孤児院を訪問しました！

こんにちは！事業担当をしている太田です。これまでは、日本から事業のサポートを行っていましたが、4月からは、ルーマニアを訪れ、吉野とともに事業の運営に携わっています。 

 

ルーマニアに到着後、早速、今後の事業の打ち合わせやクラウドファンディングにご協力いただいた皆様へのリターンの打ち合わせのため、提携団体Fight for Freedomが受け入れる孤児院の一つを訪問しました。 

 

孤児院の職員の方との打ち合わせだったのですが、打ち合わせ前に子どもたちの様子も見させてもらいました。 

 

ここの孤児院は、１歳から６歳くらいの年齢の低い子どもたちが暮らしています。食事やお昼寝、遊びの時間など年齢ごとに決められたスケジュールに合わせて生活をしており、私たちが訪問した15時ごろは、ちょうどお昼寝から目覚め、室内で体を動かしながら童謡などを歌っている時間でした。 

 

親と離れて暮らす子どもたちにとって、大人の訪問はとても嬉しいことのようで、私が部屋に入った途端に「ママー！！！」と大声をあげながら、キラキラした笑顔で多くの子どもたちが抱き着いてきてくれました。その後も代わる代わる膝に座っては、たくさんお話をしてくれる子どもたちの様子に胸が熱くなりました。

 

孤児院の子どもたち。歌もプレゼントしてくれました。

 

この孤児院で暮らす子どもたちの背景は様々です。今回のウクライナ危機が始まる前から親がいなかったり、一緒に暮らせなかったりする子。障害を抱えている子や、今回のウクライナ危機により、政府が前線地域から子どもたちに避難を促した際に、理由があって前線を離れられない親が、苦渋の決断で孤児院に子どもを託したりしているそうです。 

 

私たちは、この子どもたちのお父さん、お母さんになることはできませんが、親と離れて暮らす分、たくさんの愛情を周りの大人たちから受けて伸び伸び育ってほしいと感じました。そして、その愛情を注ぐ大人たちの一人として、私たちも子どもたちに寄り添いたいと思います。 

 

ぜひ皆さんも、私たちと一緒に子どもたちの成長を見守っていただけると幸いです。