昨年(2015年)ノーベル平和賞を受賞したのは、北アフリカの国、チュニジアで対話による国民和解を成し遂げた「チュニジア国民対話カルテット」でした。7月19日から数日間、笹川平和財団の招きで、チュニジア国民対話カルテットの4団体のリーダーが来日し、日本の関係者と対話しました。

チュニジア人権擁護連盟のベン=ムーサ会長と。

 

 

私たち「市民ネットワーク for TICAD」は、チュニジア国民対話カルテットと大きな縁があります。というのは、同カルテットを構成する一団体である「チュニジア人権擁護連盟」の副会長、アリー・ゼディニさんが、私たちのアフリカ側のカウンターパートである「アフリカ市民協議会」(CCfA)の北アフリカ代表理事を務めているのです。

 

アリーさんは実際、この3月に来日、東京で私たちが開催した「みんなのTICADフォーラム」(3月19-20日)、そして、世界の市民社会とG7諸国の首脳個人代表(シェルパ)の対話の機会である「Civil G7対話」に出席。基調講演で、紛争解決における対話の重要性について強調しました。

 

(以下、「みんなのTICADフォーラム」でのアリーさんの活動)

http://afri-can-ticad.org/2016/04/14/ticadopening20160319/

 

アリーさんは先日ガンビアで開催されたTICAD閣僚会議にも出席、「社会的安定」に関するセッションで発言をしました。

ガンビアでの閣僚会合で発言するアリー・ゼディニ氏

 

今回、「人権擁護連盟」のリーダーとして来日したのは、会長のベン=ムーサさん。労働総同盟や経済団体連合のリーダーたちと並んで、「対話」の重要性を強調しました。

 

TICADにおいても、対話が大事です。私たちも、アフリカの市民社会、開催地の市民社会、そして共催者と対話を続け、市民社会のあるべき場所、やるべきことを見つけようとしてきました。対立の中でも対話によって和解への道を見出したチュニジアの人々から学び、私たちもTICADに対話の精神をもっと根付かせたいと思います。

 

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