プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

【目標金額達成の御礼とNEXTゴールについて】

 

8月27-28日にナイロビで開催されるTICAD VIまで、あとわずかです。「会議に参加して人々の声を届ける」というプロジェクトに、130万円近いご支援をいただき、ありがとうございました。おかげさまで、私とアシスタントのケニアへの航空券や宿泊場所等について、無事、確保することができました。私たちの取り組みが、みんなに支えられているんだな、と改めて実感しました。皆様に心より感謝申し上げます。

 

そこで、より多様なアフリカの人々の声を届け、TICADをアフリカの人々にとって本当に役に立つ会議にするために、新たなチャレンジをすることになりました。

 

現在、アフリカからは、私たちのカウンターパートとして2007年以降、ずっとTICADに出席してきた現地NGOのネットワーク「アフリカ市民協議会」(Civic Commission for Africa: CCfA)の理事メンバーたちが参加する予定です。これに加えて、私たちは、地雷により足に障害を負い、その後アフリカの障害者の権利確立に取り組んでいる障害者運動の指導者や、アフリカの各地(南、西、中央)で中小零細農民の土地の権利や食料安全保障に取り組んでいる農民のリーダーたち、エチオピアで人々が安全な水にアクセスできるように取り組んでいるNGOのリーダーなどを招聘し、8月26-28日に予定されているサイドイベントへの出演や、NGOとして行う提言へのインプットをお願いする予定です。

 

ナイロビ現地は、大きな国際会議の開催ということで、ホテル代やイベント会場費、交通費などが高騰しており、私たちの予算をかなりオーバーすることがわかりました。また、新たに通訳のニーズなども出てきました。そのため、私たちは、チャレンジ終了(8月31日)まで、あと50万円の「ネクストゴール」に挑戦することにしました。アフリカ現地で取り組む草の根の人々の声をTICADに届けるための、新たな挑戦にお力添えをお願いいたします。

 

TICADを真にアフリカの人々の役に立つ、市民に開かれた対話と行動の場」にしていくために、ぜひとも皆様のご支援をお願いいたします。

 

2016年8月9日
稲場 雅紀

 

日本が主導するアフリカ開発のための会議「TICAD」に

アフリカの現場の声を届け、真にアフリカの人々の役に立つ会議にします。

 

こんにちは。市民ネットワーク for TICADの稲場雅紀です。私はこれまで15年間、主に「市民外交」の分野でアフリカと関わってきました。今回のプロジェクトは8月末に開催される第6回アフリカ開発会議(TICAD Ⅵ)(※以下、TICAD)の場にアフリカの市民社会の方々の声を届けるプロジェクトです。

 

TICADは日本政府や国際機関が主導するアフリカ開発のための国際会議ですが、その23年の歴史の中で、アフリカや日本のNGOも参加できるようになりました。TICADにアフリカの「現場の声」を届けるには、アフリカの大地で人々の健康や教育、環境問題などに取り組む現地のNGOが参加する必要があります。

 

そのための航空運賃や宿泊費の大部分は国連機関が支出しますが、一部は私たちNGO側の負担となります。また、普段から日本政府と対話をし、TICADについて経験のある日本のNGOがガイド役として参加する必要もあります。これらの費用を確保して、「TICADに人々の声を届ける」という大事な役割を果たしたい。その一心で、私たちはプロジェクトに取り組んでいます。

 

今回のプロジェクトでは私とアシスタントのケニアへの渡航費、現地スタッフの航空運賃や滞在費など必要な125万円をクラウドファンディングにて集めたいと考えています。どうか私たちの活動に賛同いただき、ご支援をお願いいたします。

 

日本とアフリカのNGOが市民の立場からアフリカの課題の解決を図っていく。
それがTICADを通じた私の「市民外交」です。

 

きっかけは、アフリカから届いた「生きたい」の声。

TICADを通じた「市民外交」を実現します。

 

私が「市民外交」でアフリカと関わり始めたのは15年前のことです。当時の東部・南部アフリカでは人口の5%~20%がHIVに感染していました。アフリカのHIV陽性者の「生きたい」という当事者の声を伝えるために、日本に招いてシンポジウムを開いたのが、私の「市民外交」の始まりです。

 

その後、アフリカの現場に足を運ぶ人、医薬品と特許権の問題や日本のエイズ援助の在り方への提言を行う人…などなど、シンポジウムを通じて作られた、アフリカのエイズ問題に取り組む日本の人々の動きは、着実に広がっていきました。

