プロジェクト概要

難民キャンプに学校建設をして2年。子ども達に教育を絶やさないために、継続運営を!

 

ページをご覧いただきありがとうございます。私はシリア出身のマ ゼン・サリムと申します。日本で生活して約10年。富山大学のイスラム教徒の留 学生らでつくる「富山ムスリムセンター(以下、TMC)」の代表を務めています。  

      

   私の ふるさとであ   リアの情 勢が  悪化している状況に居ても立ってもいられず、“TMC”と“NGO  アジア子どもの夢”、“高岡アラートライオンズクラブ”の3グループで「富山学校 日本事務局」という団体を立ち上げ、これまでに計11回、日本から食料や生活物資をシリア難民に対して支援してきました。

 

プロジェクト実行者:マゼン・サリムです

 

シリアでは、2011年から、アサド政権と反政府軍による内戦が続いています。政権側が武力で弾圧を進める一方で、反政府軍に対してアサド大統領の退陣を求める海外諸国からの支援が入り、内戦は泥沼化しました。

 

約570万人が難民として登録され、約36万人が難民キャンプで生活をしています。(2019年2月時点、UNHCRホームページより)。これまでに40万人以上が内戦により命を落としています。

 

実際に私が最初に難民キャンプを訪ねた時には、食べ物も水も全てが足りない状況。それだけでなく、教育を受ける機会を奪われた、たくさんの子ども達を目にしました。

 

そして私は、学ぶ場所を失った子ども達に「教育の場をつくりたい」という想いから、難民となり勉強ができない子ども達のために教育の場を提供する活動を広げてきました。

 

2017年4月には、シリアの難民キャンプに学校を建設するためのプロジェクトを立ち上げ、多くの方に背中を押していただき、同年9月にはトルコ国境近くのシリア難民キャンプ「アットミーキャンプ」に、学校を建てることができました。

 

そして、2年が経った今、学校の継続のためのサポートが必要となり、新たにプロジェクトを立ち上げました。

 

▼前回のプロジェクト

 

みなさんのご支援を届ける2つの学校について

 

シリア:難民キャンプ「アットミーキャンプ」内の富山学校

 

トルコとシリアの国境付近で、トルコ政府がコントロールしているシリア・イドリブ県アティマの難民キャンプ「アットミーキャンプ」。そのキャンプで私たちは、トルコ・ハタイを拠点に活動をしている現地NGOを通じて「富山学校」という学校を運営しています。

 

校舎はコンクリート製で、教室6部屋のほかに、事務室や収納スペースなどもあります。

 

 

当初、定員は児童100人ほどを想定していましたが、今では6〜14歳の子ども約300人がこの学校で勉強しています。

 

難民キャンプ内から教師・スタッフを15人を雇用していて、難民となった現地の人たちが学校に関わりながら、子ども達の勉強をサポートしています。

 

授業は朝8時から始まり、13時30分まで続きます。14時には子ども達は授業を終えて、自分たちの家へと帰ります。

 

授業が終わると、子ども達は生活のために農作業の手伝いをしたり、掃除をしたりします。雨が降ると難民キャンプのテントが壊れてしまうため、修理を行うこともあります。

 

 

この難民キャンプには、17,000世帯が生活していると言われており、子ども達もたくさんいます。

 

まだまだ多くの子ども達が学校に行くことができず、教育も受けられない現状です。

 

現在、富山学校に通っている12歳の子ども達が、学校に入れなかった子のために難民キャンプでアルファベットなどを教えるような姿もあります。

 

この難民キャンプには、学校が富山学校しかありません。

 

難民キャンプの子ども達の60%が、片親であったり、両親ともいない場合は親戚に育てられています。引き取り手がおらず、孤児となっている子どももいます。

 

そんな子ども達にとって富山学校は、授業のない休みの日でも、食事をしたり、勉強以外の聞きたいことをなんでも聞くことができる場所となっています。

 

普段は、読み書きを教えてくれる学校だけど、それだけではない。

彼らにとって富山学校は家みたいな存在です。

 

富山学校に通う子ども達は将来の夢について語ってくれます。

 

「設計士になりたい。自分の家族に家を建てたい。」

「お母さんが病気だから、勉強して医者になりたい。」

「難民として苦しむ人達がいるのがシリアではない。勉強して、新しい自分のシリアを作りたい。」

 

また、親が心配しているのは、子どもの将来です。

 

大人のせいで、勉強することができない環境になっている。勉強ができないと、仕事にも就くことができない。キャンプから出ることもできない。だから、子ども達には勉強をしてほしい。

 

親は、子ども達に明るい未来が来ることを切に願っています。

 

 

 

 

バングラデシュ:ロヒンギャ難民キャンプ内の富山学校


チッタゴン管区コックスバザール内山間部のロヒンギャ難民キャンプに、バングラデシュの富山学校はあります。

 

