本日午後、金沢から年配男性がボンネット広場までお越しになられました。

事前にお電話をいただきまして、13時30分すぎに広場へ行きますと、ちょうどその方はやってこられました。

そして、「孫の為になれば」と、寄付金を差し出されたのです。

 

以前にもお孫さんとお二人でお越しになられた際に、お孫さんの口から、「僕はもう夢を諦めたから…」というのです。

その真意が知りたく、モヤモヤしていたのですが、その理由も病気やケガなどの身体的なものではないと分かり、しかも親御さんだけでなく大変多くの方や地域に尽くそうとしている、心優しい少年であることが分かり、感動しました。

 

因みに、私の息子(2)は、名前が「あきら」と言います。

書き方は別として、読み方はボンネット型特急電車の産みの親、「星 晃」さんに由来します。

その星さんのように、多くの人に気に入って貰えるような人になって欲しいと願っています。

星さんは、ボンネットスタイルの形状や塗装を、「地域と都会を結ぶスタイリッシュ且つ落ち着いた、魅力的なデザイン」をコンセプトに設定したそうです。

そして今もなお、人々を惹きつけ、高く評価されています。

出来たばかりの頃には分からなくても、成長し、他と比較できる時代になったときに、ちょっとだけ優れた点があれば、人はそれで充分満足感を得る事が出来るのではないか。

星さんのアイデンティティは、母方のご実家が富山でキリスト教カトリックに熱心な信仰をされていたことにあると、書物を拝した記憶がありました。

 

たまたま、今朝息子を幼稚園に送った際に、富山のカトリック教会の方々が幼稚園に入って行きました。

その幼稚園はカトリック教会が長く運営し、地域に根差した取り組みを続けていらっしゃるところで、横の繋がりも広いのだろうな、と感心していたのですが、今日、富山の教会からお越しになられた方々に、星さんの遺志をふと思ったのです。 これもまた、奇跡ですね。

 

明日は11月1日です。

この日はとても偉大な日、ボンネットの記念日です。

昭和33年11月1日、東京と神戸を結ぶ日本最初の電車特急「こだま」がデビューした日です。

首都圏と関西圏が鉄道で日帰りする事が初めて叶った、鉄道近代化の幕開けから59年を迎えます。

 

クハ489-501のデビュー当時への復元と補修には、「こだま型」の歴史が60周年となる来年を迎えるにあたり、現存する一番、ボロボロな状態のボンネットを元の綺麗な姿にし、これからも多くの方の為に末永く大切にしようという願いがあります。

 

写真のヘッドマークは、昭和43年頃、僅かに見られた文字エラーのレプリカです。 でもこれが結構お気に入りなんです。

「らいちよ」と読める英字から、「千代に来る」と訳します。 明日も来年も、そして10年後もその次の10年も、世代を越えて、ボンネットは広い心の中を走り続けるんでしょうね…。

 

これからご支援いただく皆様すべてが、この事業の「達成者」です!!

ご協力賜りましたご支援、本当に有難うございます!!!!!

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