成立

タンザニア農村部の子どもたちに移動図書館で命の授業を届けたい

タンザニア農村部の子どもたちに移動図書館で命の授業を届けたい

支援総額

3,658,000

目標金額 3,500,000円

支援者
230人
募集終了日
2015年12月7日

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2015年10月25日 08:53

ビアトリスのメッセージ

みなさまこんにちは、プロジェクトコーディネーターの新福です。

 

前回に引き続き、タンザニア人が子供達に語りかける動画制作の裏話です。

 

2人目に動画出演を引き受けてくれたのは、今年タンザニアから留学してきたビアトリス。思春期教育も行い、女の子に進学や将来の夢を考えて欲しい思いもあったので、女性にもぜひ語って欲しいと思っていました。

 

動画撮影当日、おめかししてきたビアトリス。

内容を先に説明しておいたところ、わざわざ言いたいことをノートに書き出してきてくれていました。

 

 

彼女も決して裕福な家に育った訳ではありませんが、タンザニアで一番大きな都市、ダルエスサラームで教育を受けました。彼女のお母さんもずっと働いていた女性で、彼女のお母さん世代ではそんなに多くない、大学院進学まで果たしていました。

 

そんなお母さんの背中を見て育った長女のビアトリス。

6歳から、働くお母さんに代わり、弟と妹の世話をしながら、夕飯も自分で作っていたと言います。

 

小学校・中学校の成績が良かったため、Kilakala女子高等学校(タンザニアではアドバンス・セカンダリー・スクールと言います)に進学が決まります。その女子校は、成績が優秀な先鋭だけが選ばれて入れるのだそうです。

(前回のMoshiさんは、そういったエリート男子校に行っていました)

 

ここまで来ると、将来の道は大きく開けます。

彼女は国立随一のムヒンビリ健康科学大学に進学しました。タンザニアでは、国立大学の場合、一般的に奨学金を得て進学します。中学校までに良い成績であれば、その後はすごく裕福ではなくても、更なる進学のチャンスが得やすくなるのです。

 

彼女は大学で看護師・助産師の資格を得ます(タンザニアでは一般的にこれらの資格は分かれていません)。その後、臨床を数年経験の後、ウガンダのマケレレ大学にできた、修士課程、助産・ウィメンズヘルスコースの進学に選ばれます。(新設コースに、ムヒンビリから2人の奨学金枠に選ばれる)

 

その後、大学教員を経て、博士号を取りに、授業料・生活費全てカバーされた日本行きのチケットを受け取るのです。

 

 

彼女は子どもたちに語りかけます。

 

「いい子たち。教えてちょうだい。あなたの将来の夢は何?将来の夢を叶えるために、何から始めたら良いと思う?私がこれまでやってきたことで、自分の夢を叶えるのに役立ったことをお話しします。」

 

「まず第一に、自分が何になりたいのかを見つけること。そして、その夢を頭に留めるだけじゃなくって、どこかに書いておくこと。大きな紙に書いて、壁に貼っておくの。そうすると、毎日見ることができるでしょう。毎朝その紙を見れば、あなたが将来何をしたいのかを思い出して、今何をしなければならないのかを考えるきっかけになるでしょう。」

 

「もう一つ言いたいのは、教育は人生を開くということ。毎日勉強していくなかで、様々なことに気がつくでしょう。その気づきが、人生を助けてくれるの。そして人生を先に進めてくれるでしょう。」

 

「後は、その時一瞬一瞬を無駄にしないと言うこと。学校に行ったら勉強をして、遊ぶ時はとことん遊んで、食べる時は健康のためにしっかり食べる。そうやって一瞬一瞬を無駄にしないことが、将来の夢につながっていくから。」

 

ビアトリスが最後に写っている、プロジェクトビデオはこちらから。
(ウフルー号に搭載する動画では、上記のことをスワヒリ語で語っています。)

 

動画を撮り終わってから、彼女はメールをくれました。

 

「こんな機会を与えてくれてありがとう。とってもいい経験になったわ。」

 

 

彼女の姿をみて、「自分もあんな風になりたい」「自分にもできるかもしれない」「彼女の言う通り、まず何になりたいのか考えよう」という子どもたちが出てきてくれると嬉しいなと思います。

 

 

ビアトリス、アサンテサーナ(どうもありがとう)!!

 

****************

 

今日はとうとうウフルー号報告会の日です!(14時から東京ミッドタウンにて)

当日参加も若干名可能です。

ビアトリスも登場予定!

 

詳細はこちらから。

ご連絡を取りたい方は、uhuruc4e@gmail.comまでメールをお願いします。

プロジェクト達成に向けて、ますます盛り上げていきましょう!

ウフルー号プロジェクトメンバー一同

 

リターン

3,000


【本を読むたびに「ウフルー」を思い出せるしおりを】

【本を読むたびに「ウフルー」を思い出せるしおりを】

1. 現地のこどもたちからのThank youレター
2. タンザニアの写真で作った本のしおり
3. 年次報告書

支援者
120人
在庫数
制限なし

10,000


【「ウフルー」館員であることをお知らせできる名刺を】

【「ウフルー」館員であることをお知らせできる名刺を】

3,000円の引換券に加えて
4. 移動図書館ウフル―号のシルバー館員名刺(100枚)

支援者
74人
在庫数
制限なし

30,000


【タブレットにお名前をつけ、子どもたちにお届け】

【タブレットにお名前をつけ、子どもたちにお届け】

3,000円の引換券に加えて
4. 移動図書館ウフル―号のゴールド館員名刺(100枚)
5. 報告会へのご招待
6. 子供たちの使うタブレットにお名前掲載
7. FacebookやHBに館員としてお名前掲載

支援者
32人
在庫数
制限なし

100,000


【ウフルー号にお名前を残します!】

【ウフルー号にお名前を残します!】

3,000円の引換券に加えて
4. 移動図書館ウフル―号のプラチナ館員名刺(100枚)
5. 報告会へのご招待
6. 子供たちの使うタブレットにお名前掲載
7. FacebookやHBに館員としてお名前掲載
8. 移動図書館ウフル―号にお名前を大きく記載!

支援者
9人
在庫数
制限なし

300,000


【企業・団体様向けコース】

【企業・団体様向けコース】

3,000円の引換券に加えて
4. 移動図書館ウフル―号のスター館員名刺(100枚)
5. 報告会へのご招待
       (協賛企業様へは別途で報告会を開催します)
6. 子供たちの使うタブレットにお名前掲載
7. FacebookやHBに館員としてお名前掲載
8. 移動図書館ウフル―号にお名前を大きく記載!
9. 協賛企業としてロゴや社名をウフルー号にて宣伝

支援者
1人
在庫数
制限なし

1,000,000


【実際にウフルー号に乗って村に行ってみませんか?】

【実際にウフルー号に乗って村に行ってみませんか?】

3,000円の引換券に加えて
4. 移動図書館ウフル―号の一日館長証
5. 報告会へのご招待
6. 子供たちの使うタブレットにお名前掲載
7. FacebookやHPに館員としてお名前掲載
8. 移動図書館ウフル―号にお名前を大きく記載!
9. 協賛企業としてロゴや社名をウフルー号にて宣伝
10. 現地NGOスタッフの歓迎のもと、
  1日館長となって村を回れるようアレンジいたします。(現地までの渡航費は自己負担となります。)

支援者
0人
在庫数
制限なし

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