バングラデシュの隣国ミャンマー・ラカイン州に暮らしていたロヒンギャの人たちは自分たちの民族の名称を使うことすら認められず、様々ないわれのない差別を受けてきました。


そして、2017年にミャンマー軍とロヒンギャの武装組織の衝突をきっかけにロヒンギャの人々に対して大虐殺が始まり、多くの難民がバングラデシュなどの近隣諸国へ避難。バングラデシュでは、海外からの難民が溢れかえり、その難民を受け入れるキャンプが設置されました。

 

私はバングラデシュの難民キャンプでも、シリアの難民と同様、教育を受けられずに困っている子ども達がいることを知りました。

 

そこで私達は、シリア支援に留まらず、2018年4月にバングラデシュにも「富山学校」を作りました。

 

ここでは元教師の難民ら4人が教壇に立ち、7〜13歳の子ども約300人がミャンマー語とベンガル語の読み書きを学んでいます。

 


私たちはこの学校に通う子ども達に読み書きの他に、「平和」について話をするように心がけています。


親が失った子どもも多くいるキャンプにおいて、悲惨な現実から何とか逃げてきた子ども達に「親代わり」となって平和について教えることは私たちの任務だと考えています。

 

このキャンプには私たちの他にもいくつかの団体による支援が入っています。しかし彼らの多くは食糧や生活用品の支援がメインで、教育への支援はなかなか届いていない現状です。

 

私たちは子ども達の将来を考えた時に、食料が得られることと同じくらい、教育が重要であると考えています。私たちの活動が彼らの将来に良い影響を与えられるように日々努めています。

 

バングラデシュの富山学校

 

避難生活を余儀なくされる子ども達へ教育を届ける

 

今回のプロジェクトでは、「トルコ国境近くのシリアの難民キャンプ」と「バングラデシュのロヒンギャ難民キャンプ」に立ち上げた富山学校を半年間、運営するための資金を集めたいと思います。みなさんからのご支援で、日本から文具、本などを送り、継続的なサポートをします。

学校の運営には多くの資金が必要です。半年分の学校運営費用として、ボランティアスタッフへのサポート費約90万円、電気・水道料金約30万円、文房具費備約25万円、事務所経費約5万円の合計、約150万円が必要と見込んでいます。

 

子ども達にとって、富山学校はただ勉強を学ぶ場所はありません。孤児も多いこの場所では、富山学校は学校以上の存在になっています。

 

なんとか長期の学校運営の実現につなげたいと考えています。不足分は、私達で用意する予定ですが、資金全般が足りていません。
 

 

富山学校から、子ども達の“これから”を切り拓くちからを

 

今回のプロジェクトを通して、シリアとバングラデシュの難民キャンプに住む子ども達が教育を受けることで、将来に向かって希望を持つことができ、前に一歩、二歩と進むことができます。

 

私サリム・マゼンが、学校を「富山学校」と名付けたのは、シリアとバングラデシュの子ども達に日本を知ってもらいたかったからです。そんな願いを込めて、これまで運営してきました。

 

教育は子ども達の将来の可能性を広げます。

 

しかし、シリア・バングラデシュの難民の子ども達は、この可能性がほぼありません。子ども達がこのまま、難民キャンプで適切な教育を受けられずに大人になってしまったら、過激な思想を生活のよりどころにしてしまうかもしれないと危惧しています。

 

子ども達に少しでも笑顔を取り戻し、前を向いて進んでいく力をもってもらうためにも、このプロジェクトは必要です。

 

学校運営が安定すれば、難民に教師やスタッフとしての役割を担ってもらうため、難民キャンプ内での雇用を新たに生み出すことができます。

 

今回の支援を通じて、少しでもシリア、バングラデシュの情勢を知ってほしいと思っています。支援者の皆さまと一緒に学校を運営し、子ども達の笑顔が見れたら、とてもうれしいです。

 

どうか一緒にシリア・バングラデシュの難民キャンプの「富山学校」の運営にお手伝いをして頂けないでしょうか?今回のプロジェクトは、この「富山学校」を将来的にわたり継続して運営するための一歩です。

 

皆さまからの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

学校継続のために、応援をよろしくお願いします。

 

 

皆さまのご支援の使いみち

 

2019年6月10日~2019年12月9日まで、シリアの富山学校とバングラデシュの富山学校を運営するために、大切に使わせていただきます。

 

用途:半年分の学校運営費用(2019年6月10日~2019年12月9日)

 

内訳:

ボランティアスタッフへのサポート費:90万円

電気・水道料金:30万円

文房具費:25万円

事務所経費:5万円

ーーーーーーーーーー

合計150万円

 

※本プロジェクトの実施予定場所の情勢によっては、プロジェクトの実施時期や内容に遅れや変更が生じる可能性がございます。非常にチャレンジングなプロジェクトになりますが、その点をご理解のうえ、ご支援をお願いします。 また、変更などが生じる場合には適宜、 新着情報やメッセージなどでご連絡いたします。(富山学校)

  


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