みなさんこんばんは!

みなさんの温かな応援のおかげでなんと91%まで達成することができました!

あと少し!本当にありがとうございます!

 

さて今回は、インドの農村で活動を展開する NPO 法人アーシャ=アジアの農民と歩む会の代表理事・三浦孝子さんにメッセージを頂いています。 三浦さんはプロジェクトの草創期より様々な面で私たちを支えてくださっている、笑顔が素敵な方です!

 

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三浦孝子さん

 

みなさまこんにちは。特定非営利活動法人 アーシャ=アジアの農民と歩む会の代表理事をしている助産師の三浦孝子と申します。

アーシャでは、北インドのへき地農村の母子保健対策、農村での有機農業普及事業、貧困家庭の子どもたちの小学校支援、農村女性の縫製クラ スの支援などを行っています。 昨年より、創価大学 Healthお届け隊のみなさんとお会いし、メールのやり取りを重ね、3 月にはチームの方々が実際に村を訪ねてくださり、インドの女性たちと交流もしてくれました。 
 

3月のインド農村スタディーツアーにて(左端が三浦さん、左から2番目・4番目がHealthお届け隊)

 

 

インドの農村の女性たちの貧血問題はずいぶん前から明らかになっており、政府は、鉄剤とヨウ酸の合剤の配布や出産時の施設分娩などを無料で行い、政府医療機関で出産すると手当金も給付し、家庭分娩、無介助分娩を減らし、陣痛が始まると救急車を配車しと、より安全な出産環境を整備することに力を注いできました。

しかし、今年 1 月には、「15~19 歳までのインド人女性の 56%が貧血であることが、西部ラジャスタン州ジャイプールにあるIIHMR大学の調査で分かった。同年代の男性は30% だった。」とビジネス・ライン(電子版)が伝えています。https://www.nna.jp 

 

 

 

インドの女性たちは、小さい時から男子に比べ、小さな弟妹の世話をし、母親を手伝ってよく働きます。しかし、男尊女卑の色濃く残る農村地域では、おなかいっぱい食べられるのは、男の子という家庭もまだまだ多いのです。初潮が始まり、より貧血になりやすい年齢になっても状況は変わりません。たとえ、ベジタリアンでない家庭であったとしても、肉や魚や卵、 牛乳を口にできることはとても少ないと言われます。

お嫁にいって、妊娠中だけは、いつもよりたくさん食事を食べさせてもらったという話は聞きますが(村での聞き取り調査)、体つくりの少女のころから貧血が始まっていると、妊娠して鉄剤を飲んでも、食事の内容を増やしても、にわかには貧血は改善されません。 
 
また妊娠中、鉄と葉酸の合剤を受け取ったという女性たちも、毎日飲んだかとの問いに飲まなかったという答えも少なくありません。このたび、鉄なすを届けようと計画している村々では、鉄剤を飲むと、気持ち悪くなった、食欲がなくなってしまうので、飲むのをやめたといった女性が多くみられました。 
 こうした状況のために、出産時、出血が多くなって母体が危険な状態になったり、低出生体重児の産まれる確率が上がったりします。

 

栄養不良のお母さんからは、やはり栄養が十分もらえなかった子どもたちが生まれます。創価大のみなさんと、何とか、予防可能な疾患を直してから出産になれるように、応援していきたいと思っています。 

 

 

 

鉄の茄子を与えるだけのプロジェクトではありません。鉄の茄子が北インドの農村に届き、村の女性たちがその茄子を使って、より健康的な食事つくりをできるように、普段の食事を豊かにするきっかけにもなると思われます。お芋とご飯だけではなくて、豆も緑の野菜も一緒に食べましょうと健康的食生活についてモティベーションを高めることにも繋がると期待しています。 

 

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母子保健の専門家でありインドの女性たちをずっと見守ってきた三浦さんだからこそ、ひとつひとつの言葉に重みを感じます。

三浦孝子さん、本当にありがとうございました! 


 
  

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