Voice Retrieverの開発で、自分の声を取り戻す体験を!
寄付総額
目標金額 3,000,000円
- 寄付者
- 569人
- 募集終了日
- 2021年11月25日
命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!
#子ども・教育
- 現在
- 32,371,000円
- 支援者
- 2,028人
- 残り
- 43日
車いすユーザーの社会参加を応援する!WheeLog!サポーター
#観光
- 総計
- 137人
認知症による生きづらさに伴走するプロジェクト。家族も本人も笑顔に
#医療・福祉
- 現在
- 1,951,000円
- 寄付者
- 150人
- 残り
- 29日
ウクライナ危機|女性や子どもが自ら未来を描くために継続的なご支援を
#国際協力
- 現在
- 2,100,000円
- 寄付者
- 85人
- 残り
- 43日
山陰の肝移植再開プロジェクト!―若手医療者・外科医育成―
#子ども・教育
- 現在
- 8,492,000円
- 寄付者
- 242人
- 残り
- 14時間
英霊の「みこころ」とご事蹟を後世へ|靖國神社遊就館改修にご支援を
#地域文化
- 現在
- 40,622,000円
- 支援者
- 1,814人
- 残り
- 14日
ワンラブ助っ人募集中!|ルワンダでずっと義足を作り続けるために!
#国際協力
- 総計
- 89人
プロジェクト本文
第三目標達成の御礼と、今後いただくご寄附について
500名を超える多くの皆様のおかげで、第三目標の1800万円も達成することができました!
Voice Retrieverは機能面、つまりとりあえず使用できる機器としてはある程度ゴールが見えた状態からのスタートではあったものの、まさかここまで来れるとは思っていませんでした。本当にありがとうございます!
今後いただくご寄附も、もちろんこれからのVoice Retrieverの研究開発のために有効に活用させていただき、“楽しいミライ”への足取りを加速していきます。
最初は正直ファーストゴール達成できるものだろうか……と思っていましたが、ご支援が増えていくのを目の当たりにし、このクラウドファンディングを通じて知り合いや仲間が日に日に増えたり、旧知の方と再度やり取りができるようになったり、全く違う分野の方ともやり取りが発生したり、本当に楽しい時間を過ごさせていただいています。
毎日それこそワクワクです。これからもがんばりますので、東京医科歯科大学、摂食嚥下リハビリテーション学分野、戸原・山田とTeam Voice Retriever、そして仲間たちをお見知りおきのほど何卒よろしくお願いいたします。
クラウドファンディングも残り数日となってまいりましたが、引き続きよろしくお願いいたします。
2021年11月22日
東京医科歯科大学 摂食嚥下リハビリテーション分野
戸原 玄/山田大志
さまざまな理由で声を出せなくなってしまった方々との出会いがきっかけで、私たちが開発を進めている「Voice Retriever(ボイス レトリーバー)」。口の中で音を鳴らし、話すように口を動かすことで、「声」を出すことやコミュニケーションをサポートするためのものです。声を取り戻すことへの願いを込めて名付けました。
この「Voice Retriever」の開発を止めることなく、さらにスピードアップするために、実証研究などに必要となる費用について、この度ご寄附を募ることといたしました。
▼実際にVoice Retrieverを使って挨拶をしてみました!17秒の短い動画ですので、ぜひご覧ください
声を出さないため、飛沫は最小限になっております。詳細はページをご覧ください。
私たちが、今回のクラウドファンディングに挑戦する理由は大きく2つあります。まず、私たちの思いとは裏腹に研究費のサポートが得られず、研究開発に必要な資金が不足していること、そしてもう1つ、私たちの「Voice Retriever」をさらに多くの方々に知っていただきたいということです。
