一度は諦められた命。難病【FIP】と闘う保護猫の命を繋ぎたい

一度は諦められた命。難病【FIP】と闘う保護猫の命を繋ぎたい

支援総額

750,500

目標金額 550,000円

支援者
166人
募集終了日
2021年7月19日

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プロジェクト本文

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ネクストゴール挑戦中!

 

まずは、今までにご支援頂きました方々に心より感謝申し上げます。

 

今『とあ』は生きています。

引き取った当時はほとんど食べず動けず、ガリガリに痩せていた『とあ』は、元気に走り周り、犬のエサまで横取りして食べ、体重は2倍以上に増えました。

そしてご支援のみならず、温かい応援や励ましのメッセージ、Instagramへのdmなど精神的な部分まで支えて頂きました。

『とあ』を引き取った事に迷いがあった私は、皆様の励ましのお言葉のおかげて助けられました。

『とあ』を引き取った事に自信を持つ事ができました。

ありがとうございました。

 

この度第一目標を達成しまして、今後は私どもで何とか工面するつもりでした。

しかし『とあ』の体重が予想以上に増え、治療費が大きく上回っております。

他の保護猫達にかける予定の治療費を使い込む形になってしまいます。

他の病猫、虐待猫、仔猫などの保護にも費用が掛かっております。

『とあ』だけに保護猫の為の自己資金を使う訳にはいかない為、皆様にお力添え頂きたく、悩んだ末にネクストゴールを設定する事に致しました。

残りの支援期間につきまして、ネクストゴールを70万円に設定致します。

 

内訳は、体重が予想以上に増えた事により上回った治療費、経過観察中の検査費用、新たに見つかった腎疾患(多発性腎嚢胞疑い)の経過観察の為の検査費用です。

 

早々に第一目標達成させて頂きましたが、想定以上に増える体重と治療費に何日も悩みました。

しかし皆様からの応援のお言葉に後押しされて、ネクストゴールを設定し最後までチャレンジを続ける事に致しました。

 

どうぞ引き続きのお力添えをお願い申し上げます。

 

*ご挨拶・自己紹介*

 

この度は多くのプロジェクトの中から、当ページをお読み頂きまして有り難うございます。

私は個人で猫の保護活動をしています撹上泉美と申します。

 

FIP(猫伝染性腹膜炎)を発症した保護猫『とあ』(元名マカロン)を引き取りました。

 

ある保護団体さんがFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症している5ヶ月の猫の里親を募集していました。

シェルターにいる子なので治療する予定はありません。

 

最期の時をシェルターで迎えるより、温かい家族に見守られて天国へ行ってほしいとの思いからでした。

 

このまま死なせては可哀想!

 

治療して元気になってもらうために引き取りを決意しました。

(元名マカロンです)

 

保護猫『とあ』はブリーダーさんの元に生まれました。繁殖猫には向かないとの理由で譲渡対象になったそうです。

譲渡店舗に移動したときにFIPを発症しシェルターに戻されました。

シェルターで看とるつもりでお世話されていました。

隔離室で独りぼっちで居たそうです。

 

発症した頃の様子は、熱っぽく呼吸が苦しそうだったため、診察を受けたところ猫風邪と診断されたそうです。

処方された薬を服用させても改善しない中、抱っこした時に泡をふいた為、再受診したところFIP疑いと診断されたそうです。

 

シェルターから我が家に来た時には、既に発症してから1ヶ月以上が経過していました。

 

抜いてもすぐに胸水が溜まり息苦しく、食欲も体重も落ちていました。

その日の内にFIP治療薬の協力病院を受診し、血液検査、エコー検査、胸水抜去をしてもらいました。

貧血と黄疸もかなり進んでいました。

 

長毛種なので外見では分かりませんが、抱っこすると骨と皮でゴツゴツしていて、筋肉が無いせいか身体に力が入らずフニャフニャでした。

こんな抱き心地の猫は初めてでした。

 

痩せた身体でうつろな目をして、それでもゴロゴロと喉を鳴らしてくれました。

『とあ』を抱っこしながら、必ず助けたい!と思いました。

 