 

8年前、横浜で開催された「第4回アフリカ開発会議」(TICAD IV)。これ以降、私のアフリカ「市民外交」の舞台は「TICAD」になりました。TICADは、日本政府が主導し、アフリカ連合(AU)、アフリカ諸国政府、国連、世界銀行などが大きくかかわる多国間の「アフリカ開発」討議の場です。日本の内閣総理大臣や、アフリカの国家元首40人以上が参加する世界最大級の国際会議でもあります。

 

今回、第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)に参加して、アフリカと日本の人々の声を届け、会議で採択される宣言など成果文書に反映することが、プロジェクトの最大の目的です。

 

TICADは「現場」を知るNGOの意見を、政府や国際機関にも届けるチャンスの場でもあります。

 

事件は現場で起こっているが、政策は会議室で決められるのが現実。

ならば「現場の声」を会議室に届けよう…

それがNGOの「市民外交」の原点です。

 

「会議なんかに出て意味あるの?」「NGOなら現場でがんばれよ」そういう声を耳にすることもあります。しかし、私はあえて「市民外交」に、「会議」にこだわります。なぜでしょうか。

 

「事件は会議室で起こってるんじゃない。現場で起こってるんだ」

 

これはその通りです。でも、なぜ、まじめな顔で、こんなことを叫ばないといけないのでしょうか。それは、事件を「解決」するための「政策」が、実は、現場ではなく、<会議室で決められている>からなのです。ならば、「現場の空気」を、現場に生きる人々の気持ちを、だれかが「会議室」に持ち込むことが必要です。それができるのはだれでしょうか。

 

政府や国際機関の役割は、「政策」を決め、人とお金を大きく動かすことです。しかし、政府や国際機関は、必ずしも十分に「現場」を知っているわけではありません。現場で活動し、人々の気持ちや願いをもっともよく知るNGOが、その役割を果たす必要があります。現場の声、人々の願いを持ち込み、それを政府や国際機関が受け入れられるような「提言」にまとめ、組織の垣根を超えて、問題解決に向けた人々のうねりを作り出す。それが「会議」でのNGOの役割です。私が「市民外交」にこだわるもう一つの理由が、ここにあります。

 

政府や国際機関へ、現場の声を届けます。

 

NGOの発言が認められなかった13年前のTICAD

その時に感じた悔しい思いが私の原動力でした。

 

私が最初にTICADに関わったのは13年前の第3回アフリカ開発会議(TICAD III)です。私は、ナイジェリアでエイズと闘う女性リーダー、ロラケさんと、南アフリカのNGOでエイズに取り組んでいたリンダさんを日本に呼びました。当事者たちの声を日本とアフリカの首脳に届けたいと思ったからです。しかしその願いはかないませんでした。NGOは「オブザーバー」で、発言が認められなかったからです。この時の悔しい思いが、今の「市民外交」につながっています。

 

リンダ・マフさん(南アフリカ共和国)

 

ロラケ・オデトインボさん(ナイジェリア)

 

その後、ロラケさんもリンダさんもエイズ問題に取り組むNGOのリーダーとなりました。同じころから、国際会議がNGOに門戸を開放するようになり、二人は世界中を飛び回って活躍しています。TICADも大きく変わりました。

 

8年前のTICAD IVからは、NGOの発言や、政策提言が認められるようになりました。TICADに取り組むアフリカ全体のNGOのネットワークも作られ、エイズのみならず、母子保健や教育、農村開発、貧困削減などに取り組むNGOが参加し、私たち日本のNGOとともに、アフリカ連合やアフリカ各国政府、国際機関の垣根を超えて、TICADをよりよくするために頑張っています。

 

国際機関にとっても現場で活躍するNGOの意見は、政策立案の礎となり得るのです。

アフリカで開かれる初めてのTICAD。

出席する首脳陣たちにアフリカの人々の声を届けるチャンスです。

 

今回はアフリカで開かれる初めてのTICADです。日本とアフリカのNGOが協力して、アフリカの人々の生の声を、出席する安倍総理や、40人以上のアフリカの国家元首たちに届ける必要があります。

 

そのためには、TICADの歴史やそのプロセス、TICADを主導している日本政府についてよく知り、人脈もある、日本のNGO関係者がしっかり参加する必要があります。

 

