令和6年能登半島地震｜壊滅的な輪島塗業界を、立て直したい

皆様

2月29日までに3,339名もの方々よりご支援をいただきました。

たくさんのご支援をありがとうございます。

地震の後間もないまだ人命救助が行われているような段階で、田谷漆器店はクラウドファンディングをスタートさせました。

復旧や復興よりも前のフェーズで、本当にそんな時にクラウドファンディングをして良いのか、とても葛藤がありました。

我々の周りにはこの震災で命を落とした方々や、そのご家族がいます。そして、我々自身もこれほどまでに死ぬという事と近かった事はありませんでした。

生き残った命、生かされた命、何としても自分たちの出来る事をやる。そこに正解や不正解はなく、ただ前に進む事しかないような気がしていました。

レディーフォーのプロジェクトは2月29日を持ちまして終了となりました。
スタートさせてみたら、本当に沢山の方々からの応援、激励、優しく包み込まれるメッセージがありました。
この場をお借りして、心より感謝申し上げます。

そして、今回ご協力いただきました皆様のお気持ちを、輪島塗の未来に繋げて行かなければならないと強く感じています。

田谷漆器店の若い職人が言いました。

「物事には終わりがある。でも、輪島塗の終わりは今ではない」

私はその言葉が胸に深く刺さると同時に、同じ思いになりました。この地震で沢山のものを失いましたが、地震に負けず、一皮も二皮も剥けた、強い伝統工芸にみんなでしていきます。

皆様からの応援メッセージが本当に心の支えでした。
ありがとうございます。

また、ご支援をいただいた方の中には、以前から繋がりのあった方も多いと思います。出来る限り皆様を把握し、お礼をお伝えしてきたつもりではいますが、漏れもあったかと思います。誠に申し訳ありません。

そして、この度、新たに田谷漆器店や輪島塗の現状を知ってご支援をいただいた皆様、本当にありがとうございます。

運営にあたりご尽力いただきました方々、拡散してくださった方々、弊社スタッフ、皆様に感謝申し上げます。ありがとうございます。

輪島塗を通して能登の復興に貢献します。
今回このファンドに協力してくださった皆様と新しい能登の未来を作って行きたいです。そして、いつか能登で皆様とお会いできます事を心待ちにしております。

リターンをしっかりとお届けできるよう、目の前のことから1歩ずつ取り組んでいきます。
我々の自慢である輪島塗をお届けいたします。ありがとうございました。

田谷漆器店 / The Three Arrows
代表　田谷昂大