皆さまのご寄附と応援が、これからの開発の原動力になります。さらに、拡散などもお願いできれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
このページを開いていただいてありがとうございます。東京医科歯科大学 摂食嚥下リハビリテーション学分野 教授の戸原 玄(とはら はるか)といいます。
私は歯科医師なのですが、歯を削ることはほとんどありません。私がいつも接している患者さんは、何らかの病気や事故などによって、口から食べること(=摂食)と飲み込むこと(=嚥下)がうまくできなくなってしまう摂食嚥下障害(せっしょくえんげしょうがい)に悩む患者さんです。20年ほど前に、在宅の訪問診療のアルバイトで摂食嚥下障害の方を診療しはじめて以来、ずっと力を入れています。
摂食嚥下障害の原因はさまざまです。脳卒中や神経の病気などによって、口やのどの筋肉がうまく動かなくなり食べられなくなることがあります。また、そういう病気がない方でも、長期の入院による寝たきりなど、弱ってしまうだけで食べられなくなることも多くあります。
口から食べられなくなってしまったら、管を使って栄養を摂ることになってしまいます。摂食嚥下障害をもつ方々に、もう一度「口から食べる楽しみ」を感じていただけるように、在宅や施設に訪問診療をして患者さんをみています。場合によっては歯以外のところ、例えば行動などにも目を向けながら、患者さんにとって近道となるようなリハビリを行っています。
ある調査では、要介護の高齢者のおよそ5人に1人(18%)に摂食嚥下障害がある、とされています(出典1)。また、要介護・要支援の認定者数は2021年2月末現在で666万人(第1号被保険者のみ)であり(出典2)、そのうちの18%と試算しても、摂食嚥下障害の患者数は約120万人にのぼります。しかし、摂食嚥下障害は高齢の方に限ったものではないので、実際の患者さんはさらに多いと推測しています。
出典1:平成17年度北海道健康福祉部「要介護高齢者に対する摂食嚥下障害者対策実施調査」
出典2:厚生労働省「介護保険事業状況報告月報(暫定版)」平成12年4月分~令和3年2月分
摂食嚥下障害を持つ患者さんの中には、口から食べられないだけではなくて、声が出せない方もおられます。のどのがんの手術などでのどを取ってしまわれた方、または気管切開といって、気管に穴をあけている方などが、声が出せなくなってしまいます。
口は話すときのように動かせるのに、声が出せない。それだけでコミュニケーションはかなり困難になってしまいます。そういった方々と接する中で「私たちも何かできないだろうか?」とずっと考えてきました。これが「Voice Retriever」開発のきっかけです。
「Voice Retriever」のお話に入る前に、まずは私たちが「声」を出す、つまり「話す」ための身体のしくみについて、触れておかねばなりません。声を出すとき、のどから口にかけては、以下の流れで声ができあがります。
① まず、のどにある声帯で、原音が作られます。
② のど〜口を通過する際に、音色(母音、音の高低)が変えられます。
③ さらに口の動きでアクセント(子音)が付けられます。
④ それらが繰り返されて、いろいろな音、つまり言葉が作られます。
手術などで声帯が取除されてしまい、①の原音を鳴らすことができなければ、口をいくら動かしても、話すことはできなくなってしまうのです。
現在、声を失ってしまった方々が機械の力を借りて声を出す場合には、「電気式人工喉頭」と呼ばれるものを活用しています。これは、声帯から原音を鳴らすことができない方々が、振動音を鳴らす機械をあごの下にあてて、口を動かして声を作り出すものです。
一方で、音の鳴る機械をのどの外からあてるために、聞く側にとって原音自体が大きく聞こえてしまい、どうしても聞き取りづらいことや音が人工的なこと、習得には練習を要すること、話すときに必ず機器をのどに当てる必要があることなどといった特徴があります。私たちの「Voice Retriever」は、原音を体内で鳴らし、患者さんにもより使いやすく、かつ、患者さんと接する方々などにもより聞き取りやすい「声」を目指して、開発を進めています。
