残すところ、24時間を切りまして、最後のお願いです。

決して皆様には、無理な出資はされませんようお願い致します。 今後のクハ489-501の将来は、もっと大勢の、もっと様々な役割に触れながら照らせれば良いと思っています。 単なるノスタルジーではなく、これからの未来への橋渡し、ビジョンを持ちたいものです。

 

これまで多くの方と思いを共有してまいりましたので、皆様と培った願望をお伝えします。

 

1.もう1両展示したい。

  →以前から多くの方が期待しています。 小松市の担当課からは、「このクラウドファンディングで、ボンネットが100万円の寄付を集められるかどうかが、次の小松市の投資の方向性に繋がると思う」とのお話を頂いています。 つまり、今事業達成=新たな展示車両へのスタートラインになります!!

 

2.運転台シミュレーションが実際の運転席で出来ないか?

  →小松市が出資するよりも、ゲームメーカーさんの「販促」向けに事業投資して下さると有り難いです。 クハ489-501は、JRの所有物ではありませんので、使用許諾に使用料は掛かりません。 子供向けにデフォルメしたプログラムでも、鉄道会社では許可出来ないようなディープギミックでも、「官民連携」の良さを追求出来ます。 ゲームメーカーさんからのオファーをお待ちしています!! もちろん、クラウドファンディングで出資を募りながらでもOKですよ!!!

 

 

3.ボンネット型特急電車保存会の10年、20年後の後継は?

  →当会はNPO法人が母体となった「実働部隊」なのですが、現在平均年齢40歳代ではあるものの、20年後までしか確実な見通しは無いと思っています。 それは運営を開始した5年前からほぼ同じです。 現在会長をされている元小松駅長も、現在80歳になられ、名誉職である会長後継に鉄道OBを世襲する必要性はありません。 しかし、オブザーブしていただく方々として、今後は財団法人や鉄道保存ネットワークを活用する必要性を持っています。 それはかつての「交通博物館」や「交通科学館」と同じ流れと言えますが、管理者がJRになるという意味ではありません。 実働する後継は、来春開学する「公立小松大学」に声掛けをする予定です。 当会にて「ボランティア」や「インターンシップ」および「卒業論文制作」などの交流活動を積極的に受け入れ、若者の産業観光や近代化産業遺産の活用について協働を図ってまいります。 専門性を高める基礎としての教育地盤が出来ることは、大変心強いことです。 その学校施設、「駅前キャンパス」が、明日10月31日に竣工式を迎えるそうです!!

 

 

前述した、29日に東京からお越しになられた方が、私の上のビジョンに、「本当に奇跡のようですね」とご納得されたことに、とても嬉しく感じました。

とても私一人の仕事で出来るものではないし、自分自身も大きな組織を動かしている者ではありませんが、役に立つ方とのご縁や交流は大切にし続けて今に至っていますし、頼ってこられた方には出来るだけ尽くしてきたつもりです。

交流には縦軸と横軸のバランスが大事だと思うんですけど、岩谷さんって、なんてその辺のバランス感覚があるんですかね」と、初対面にも関わらずその方が仰るのです。 自分でも不思議だとは思いますが、きっかけは「蜘蛛の糸」であり、裏切ればたちまち全てを失っていたと思います。

 

 

私は少年時代、国鉄職員の方から多くの思い出を作っていただきました。

イベントや車両保存の素地、企画をする際には、その方々からご助言と共に「ポッポ屋は仁義で動くから、裏切るような事は絶対にしちゃいかん」と、ご教義を賜りました。 それを貫いているだけで、これからの10年20年も、同じです。

今の時代の少年達に、何もない中で私が教わった「仁義」のお話をきちんとする自信はありません。 でも、クハ489-501という車両の現役~引退~保存の道を通して、そのストーリーを語る事で、ちょっとでも成長の糧になってほしいと願っています。 それが、私が少年時代に受けたご恩返しです。

 

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