ウクライナ西部、トランスカルパチア地方の状況（2022/03/30）

こんにちは！テラ・ルネッサンスです。

 

3月30日、ハンガリーからいよいよウクライナに入国し、ウクライナ西部のハンガリー・スロべキア・ルーマニア国境一帯におけるギリシャカトリック・カリタスによる援助物資支援に同行しました。

 

 

▲物資支援の様子

この地域は、もともと貧しい地域で、一般的な過程では、ひと家族月に５００ユーロくらい（6万7千円くらい）で暮らしています。

▲ウクライナ西部の街の様子

 

そこに約2万人のキエフ近郊などからの避難民が入ってきています。難民は、小規模で施設に集まっている場合もありますが、大多数は一般の家庭にホームステイのような形で入っているようです。

 

元々裕福ではない地域のため、難民の支援に加え、ホストファミリーの負担軽減も重要なニーズとなっています。

 

▲難民の方の滞在場所の様子

このウクライナ西部での支援物資の分配活動は思ったより広範囲（片道１５０kmのエリア）であり、この広大な教区への支援物資運搬を、なんとつい先日まで神父さん自ら車一台で行っていたとのことです。

今週、弊会が物資運搬のための車両を支援しました。この支援が、今後の活動に多大な効果を上げると考えています。

 

▲現地パートナーのギリシャカトリック・カリタスの方と弊会スタッフ

 

 

引き続きの応援をよろしくお願いいたします！

 

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報告／

理事・大槌刺し子事業部長・政策提言推進室長　吉田真衣

（3月17日よりハンガリー派遣）

佐賀事務所スタッフ　佐々木純徹

（3月17日よりハンガリー派遣）

 

執筆／

啓発事業部スタッフ　津田理沙