※その日から治療薬の服用を開始しました。

 

 

*FIP(猫伝染性腹膜炎)とは*

 

大抵の猫の体内に存在している“猫コロナウイルス”が何らかの原因(強いストレスなどが引き金)で変異して“猫伝染性腹膜炎ウィルス”という強い病原体になり発症します。

発症すると発熱、食欲不振、腹水、胸水や肉芽腫が形成されたり、体に麻痺が起こるなどの症状が見られます。

進行が非常に早く発症後数日から数ヶ月で亡くなります。

症状によってウェット、ドライ、混合タイプに分かれています。

体重とタイプによって薬の量が異なります。

 

この病気にかかった猫の命を繋ぐ唯一の方法は、まだ日本では未承認の大変高額な新薬を84日間服用するしかありません。

 

『とあ』は当初ウエットタイプとの診断でした。

その後我が家に来て7日目に、

神経症状が出たためウェットタイプから混合タイプへ診断が変わりました。

 

※その日から薬が2倍に増量になりました。

 

 

*日時記録*

 

シェルターでの受診記録

 

(通院先動物病院様のご迷惑にならないように病院名は伏せております)

 

【2021.2.25】

○避妊手術をする際の血液検査でTP(総タンパク質)が高いことに気づいた。

○後日熱っぽく呼吸が荒かった為、受診したところ猫風邪と診断された。

○処方薬を飲ませたが数日経っても回復しない。

○抱っこをした際に泡をふいた為、急遽再受診。 

 

---------FIP(猫伝染性腹膜炎)疑いと診断---------

 

【2021.3.13】

○エコー検査で胸水を確認、胸水抜去。

○FIPコロナ抗体価検査、エイズ白血病検査を行う。

 

(元名マカロンです)

 

【2021.3.15】

○コロナ抗体価は400倍でFIP(ウエットタイプ)と診断。

 

 

(元名マカロンです)

 

【2021.3.26】

○体重2.06 kg。

○胸水抜去。

○エコーで確認、腹水は貯留なし。 

 

【2021.4.2】

○体重1.86 kg。

○呼吸連泊。

○エコーにて胸水抜去(左50/右3ml)粘稠性のある胸水。 

 

【2021.4.3】

○シェルタースタッフさんに連絡し、体調、体温など確認。

 体温は39.8℃、胸水が溜まり息苦しく食欲減退との返事。

○早急に保護、治療することを検討。

 

 

 

 

 

【2021.4.5】

○我が家で保護。(マカロン→とあに改名)

○すぐにFIP治療薬の協力病院に受診。

○体重1.7kg。

○体温39.6度と発熱。

○採血をして血液検査。

○エコー検査と胸水抜去。(獣医師より小麦色で粘りがあると指摘)

 

※胸水の特徴で検査結果を待たずにFIP(猫伝染性腹膜炎)と診断されました。

 

----------------FIPウエットタイプと診断-------------

 

※その後(2021.4.11)に神経症状が出て【混合タイプ】の診断になります

 

貧血、黄疸が出ていることを確認。A/G→0.519...と低い(薬投与終わるまでに最低でも0.6『なるべく高いことが理想』だそうです)

 

(通院先動物病院様のご迷惑にならないように病院名は伏せております)

 

この日から薬の投与を開始

※体重1.7 kg →200mg(1カプセル)

 

 

 

【2021.4.9】

○朝から下痢、呼吸が深いため受診。

○体重1.86 kg。

○胸水が溜まっていた

 

(通院先動物病院様のご迷惑にならないように病院名は伏せております)

(治療薬と下痢薬が処方)

 

 

(受診した娘の名前が記載されています)

 

(神経症状が出た頃のとあ)

 

【2021.4.11】

○目が腫れて下痢が続く。

○食欲低下。体重1.9 kg。

 

※神経症状がでて緊急受診。

 

※神経症状が確認された事からウエットタイプ→混合タイプへと診断変更。

 

※この日から治療薬を2倍投与に変更。

 

(通院先動物病院様のご迷惑にならないように病院名は伏せております)

