、新しい気づきもあると思うので、テレビの映像などで、漉いているところをご覧になることがあると思いますが、実際やってみると違いがわかるので、楽しく紙漉きができると思います。ぜひ来られてください。」

 

レポーター「今日はありがとうございました。」

 

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リターン

5,000

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【10名限定】伝統工芸師さんからの直筆お手紙コース

①寄木細工 ②小田原漆器 ③鎌倉彫 の伝統工芸師さんから、直筆のお手紙をお届けします。
伝統工芸師さんの温かな思いを身近に感じることができます。
(上記3名の工芸師さんから1名お選びいただけます)

支援者
3人
在庫数
7
発送予定
2019年8月

10,000

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日本の伝統工芸品を守るための大応援コース

感謝の気持ちを込めた手紙と、伝統工芸品1品(小物)をお送りいたします。
(工芸品は①寄木細工 ②小田原漆器 ③鎌倉彫 のいずれかランダムでのお届けとなります。)

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年8月

3,000

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日本の伝統工芸を応援コース

*サンクスメール

ーーーーー
伝統工芸の取材に行くためには交通費や英語への翻訳費など、まとまった資金が必要となります。
後継者問題に、材料不足問題... このままでは日本から伝統工芸品が姿を消してしまいます。
そうなっては、日本を動かしていく若者に日本の心・精神を継承する文化が薄れてゆくばかりです。
日本の伝統工芸をより多くの人に知っていただくために、ご支援いただいた方へ感謝の気持ちをメールでお送りします。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年8月

30,000

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動画にお名前掲載コース<個人支援者様向け>

今回支援いただいた資金で制作する動画のエンドロールに名前を掲載させていただきます。
伝統工芸に心動かされた方同士で、新たなビジネスや出会いにつながる可能性が生まれるかも…!

エンドロールの文字色は「白のみ」となります。
※エンドロールのデザインは変わる可能性がございます。ご了承ください。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年8月

50,000

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動画にお名前掲載コース<個人支援者様向け・大>

今回支援いただいた資金で制作する動画のエンドロールに名前を掲載させていただきます。
(特別スポンサー様として大きくお名前を掲載いたします。)
伝統工芸に心動かされた方同士で、新たなビジネスや出会いにつながる可能性が生まれるかも…!


エンドロールの文字色は「白のみ」となります。
※エンドロールのデザインは変わる可能性がございます。ご了承ください。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年8月

50,000

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動画にお名前掲載コース<法人様向け>

今回支援いただいた資金で制作する動画のエンドロールに名前を掲載させていただきます。
(法人スポンサー様として欄に掲載させていただきます)
「日本の文化である伝統工芸に興味があり、協力している企業(人物)」と認識され、御社のPRにも役立ちます!

エンドロールの文字色は「白のみ」となります。
※エンドロールのデザインは変わる可能性がございます。ご了承ください。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年8月

100,000

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動画にお名前掲載コース<法人様向け・大>

今回支援いただいた資金で制作する動画のエンドロールに名前を掲載させていただきます。
(特別法人スポンサー様として大きくお名前を掲載いたします。)
「日本の文化である伝統工芸に興味があり、協力している企業(人物)」と認識され、御社のPRにも役立ちます!

エンドロールの文字色は「白のみ」となります。
※エンドロールのデザインは変わる可能性がございます。ご了承ください。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年8月

10,000

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オンラインサロン「田中塾」入会コース

私、田中千晶が主催するオンラインサロン「田中塾」のメンバーとして入会できます。
(Facebookの秘密のグループに招待します。)
入会すると以下のようなコンテンツを利用できます。

*田中塾限定の講演動画
SNS活用やセルフブランディング、マーケティングなどビジネスに役立つ動画をご覧いただけます。

*SNS マーケティングにおけるノウハウ記事
SNSの投稿に対しての考察や、SNSの豆知識、セルフブランディングの成功事例など、SNSの活用に役立つ記事をご覧いただけます。

*シリコンバレーツアーレポート(6 社分)
田中塾のツアーはよくあるツアーとは一味違い、田中はすべての見学先の役員クラスの人材と面識があるため、実際にその方に講演をして頂いたり、直接ディスカッションをすることができ、普通のツアーでは見れない企業の内部まで見学できます。今年の2月に訪問した6社のリアルなレポートを見ることができ、ツアーに参加した気になれます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年6月

50,000

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伝統工芸【寄木細工】お届けコース

過去に取材をさせていただいた伝統工芸品を支援いただいた方にお届けします。

<寄木細工>
箱根寄木細工は種類の多い木材の、それぞれが持つ異なった材色や木目を生かしながら寄せ合わせ精緻な幾何学文様を作り出し一定厚みの「種板(たねいた)」とし、これを特殊な大鉋(おおかんな)で薄く削り、小箱などに貼布、装飾に利用したり、種板をそのまま加工し製品にする手作りの木工芸品です。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年8月

50,000

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伝統工芸【小田原漆器】お届けコース

過去に取材をさせていただいた伝統工芸品を支援いただいた方にお届けします。

<小田原漆器>
小田原漆器の起源は室町時代中期に箱根山系の豊富な木材を使用し、木地挽きされた器物に漆を塗ったのが始まりとされています。
小田原漆器はケヤキ材などが持つ自然の木目の美しさを充分生かした摺り漆塗りや木地呂塗りが主体の手作り漆器です。
堅牢で素朴な手工芸品として御愛用戴けます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年8月

50,000

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伝統工芸【鎌倉彫】お届けコース

過去に取材をさせていただいた伝統工芸品を支援いただいた方にお届けします。

<鎌倉彫>
鎌倉彫とは、カツラやイチョウなどの木を用いて木地を成形し、文様を彫り、その上に漆を塗って仕上げた工芸品で、鎌倉市及びその周辺地域で作られたものをいいます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年8月

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