
寄付総額
目標金額 1,000,000円
- 寄付者
- 30人
- 募集終了日
- 2022年6月13日
コンゴ・南キブ州での支援―人々と地域に在る「力」を活かして―

これまでのブログで、コンゴ民主共和国(以下コンゴ)における、紛争や人権侵害、貧困という厳しい現状について、お伝えしてきました。これらの状況が、コンゴに暮らす人々ひとり一人の暮らしや人生に与える影響は、甚大なものです。
テラ・ルネッサンスは、2007年から今日まで、南キブ州・中央カサイ州において、元子ども兵、性的暴力を受けた女性たちの職業訓練、小規模ビジネス起業支援、食糧増産のための技術支援など、幅広い支援活動を継続してきました。
今回のブログでは、南キブ州で実施してきた支援プロジェクト(抜粋)についてお伝えします。「ないもの探しではなく、あるもの探し」「ひとり一人の持つ力を信じる」そんなテラ・ルネッサンスらしさを感じていただければ幸いです。
■元子ども兵及び紛争被害者エンパワーメントプロジェクト(2009~19年)
2006年からの現地調査とパイロットプログラムを経て、10年以上実施されてきたこちらのプロジェクトでは、紛争被害に遭った貧困層住民などを対象に、緊急時の医療物資などの支援をはじめ、自給食料を生産するための農業支援や、カウンセリングによる心理社会支援などを実施してきました。
また、収入源となる洋裁の訓練では、洋裁技術を身につけた女性たちにミシンを供与するとともに、女性たち同士でグループを結成し、小さな洋裁店を開業するビジネス支援を行いました。困窮したメンバーの保険金の支払いやビジネスへの投資金として貸し出しができるよう、女性たちが毎月お金を出し合い、共同貯蓄をして相互に支え合うという仕組みです。
支援を通して自らの力で収入を得られるようになった彼女たちは、徐々に自信を取り戻し、自立した生活を送れるようになりました。洋裁店は、彼女たちが集まっておしゃべりをする憩いの場にもなり、同じように傷を負った女性たちと関わる中で人とのつながりを生むきっかけとなったのです。

「生きていて良かった。私は誰かに必要とされている人間だと思えるようになりました。」
洋裁訓練を経てお店を持ち、お客さんから「ありがとう」と言われた元訓練生の女性が話してくれた言葉です。
人とのつながりも生きる術も失い、「自分は誰にも必要とされていない」と思っていた彼女たち。自分の仕事によって他の誰かを笑顔にすることは、紛争によって傷ついた心の回復にもつながっているのです。
■紛争被害女性の生計向上支援フォローアッププロジェクト(2018年~現在)
性暴力にあった女性などを対象に、付加価値の高い乳製品の販売促進による生計向上支援を実施してきました。2017年に設立された生産者協同組合の生産性の向上を目的に、組合の管理方法について研修を行っています。

このプロジェクトを通した生計向上は、治安悪化やコロナ禍の影響で収入が減少する中で、最低限の生活を維持するのに役立っている一方で、今後もフォローアップを強化していく必要があります。
■子どもの徴兵予防プロジェクト(2018年~現在)
元子ども兵及び孤児の受け入れ世帯の収入源確保を目指し、ヤギなどの家畜飼育の技術指導を実施してきました。家畜を提供した世帯で飼育と繁殖が進むことで、その販売収益によって学用品を購入することができます。

家の近辺で行える家畜飼育は、貧困を背景とした自発的な子どもの徴兵を抑制するだけでなく、武装グループによる襲撃・徴兵のリスクを減らすことができます。
また、初等教育から取り残された孤児や元子ども兵に、初等教育を受けるために必要な学業支援も実施しています。コロナ禍のロックダウンによって閉鎖していた小学校が再開したあと、対象者である250名の子どもたち全員に、通学カバン、学用品、制服を供与することができました。
■最脆弱層世帯の養蜂ビジネス起業支援プロジェクト(2018年~現在)
紛争鉱物に依存するのではなく、オルタナティブな仕事を創ることを目的に、最貧困層を対象に養蜂の技術訓練を行い、彼ら・彼女らによる養蜂ビジネスの立ち上げプロジェクトを行ってきました。

コロナ禍で一次加工のための機材を運搬ができないなど、さまざまな困難がありましたが、昨年ようやく、養蜂技術を習得した人々が、自分たちの村の資源を活かして、ハチミツ製品を完成させることができました!
この地域は、鉱物資源だけでなく、水と緑に恵まれた豊かな自然があり、かつて、人々は農耕を営み、平和に暮らしていました。紛争の影響で、あらゆるものが破壊された今も、地元の人々は、自分たちの村に愛着と誇りを持っているのです。
一歩ずつ、積み重ねる
テラ・ルネッサンスはこれまで、洋裁訓練や家畜飼育、乳製品やハチミツの販売など、身近な技術や資源を利用して、様々な角度から、紛争の被害を受ける人々の自立を支えてきました。
ひとり一人、またプロジェクトごとに、その道のりや歩みの速度は異なります。断続的な治安の悪化や新型コロナウイルスの蔓延など、思いがけない逆風にあうこともあります。
それでも、彼ら・彼女らの暮らしと未来を守りたい。一歩ずつ、小さな成果を積み重ねていきたい。
これからも、ひとり一人のもつ「未来をつくる力」を信じて、コンゴでの職業訓練やフォローアップなどの支援プロジェクトを進めていきます。次回は、中央カサイ州における支援プロジェクトについて、お伝えします。
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