(その他の症状に対して3種類のお薬が出ました。)

 

○2倍投与になってから、みるみる症状が軽減して来ました。

○神経症状が無くなり、胸水貯留が無くなり、食欲が出て来ました。

○身体を触るとゴツゴツと骨が触れていましたが、少しずつ体重が増えて来ました。

 

しかし油断は出来ません。

発症してから1ヶ月以上未治療だったこと、再発の可能性もあることなど、まだまだ安心は出来ません。

 

(体重が増えたため調整しました)

 

 

*プロジェクト立ち上げのきっかけ*

 

私は個人で保護譲渡活動、地域猫のTNR活動(外猫の避妊去勢手術)をしています。

我が家には現在保護犬4匹、保護猫8匹の他に里親さん募集中の猫3匹が居ます。

 

我が家の犬猫達に何かあった時のための私と娘の貯えと、身近な人たちからの支援金を治療費に充てる予定でした。

足りない分も何とかなるだろうと…

 

すでにFIP発症後1ヶ月以上経っていたので、ゆっくり考えている時間は無く、すぐに保護に踏み切りました。

 

しかし後日、神経症状が出た事で混合タイプに診断が変更になり投薬量も費用も倍増しました。

私の見切り発車と力不足のため、予算が大幅に不足することとなりました。

 

保護した時はフードも食べず、力無く横たわっていた『とあ』が、現在では元気に走り回っています。

投薬を止めれば元に戻って、間もなく死んでしまうでしょう。

 

治療費が足りないからと言って、途中で止める訳にはいきません。

 

無責任で大変心苦しいのですが『とあ』の命を繋ぐ為に、お会いした事もない方々にご支援をお願いすることに致しました。

 

 

 

 

*ご支援金の使い道*

 

4月5日〜10日=1日=5280=31680

    (200×1)

↓↓↓2倍投与に変更↓↓↓

4月11日〜17日=1日=10560=73920

    (200×2)

4月18日〜25日=1日=12100=96800

    (200×2 50×1)

4月26日〜5月16日=13200=277200

    (200×2 100×1)

5月17日〜6月27日=14740=619080

    (200×2 100×1 50×1)

 

治療薬のみの代金は1098680円です。

(体重増加を加味しております)

私共の自己資金は600000円ですので、目標額を550000円に設定させて頂きました。

(レディフォーさんへの手数料12%と税金が差し引かれます)

 

皆様からのご支援金は全て治療薬代金に充てさせて頂きます。

 

*この薬は日本では動物医薬品として未承認の薬です。自己責任でこの薬の投薬を必要と判断し、治療を行っています。すべてのFIPの治療に有効だという趣旨ではありません。

 

 

*万が一の時には*

 

治療中に万が一亡くなってしまった時には、ご支援金は返金致しかねます。

それまでの治療薬代金を差し引き、残金全て保護猫団体に寄付させて頂きます。

 

目標額以上にご支援頂いた時には、これまでの治療薬代金と検査費用に充てさせて頂き、残金全て保護猫団体に寄付させて頂きます。

 

 

*プロジェクトの目的*

 

プロジェクトの目的は『とあ』の病気の寛解です。

 

病気を寛解するには高額な未承認薬を84日間服用しなければなりません。

タイプの変更により服用する薬が増量になり、資金が不足した為プロジェクトを立ち上げました。

 

また、まだまだ症例の少ないこの病気の寛解例となり、治療の経緯を記録・発信していきます。

 

そして同じ病気で苦しむ猫ちゃんと飼い主さんの希望となります。

 

他の猫ちゃんも同じような症状が出た時に早期に気付いて、治療が開始出来ますように。

そして一匹でも多くのFIPの猫ちゃんが助かりますように発信して行きます。

 

未承認のFIP治療薬が一般的に手をのばせる薬になり、FIP(猫伝染性腹膜炎)が不治の病でなくなりますように。

 

治療出来ずに亡くなっていく猫ちゃんと、飼い猫を亡くしてからも苦しみ続ける飼い主さんが居なくなりますように。

 

一人でも多くの方にFIP(猫伝染性腹膜炎)という病気があること、また奇跡を起こす可能性がある薬があることを知って頂きたいと思っています。

 

 

*最後に*

 

自分の飼い猫でも無いのになんで?