さて、いよいよ本題の「Voice Retriever」について解説します。この「Voice Retriever」という名前は、私たちの「声を取り戻す」ことへの願い、その英語からとって名付けました。実際に声帯から発話する能力を取り戻せるものではありませんが、自身の声で話す体験に近い発話・会話ができる機能を備えた器具を目指して、開発と改良をしています。
使い方はいたって簡単で、マウスピースで前歯の裏側にスピーカーを仕込んで、外部の音源をそのスピーカーにつないで、口の中で音が鳴っている間に口を動かして話す、ただそれだけです。
「Voice Retriever」は、10年以上前から私の頭の片隅にあった「体内で音を鳴らして口を動かせばいいのでは?」という構想が、大学院生の山田との出会いがきっかけで形になったものです。これまで二人三脚で作成を進めてきて、写真にある外部装置も山田が作り上げてくれました(試作段階のほぼ完成品バージョンで、特許の出願も済ませています)。
ある日の夜、山田がニコニコしながら「出来ました!」とこの装置を持ってきました。話すのを聞いてみた瞬間、「すごいね!!!」と、とても驚きました。思ったよりもはるかに出来がよく、ワクワクしたのを今でも覚えています。
また、なんとか抑揚をつけられないかということで、オタマトーン(©︎MAYWA DENKI、販売元:(株)キューブ)というトイ楽器とつないだところ、かなり自然な発声に近づけることもできています。この改良型を5月にTwitterでご紹介したところ、とても大きな反響をいただきました。
▼Twitterにアップし反響があった動画です。20秒の短い動画ですので、ぜひご覧ください!
録音した声を口の中で鳴らすので、ご自身の声がどこかに残っていればそれを使うこともできます。抑揚が簡単につけられますし、何よりも楽しんでいただけるのではないかと思います。
試作機はほぼ完成し、何人かの患者さんにお試しいただいていて、評判はとてもよいです。口が動かせる方であれば、装着直後からうまく使える方がかなり多いことも特徴の1つです。ボタンさえ押せれば使うことができます。声を取り戻した喜びから、一瞬で患者さんの雰囲気が明るくなるようなことも経験しました。
実際に「Voice Retriever」を使っていただいている患者さんの声をお届けします。
▼声がだせなかった患者さん。目をつぶって聞いてもなんて言っているかわかるかと思います。40秒ほどの短い動画ですので、ぜひご覧ください。
まずは、「Voice Retriever」を使うとよりよく話すことができるようになる、という科学的な検証を始めていきます。現在は機材を使ってひとつずつ手作りで作っていますが、研究のために量産できる最低限の準備も整えていきたいと思っています。
今回いただくご寄附の使いみち
■ 第一目標金額:300万円
■ 資金使途:
3Dプリンタなどの機器 120万円
パーツなどの消耗品 50万円
制作のための外注費用 50万円
クラウドファンディング手数料 45万円
大学事務手数料 15万円
今回のプロジェクトでいただくご寄附を、2022年5月末までに「Voice Retriever」の実証研究のために活用させていただくことをもって、本プロジェクトの実施完了とさせていただきます。
可能であれば3年計画で進めたいのですが、まずは初年度のご協力になにとぞお力添えを頂きたいと思っています。
また、第一目標金額を超えてご寄附をいただくことができた場合には、来年度以降、さらに装置を改良してもっと使いやすくすることを目指して、活用させていただきます(詳細は下記をご覧ください)。
Step1(2021年度):実証研究へ向けて
初年度の目標は、当方での量産化および実証研究です。研究開発に必要となる機器をそろえるだけではなく、「Voice Retriever」を使うとよりよく話すことができるようになる、という科学的な検証をしていきます。
実際に論文として出すには数年かかりますが、まずは準備段階に対するご寄附を募ってまいります。装置の改良については、オタマトーンの株式会社キューブさん、©️MAYWA DENKIさん、そしてESPさんとも相談して進めたいと考えています。
