輪島市門前・黒島での活動についてご報告

昨年より輪島市門前・黒島を訪れる中で、猫たちにとっての医療や避妊去勢手術の必要性を強く感じてまいりました。
その思いを胸に、多くのボランティアの皆様や地元の方々に支えられながら活動を続けています。

このたび、門前に置かせていただいていた医療機材が、建物の解体や豪雨の影響で使用できなくなる可能性が生じ、昨日、急遽現地へ向かいました。
幸い、羽咋のボランティアの皆様にご協力いただき、新しい場所で手術対応を継続できる見通しが立ちましたので、本日の午後移動予定です。

これまで場所を貸してくださった中谷様をはじめ、支えてくださった皆様に深く感謝申し上げます。
また、震災直後から現地で猫を守る活動を続けてこられた ネコリパブリック、ねこさま王国、つかねこ の皆様の存在があったからこそ、今回の私たちの活動に繋がっています。

そして今後は、これら3団体に加え、私たち「たんぽぽの里」も仲間に加えていただき、4団体で力を合わせて能登の猫たちを守る取り組みを進められることを、大変心強く、嬉しく思っています。

🐾　現在の課題について  🐾
今回のクラウドファンディングからいただいたご支援は、現地での活動にも充てさせていただいております。
しかし、医療にまわせる残額はほぼないのが実情です。
そのため、今後4団体としての活動を本格的に進める段階で、新たなクラウドファンディングを立ち上げ、医療や移動診療車の整備など、より安定した支援体制を整えていく予定です。

また「たんぽぽの里」には、能登から保護した猫はもちろん、相模原市や茨城県、水戸市などの行政からの依頼で保護した猫も多く、4月からだけで子猫を200匹近くの命をお預かりしてきましたし、昨年のチンチラ崩壊に加え、水戸市のブリーダー崩壊対応もおこなってきております。
これだけの数の命を守るには、組織としての改革や体制づくりも避けて通れません。今後の活動を見守っていただければ幸いです。

🐾  感謝とお願い 🐾
これまでのご支援に心から感謝いたします。
いただいた応援を力に変えて、仲間と共に能登の猫たち、そして全国で助けを必要としている猫たちの命を守る活動を続けてまいります。

どうか、これからも見守り、支えていただければ幸いです。