と、疑問に思われる方もおられると思います。

 

可哀想な子はいくらでもいます。

たまたま里親募集の掲載を見かけただけ…

たまたま『とあ』だっただけなのです。

 

可哀想な子全員は助けてあげられないけれど、

目の前の1匹づつ、いま自分ができることをやる!

そんな気持ちで挙手しました。

 

でも私だけでは全く力不足のため、お会いしたこともない方々にご支援をお願いすることになります。 

 

皆様のお気持ちを合わせて、独りぼっちで死んでいく運命だった保護猫を救って頂けないでしょうか。 

 

どうか宜しくお願い致します。

 

 長文を最後までお読み頂きまして心から感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

FIP(猫伝染性腹膜炎)に苦しむ猫ちゃんと飼い主さんが居なくなりますように。

 

←Instagramとあ専用アカウントです

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクト終了要項
治療・手術対象    
とあ(猫、スコティッシュフォールド、6ヶ月、メス)

治療・手術内容    
FIP(猫伝染性腹膜炎)の治療

治療・手術完了予定日    
2021年9月20日

その他    
薬の服用終了後、3ヶ月の経過観察で再発が確認されなかった場合、寛解したとみなされます。

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プロフィール

猫の保護譲渡活動をしています。この度、猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症した保護猫を引き取りました。今やFIPは助からない病気ではなくなりました。猫たちの幸せが少しでも長く続きますように願っております。

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リターン

500


とあ応援セット1

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○心を込めた感謝のメールを送らせて頂きます。
○とあの画像3枚をメールに添付致します。
○リターン不要の方はこちらにお願い致します。

支援者
37人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

1,000


とあ応援セット2

とあ応援セット2

○心を込めた感謝のメールを送らせて頂きます。
○画像5枚をメールに添付致します。
○リターン不要の方はこちらにお願い致します。

支援者
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発送完了予定月
2021年8月

3,000


とあ応援セット3

とあ応援セット3

○心を込めた感謝の手紙を送らせて頂きます。
○とあの写真5枚を送らせて頂きます。
○オリジナルポストカード2枚です。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

3,000


とあ応援セット3(リターン不要)

とあ応援セット3(リターン不要)

○心を込めた感謝のメールを送らせて頂きます。
○画像5枚をメールに添付致します。
○リターン不要の方はこちらにお願い致します。

支援者
32人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

5,000


とあ応援セット4

とあ応援セット4

○心を込めて感謝の手紙を送らせて頂きます。
○とあの写真5枚を送らせて頂きます。
○オリジナルポストカード3枚です。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

5,000


とあ応援セット4(リターン不要)

とあ応援セット4(リターン不要)

○心を込めた感謝のメールを送らせて頂きます。
○とあの画像5枚をメールに添付致します。
○リターン不要の方はこちらにお願い致します。

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

10,000


とあ応援セット5

とあ応援セット5

○心を込めた感謝の手紙を送らせて頂きます。
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○オリジナルポストカード3枚です。
○キーホルダー1個(色は選べません)です。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

10,000


とあ応援セット5(リターン不要)

とあ応援セット5(リターン不要)

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○とあの画像5枚を送らせて頂きます。
○リターン不要の方はこちらにお願いします。

支援者
20人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

30,000


とあ応援セット6

とあ応援セット6

○心を込めた感謝の手紙を送らせて頂きます。
○とあの写真5枚を送らせて頂きます。
○オリジナルポストカード3枚です。
○キーホルダー1個(色は選べません)です。
○小銭入れ1個(色は選べません)です。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

30,000


とあ応援セット6(リターン不要)

とあ応援セット6(リターン不要)

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○リターン不要の方はこちらにお願い致します。

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年8月

プロフィール

猫の保護譲渡活動をしています。この度、猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症した保護猫を引き取りました。今やFIPは助からない病気ではなくなりました。猫たちの幸せが少しでも長く続きますように願っております。

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