Step2(2022年度):機器の改良と量産化を
次年度も継続が可能であれば、更に自然な音と使い勝手を目指して、さらなる機器の改良と量産化を行いたいと思っています。口腔内装置、外部装置ともにまだ改善の余地があります。
東京医科歯科大学には医療系の学部しかありませんので、東工大、東大の先生にご協力・ご助言をお願いする話もすでに進めています。
Step3(2023年度):より「自由」な発声を目指して
実は、簡単には乗り越えられないであろう課題が今のところ2つ見えています。無線化ができるか、そしてなるべく装置を駆使することなく抑揚をつけることができるか、という点です。
3年目の継続が可能であれば、そちらにもチャレンジしたいです。それが完成すると、このVoice Retiever以外にも応用できるような技術を作ることができます。
Step3の課題について調べ始めていますが、実際にはまだ手を付けていないので、どこまでたどり着けるか始めてみないとわからないというのが正直なところです。皆さまからいただくご寄附で、少しでも前に、少しでも早く到達できるように、進めたいと考えております。
※なお、本プロジェクト公開時点において、「Voice Retriever」は薬機法上の医療機器としての開発は想定しておりません。
例えば、現在の「義足」が昔のイメージとは全然違うことはお分かりいただけると思います。むしろ「カッコイイ」って見えませんか?将来的には「Voice Retriever」もそういうところを目指して、多くの方々の「声」と「コミュニケーション」を支える存在になることができればと願っています。
単に「何とか話せた」というのではなく、むしろ「話しているところを見せたい!」、「ちょっと練習して歌でも歌っちゃおう!」と思っていただけるくらいのところまで行かなければ、本当の意味での完成には近づけないと思っています。
私たちが考える「声」は、「話し声」だけではなく「歌声」も含まれます。もはや音楽とも一緒にやらねばですので、先日、世界的に有名なギターブランドのESPさんにもご協力をお願いしに行きました。「ともに頑張りましょう!」という決意の写真です。「Voice Retriever」のことをお話ししたところ最初から盛り上がりました。音楽も医療も、「誰かの思いを支えていく」という点は同じです。
実用化や改良が進めば、声を失った方が歌手デビューするということも、あながち夢ではなくなります。また、声を失われた“あのミュージシャン”にもお使いいただけるような日がきたら、という夢をもっています。音楽は僕らのような研究者にとっても、もちろん大きな支えです。ESPさんにも継続的にご相談させていただいて、音楽の中での着地点も見つけていきたいと思います。
また、今まで触れてきませんでしたが、コミュニケーションをとるなら口の動きをAIに覚えさせてコンピューターから人工音声を出せばよいのではないか、という考え方もあるかもしれません。しかし話すときに音が体内で鳴っている感覚は、おそらく代えがたいはずです。話すときに振動を感じられるという、そういったアナログな部分も実は大事にしたいと思っています。
さらに、声を出して会話するのが新型コロナウイルスの感染の原因になるのであれば、感染対策も視野に入れられるのかもしれません。声を失った方が活躍するのはもしかしたら今なのではないかとすら思っています。下記の動画の前半は山田が普通に話しているとき、後半はVoice Retrieverをつかって話しているときの飛沫の状況です。もちろん一人だけの結果なのではっきりしたことは言えませんが、かなりの差が見て取れると思います。
▼35秒ほどの飛沫実験の動画です
声が出せずお困りの方、多くいらっしゃると思います。「Voice Retriever」はまだ改良中ではありますが、いつでもお気軽にお声掛けください。口が動かせる方なら、かなりうまくいくと思います。できるだけのことをさせていただきたいと思います。本件とは異なるのですが、もちろん嚥下でお困りの方がいらしたら、その場合にもお声掛けいただければと思います。
