自己血回収装置は手術中に出血した血液を吸引し、溜まったところで洗浄し濃縮することで赤血球の濃縮液を作ります。これを患者さんに点滴ルートで返すことで出血した分の赤血球を再び体内に戻すことができます
ザンビアでは献血の体制がうまく確立しておらず、さらにHIV感染も多く、安全な輸血の確保が困難です
敷地内に血液バンクを持つUTHでさえ、輸血が揃わないので手術が延期になることが日常茶飯事です。手術でそんな状況ですから、自己などで大出血している患者さんはまず助かりません
そこで私たちは、安定して手術を行うために、輸血の少ない手術を行っていくためには、自己血回収装置は必須であると考えます。UTHの全部の手術で輸血量を削減できれば、外科だけでなく、内科や救急や産婦人科にも十分に輸血が行き渡り、輸血がない悲劇を減らせると考えています
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