ハリケーン被災のドミニカ国へ、復興の足掛かりとなる支援を！

 

【残りあと1日となりました。ご支援お願いいたします！】

 

ドミニカ国がハリケーン被害を受けてから、約半年が経過しました。

 

例年だと11月～4月頃までは乾季。観光シーズンとなり、カリブ海クルーズの客船が来航し、賑わう時期です。農業、水産業と並び、観光業がこの国の人々の収入源でした。

 

 

 

クルーズ船が来航すると、船着き場には多くのツアーバスが集まります。バスといっても、ドミニカ国では日本のような大型バスはありません。マイクロバスやバンです。

 

 

日本から中古車が輸入されているせいか、こちらが日本人だとわかると、よく声をかけられます。「カーナビがついているのだが、使い方がわからないから教えて」・・・残念ながら、海外では使えないのですが。異国で日本のマイクロバスを見かけると、親近感が湧いてきます。何人ものバスドライバーと友達になりました。

 

ちなみに、ドミニカ国には信号機が1台もありません！首都ロゾー市内は一方通行の道が多いので、譲り合いの精神が生きています。諸外国、特に途上国では「車優先」社会で、道路を横断する時は気を付ける、自分の身は自分で守るよう、派遣前に教え込まれたものですが、ドミニカ国に限っては、日本と同じ「人優先」です。

 

 

 

【ハリケーン後の観光業復興を目指して】

 

ハリケーン被災は国全土に及び、観光スポットも被害を受けているため、今年はクルーズ船は寄港できないだろうと思われていました。しかし、世界各国からの支援とドミニカ人の持前の粘り強さで、観光地の瓦礫撤去、遊歩道の再整備等を行い、3か月後のオンシーズンに入ってから、クルーズ船が何隻か就航することができました。観光客は被災地支援の意味も込めて、ドミニカ国を訪れていますが、例年よりもずっと少ない数になっています。

 

 

 

 

 

5月にはまた雨季がやってきます。それは、ハリケーンシーズンの到来を意味します。今のドミニカ国は、大雨が降ればひとたまりもありません。国全土が脆い状態になっています。ハリケーンは逸れてほしいと祈ります。

 

TeamORIGAMI谷地