歩みだしたばかりの「Voice Retriever」に、皆さまからの応援とご寄附を、どうぞよろしくお願いいたします。
東京医科歯科大学に対するご寄附については、確定申告していただくと税制上の優遇措置を受けることができます。寄附金領収書の発行日はREADYFORから大学に着金がある2022年1月を想定しており、寄附者のみなさまには2022年4月末までに発送いたします。
●個人の皆様
2千円を超える部分については、その超えた金額が当該年の所得から控除されます。
ただし、寄附金の額が総所得金額の40%を超える場合は、40%を限度とします。
詳細情報は以下の文部科学省のホームページをご覧ください。
寄附金関係の税制について(文部科学省ホームページ)https://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/zeisei/06051001.htm
●法人様
寄附金の全額が損金算入できます。
・寄附金領収書のお名前は、ギフト送付先にご登録いただいたお名前となります。ご寄附後にアカウント情報を変更した場合でも、ご寄附時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄附時に入力いただいた宛名と住所に寄附金領収書をお送りさせていただきます)のでご注意ください。
・「Voice Retriever体験」について
2度大学にいらしていただいて、2度目に体験ができます。個数は1個です。新型コロナウイルスの状況次第では、時期などを考慮する必要がでてくるかもしれませんのでご了承ください。また、お持ち帰りはできませんのでご了承ください。
・「謝辞へのお名前掲載」について
論文や学会発表を行うタイミングになるため、プロジェクト終了後、2年などの時間を要します。あらかじめご留意くださいませ。
・「オンライン講座/相談会実施」について
テーマや日程は応相談になります。プロジェクト終了後、支援者様にメールにてご連絡を差し上げますので、ご確認のほどお願い致します。
・ 本プロジェクトのリターンのうち、【命名権・お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、READYFOR利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/#appendix)の「支援契約」にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
ご寄附への御礼と、ネクストゴールへの挑戦について
9月27日に開始した本プロジェクトは、100名を超える多くの皆さまからのご寄附により、わずか2日目にして、第一目標金額の300万円を達成することができました。心から感謝申し上げます。
こんなに早く達成するなんて信じられないとともに、暖かいお言葉の数々、直接のご支援に加えましてお忙しい皆さまからの数多くのシェア、深く深く受け止めております。こんなに「がんばって!」と数多く言っていただいたのは生まれて初めてで、何度も見返してしまいます。
皆さまのおかげで、まずは今年度の実証研究を進めていくことができます。本当に心から感謝申し上げます。これからクラウドファンディング終了までの期間は、来年度(2023年3月まで)にかけて行う予定の「Voice Retrieverの改良」と「さらなる量産化」のため、ネクストゴールとして800万円を目指してまいります。
一日でも早く、多くの方々の「声を取り戻し」、そして今まで考えもしなかったくらいの「楽しい時間」を作るために、私たちは走り続けます。
皆さまには引き続きのご寄附と応援を、どうかよろしくお願いいたします。
2021年9月29日
東京医科歯科大学 摂食嚥下リハビリテーション分野
戸原 玄/山田大志
第二目標達成の御礼と、第三目標への挑戦について
10月11日に、300名を超える多くの方々からのご寄附で、第二目標の800万円も達成しました。皆様のおかげでここまでたどり着くことができました。本当にありがとうございます!!