日本企業なども含め最大六千人が参加するとされるTICADをあてこんで、航空運賃も上がり、現地のホテル代は普段の3倍以上に高騰しています。私たちとしては、こうした逆境をかいくぐって、会議の開催地ナイロビに会議の1週間前にはもぐりこみ、アフリカのNGOと協議を繰り返しながら、「現地の人々の声」に首脳が耳を傾けるように、スピーチの原稿や資料作りのために準備会議を積み重ねようと思っています。そのためには、NGOがしっかり会議をできる場所の確保も必要です。
 

NGOのスタッフが安心してTICADに臨むためにも
私たちはそのサポートがしていきたいと考えています。

 

アフリカの「現場」で生きる人々の「声」を伝える。

組織の垣根を超えた人と人とのつながりがアフリカの未来を変えていきます。


第6回アフリカ開発会議(TICAD Ⅵ)のテーマは3つあります。アフリカの「産業の多角化」、エボラなどの感染症を防ぎ、人々の健康を守る「保健」、そして、一部地域で多発するテロなどを防ぎ、「社会の安定」を実現することです。そのために、アフリカと日本が協力して何ができるのかが、TICADで話し合われます。

 

いずれの課題も、アフリカの現場を生きる人々の気持ち、願い、知恵なしには解決しえない問題です。アフリカと日本のNGOがつながって、現場の経験や知恵を持ち込むことで、組織の垣根を超えて人と人とのつながりが生まれます。それを「提言」という形にして政府や国際機関に伝えることで、より良い政策を打ち出すことができます。よい政策に従って、人とお金の大きな流れが生まれれば、社会は変わります。

 

アフリカの「現場」で生きる人々の「声」を伝えるため、
今回の挑戦は何としても達成させたいと考えています。

 

アフリカにいる私たちの仲間の中には、チュニジアで「対話」を通じて政治・社会の安定を実現し、昨年ノーベル平和賞を受賞した「チュニジア人権擁護連盟」のリーダーもいます。また、東アフリカ9か国でエイズに取り組む五千団体以上のNGOをまとめるリーダーもいます。

 

こうしたアフリカのNGOリーダーとともにTICADに参加することで、私たちは特に、人のいのちに関わる「保健」、「水と衛生」、そして、「対話」を通じた真の意味での「社会の安定」の実現に焦点を当てたいと考えています。

 

今回のプロジェクトを実現させて、TICADを本当にアフリカの人々の役に立つものにしていきます。どうかご支援よろしくお願い申し上げます。

 

リターンについて

 

■アフリカ市民社会「Civic Commission for Africa」の代表マウンゴ・ムーキ (ボツワナ出身)からのメッセージ入りサンクスカードをお送りします。


Ÿ■アフリカ市民社会「Civic Commission for Africa」理事会メンバー全員(ボツワナ、チュニジア、マリ、ブルキナファソ、ケニア、タンザニア、カメルーン出身)からのメッセージ入りサンクスカードをお送りいたします。

 

Ÿ■「TICAD VIへの市民からの提言」報告書をお送りします。

Ÿ■「市民ネットワーク for TICAD」初代サポーターとして、サポーター証をお送りします。

※ご寄付くださった順に1番からサポーター番号をお入れします。
Ÿ  
■皆さんのメッセージをアフリカ市民社会に届けます。

※こちらよりお送りするハガキにメッセージをご記入のうえ投函してください。
 

■TICAD VI後に開催する「TICAD VIにおける市民の活動」報告会にご招待します。

アフリカ日本協議会、ウォーターエイドジャパンの事務所で、合計2日間もしくは5日間、ボランティア体験をしていただけます。

※1団体を2日間(5日間)、異なる団体に1日ずつなど自由にお選びいただけます。終了時には「ボランティア修了書」をお渡しします。


Ÿ■「市民ネットワーク for TICAD」初代名誉サポーターとして、表彰させていただくほか、次回、アフリカで開催されるTICAD関連の市民社会会議に、稲場など日本・アフリカ市民社会とともにご参加いただけます。(航空券、宿泊費、飲食費等、必要経費はご負担ください。)

【企業様向け】
■市民ネットワーク for TICADの公式スポンサーとして、「TICAD VIへの市民からの提言」報告書の1ページを貴社の広告にご活用いただけます。

 

Ÿ■市民ネットワーク for TICADの初代公式スポンサーとして、当ネットワークのウェブサイトに貴社名とロゴマークを掲載いたします。

 

Ÿ■貴社の方のみご参加いただく形で、貴社のご関心になるべく沿った内容の「アフリカをよく知るセミナー(仮称)」を開催、稲場をはじめ、日本・アフリカの市民社会が講師としてお話しします。


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