当初の第一目標の達成が決まってからというもの、心が決まってより自由なアイデアが出せるようになってきている気がしています。医療の枠にとらわれるつもりは最初からありませんが、どれくらい楽しんでいただけるかを一番大事にして、これからもがんばります。
これからクラウドファンディング終了までの期間は、2024年3月までに行う予定の「Voice Retrieverのさらなる改良」(抑揚をいかにつけるか、無線化ができるか、より楽しく、より自由な発声をめざす挑戦)への費用として、第三目標1,800万円を目指します。
第三目標達成まで、引き続き何卒よろしくお願いいたします。
2021年10月11日
東京医科歯科大学 摂食嚥下リハビリテーション分野
戸原 玄/山田大志
- プロジェクト実行責任者:
- 戸原玄
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年5月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
喉頭がんや気管切開などにより声帯の機能を失った方々に声を取り戻すため、教授の戸原玄と大学院生の山田大志がVoice Retrieverを作りました。口の中に入れるマウスピースにスピーカーを仕込んで、外部の音源が出した音を口の中で鳴らしながら話すというものです。 試作機はほぼ完成したのですが、一つずつ手作りで作っているためにまずは量産化ができる体制を整えたいと思っています。 初年度につきましては3Dプリンタなどの機器に120万、パーツなどの消耗品に50万、外注の費用に50万、readyforサポート費用45万、大学の事務手数料15万を想定しています。 もし継続できるようであれば、次年度には機器の改良とさらなる量産化、3年度にはさらなる機器の改良を加え、本当に困っている方々に我々の開発した機器をお届けできるようにしたいと考えています。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 特許出願中であるが、いつ取得できるかは把握できておりません。
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自ら補填予定です。目標金額に届かなかった場合には全額返金いたします。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
戸原玄 49歳男。1997年に東京医科歯科大学歯学部を卒業してから、一貫して摂食嚥下障害を学んで、現在は特に在宅の患者さんのリハビリに力を入れている。リハビリといっても訓練してもらうだけではなく、とにかく楽しく過ごしていただかないといけないので自分たち自身も楽しくいられるように、そして患者さんたちには気合を(^^)、を大事にしています。 山田大志 29歳男。昔から人と違うアプローチでより良く面白いことをするのが好きで、小学校の頃得意科目は図工と理科でした。2019年に北海道大学を卒業し、研修医として東京医科歯科大学病院に勤務することになり、そこで戸原教授と出会いました。嚥下というなかなか多くの歯科医が関わらない分野ということに興味があり、また教授は今まで出会ったどの先生よりも楽しそうで、自分もぜひこんな先生になりたいと思い入局しました。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
ギフト
3,000円
A:3,000円コース
・お礼状(寄附金領収書と同封にて郵送)
・寄附金領収書
※寄附金領収書は、2022年4月末までに送付いたします。領収書の日付は、東京医科歯科大学へ入金される2022年1月の日付になります。
- 申込数
- 176
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
10,000円
B:10,000円コース
・お礼状(寄附金領収書と同封にて郵送)
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にご寄付者様のお名前掲載(希望者のみ)
・寄附金領収書
※寄附金領収書は、2022年4月末までに送付いたします。領収書の日付は、東京医科歯科大学へ入金される2022年1月の日付になります。
- 申込数
- 234
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
3,000円
A:3,000円コース
・お礼状(寄附金領収書と同封にて郵送)
・寄附金領収書
※寄附金領収書は、2022年4月末までに送付いたします。領収書の日付は、東京医科歯科大学へ入金される2022年1月の日付になります。
- 申込数
- 176
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
10,000円
B:10,000円コース
・お礼状(寄附金領収書と同封にて郵送)
・研究報告書(PDF)
・研究報告書にご寄付者様のお名前掲載(希望者のみ)
・寄附金領収書
※寄附金領収書は、2022年4月末までに送付いたします。領収書の日付は、東京医科歯科大学へ入金される2022年1月の日付になります。
- 申込数
- 234
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
プロフィール
戸原玄 49歳男。1997年に東京医科歯科大学歯学部を卒業してから、一貫して摂食嚥下障害を学んで、現在は特に在宅の患者さんのリハビリに力を入れている。リハビリといっても訓練してもらうだけではなく、とにかく楽しく過ごしていただかないといけないので自分たち自身も楽しくいられるように、そして患者さんたちには気合を(^^)、を大事にしています。 山田大志 29歳男。昔から人と違うアプローチでより良く面白いことをするのが好きで、小学校の頃得意科目は図工と理科でした。2019年に北海道大学を卒業し、研修医として東京医科歯科大学病院に勤務することになり、そこで戸原教授と出会いました。嚥下というなかなか多くの歯科医が関わらない分野ということに興味があり、また教授は今まで出会ったどの先生よりも楽しそうで、自分もぜひこんな先生になりたいと思い入局しました。